和泉桂さんのレビュー一覧

バロックの裔~無垢なまなざし~ 小説

和泉桂  梨とりこ 

善良な罪人。

スリにあった青年・良成×スリ・三春

和泉さんの再始動シリーズは大正くらいの日本にどこか似た架空の国・皇國の「バロック」と呼ばれる特殊地域に住む人たちをメインにしたもの。
本を開いた時に1段書きだったのでちょっと驚きました(普段、2段書きが多いので)
でも、その分、サクサクと読めたかな。

バロック育ちの三春。
バロックの住人は大概が裏社会というか犯罪に手を染めていて。
三春の生き…

1

タナトスの双子 1912 小説

和泉桂  高階佑 

高階佑さんの絵だけで既に神でも良いかも…。

高階さんの描かれる外人さんは、本当に美しいっ。
それに加えて軍服とか、それはいっそ罪でしょうってくらい、素敵挿絵。
なので、お話自体には少し点が甘くなってしまうかもしれません。

とはいえ、お話自体もとても好きです。
無理に恋愛にしなくても…と思える感じにストーリーもテーマも深くて重いです。
普通にロシア革命にまつわる小説だと思いながら読んでも、充分楽しめました。

それにしても……

1

ふしだらで甘い誘惑 小説

和泉桂  円陣闇丸 

萌え設定なんですが

やたらとハイスペックな美形攻めとか、年の差とか、どれも萌え設定なんですが、振りが長くて仰々しいせいか、だから、それで? というかんじで、萌えそこねました。

イラストもきれいだけど、特に個性もないキャラのせいか、他の話のイラストと差し替えても問題がないような?
和泉さんならでは、とか円陣さんならでは、みたいな読み応えがなかったのがつまらない。

それこそ、作家の名前を変えて、イラストを変…

0

タナトスの双子 1912 小説

和泉桂  高階佑 

期待はずれ

高階さんのファンなので、中でもドラマCD化される【タナトスの双子】ならハズレはないだろうと期待して上下巻を購入しました。結論から言うと、上巻の半分を読み終わったところで読むのをやめ、飛ばし飛ばし挿絵の部分だけ見て終わらせました。

好みとは少し違ったためかもしれませんが、私としてはマクシムに対しての感情は親愛でいいのではないかと思ってしまいました。
挿絵や設定が魅力的なだけに、残念です。

2

宵星の憂い ~桃華異聞~ 小説

和泉桂  佐々成美 

気持ちは初な男妓!

このお話は、4作目と思いますが、前2作は読んでいます、
どれも、イラストの佐々先生によて、異世界の遊廓が舞台で、
出てくる人物の美敬なこと、幻想的な世界が楽しめる作品で、

どれも、大好きです、つい続けて読んでしまうい話です。

内容は、恋というものを知らない可哀そうな、主人公が
男妓として売られる事件の、相手方が恨みを持って、
客としてくるのだけれど、その弟が主人公に惚れて客とし…

0

主人の本分 小説

和泉桂  松本テマリ 

主従ものの王道なんだろうけど…?

和泉さんは作品によって当たり外れの多い作家だと思うのだけれど、この話は私にとっては「はずれ」の方でした。
話そのものはごく単純な執事×主人の王道もの。
忠義心あふれる溺愛攻めと必死で大人になろうと背伸びする可愛い受け、というところですか。
従×主、年の差、身長差、体格差、美形攻め、可愛い受け、と私の好みばかり散りばめてあったにもかかわらず、話が徹底的に受け付けませんでした。
まず、受けが、…

2

SLOW LOVE 小説

和泉桂  加地佳鹿 

不器用だけど、

不器用な2人が、不器用なりに幸せ゚+。(*′∇`)。+゚を掴もうって、伝わるけど…物足りない。
ゆっくりした時間の流れを体験できるって感じだね!

0

宵待の戯れ~桃華異聞~ 小説

和泉桂  佐々成美 

ショタなのに男前!

攻めが遊郭ナンバーワンの男妓で、受けがお金持ちのお坊ちゃま。
美人攻め×可愛いショタ受けですね。
表紙買いだったので、受けが14歳だということにまず驚きました。
もっとずっと幼いかと。
ぴっかぴか童貞で世間知らずのお坊ちゃまが、初めて訪れた遊郭でトップ男妓に一目ぼれしてしまうお話。
何にも知らない箱入りで女の子みたいに可愛いショタっ子なんですが、これが正味はなかなか男前で、攻めに初めて会…

1

ふしだらで甘い誘惑 小説

和泉桂  円陣闇丸 

たっぷり可愛がってやるよ...

登場人物はほぼ主役の2人のみで話が進められていきました。
メガネにダサい服装の17歳の高校生のちょっとした
シンデレラストーリーって感じかな?

正体を伏せたひとまわりも上のキザな男に、外見も内面も美しく育て
あげられ、ツンツン→デレデレに見事に教育されるわけです。
誘拐犯から守ってもらうため、このキザな「マーケットの魔術師」こと
佐宗慎と17日間一緒に過ごすこととなった淳紀。
い…

0

揺れる吐息に誘われて 小説

和泉桂  緒田涼歌 

表紙と設定買い

表紙イラストと設定が好みだったんですが、おもしろくなりそうなのに、微妙にツボが外れてしまい、乗り切れなかった。非常に残念。

0
PAGE TOP