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和泉桂 高永ひなこ
さるる
シリーズ4作目で最終話になります。 この前の3作、読み進めるごとに、イライラとモヤモヤが募る作品でした。 この4作目は、これまで受視点だけの話だったのが、攻視点だったり、上司の視点だったり、と別の人の視点で語られています。なのに、なぜか、「そうだったのか!」とか、真意が分かって萌える、というようなことは無かったんですよね。 萌えるどころか、呆れて説教の一つもしたくなるようなことばかり…
和泉桂 蓮川愛
ぶりしゃぶ
お話しは文句なく面白かったです。 双子のどっちも可愛くてけなげで、もう少し続編が読みたいと思ったくらい。 っていうか、このシリーズ、どれも面白くて、三作といわず、もう少し続けて欲しいです。 ただ、この本に関しては、とにかく誤字があちこちに散見しててそれがかなり萎えました。 特に名前の取り違えが多く、充が「僕は充の家に引き取られて育った」(引き取られたのは智の家)とか言っちゃってたり、智…
和泉桂 高階佑
さくら☆
ネタバレ
タナトス1912の下巻に当たる今巻。 読んでからだいぶ経ちまして、再読しました。 重くずっしりとしたお話。冷たいロシアの風景を感じるのは前巻同様。 1912にて飛び交っていたそれぞれの愛の形が、終結しました。 レビュアーの皆さまがおっしゃるように、いろんな要素が散りばめられている読み応えたっぷりな一冊です。↓ネタバレレビュー。 一番印象的だったのは、やはりヴィクトールの愛し方でし…
和泉桂 佐々成美
ぼっこ
発売延期になっていた、桃華異聞の第二弾。 今回は第一弾でもちょろっと出てきた莉英が主役です。 言うなれば「みにくいあひるの子」といったところでしょうか(しかし私は「みにくいあひるの子」が最後どうなったかは知らない……)。 前作で出てきたときは高慢で鼻持ちならない美人の莉英。 1ページ目から前作と同じ高慢クオリティで、登場。そんな彼の過去。 幼いころに患った皮膚病の所為で醜いと謗ら…
サガン。
小説リンクス6月号の応募者全員サービスの小冊子。 「それぞれの願い」水壬楓子 「バロックの裔~偽りの花~」のお話。 椿がなんだかかわいいんだけど色っぽいです。 絵もないしそれほど詳細な描写がされているわけでもないのになんだか色っぽさを感じてしまいました。 きっとお風呂が出来たら、そこでもまたいろいろと可愛がられるのでしょうね。 椿は自分の気持ちに素直だ。 もちろん、真神が自分の欲…
和泉桂
もこもこ
前書きの「可愛い表紙に反して中はエロエロ~」というお言葉通りの本でした。 深沢の、誕生日の朝一に見た顔が伏見さんってところが可笑しかった。 誕生日に一番に見たい顔は愛しい和貴であるという、希望をあっさり打ち砕く気まぐれなのかはたまた狙ってなのか、な伏見さん。 深沢の神経をいつも上手く逆撫でしてます。 なんやかんやと和貴を見つけられない度に『おしおきしなくては』と思う深沢の心の狭さ愛…
和貴に伏見の小父様が絡むと、深沢の嫉妬が半端無くなるので、読んでいて和貴がちょっと可哀想になってくる。 初めからこれは3Pモノで決まった以外に受を攻る人物が出てくる、というのはあまり好きではないのですが、和貴に絡む伏見お小父様は大好きです。 とても淫靡ですね。 そして、年嵩なだけあって醸し出す余裕や、深沢のものである和貴に対する伏見のここまでは踏み込むけれどここからは踏み込まない、でも出…
深沢×和貴の話が多く、私はこの二人のお話が好きなので、凄くうれしい総集編でした。 『夜ごと蜜は滴りて』でもそうでしたが、同人誌でも深沢の和貴へ向ける愛は相変わらず執着に充ち溢れ、恐ろしくも濃く深く。 また和貴の深沢に対する執着や、深沢が離れて行ったらどうにもならないという依存的な愛も情が強い。 愛するがゆえの執着のあまり酷く苛めて、厭らしく辱めの言葉を言わせ強請らせる深沢に、やめろ、嫌だ…
CDを聴いてから読みました。 読後感は…一言でいうと、混沌というべきか。 ぐわーっと心を溢れる衝動はあるんですが、実に色々な想いが駆け巡って複雑な心境という意味でカオスです。 この作品にはいくつかの愛の形が出てきます。 恋愛の成就だけを目的とした観点でこの作品を評価すると、まったく適さない。 愛を求めて、彷徨う想いが交錯しているお話です。 そしてそこから付随する様々な感情が、うねる波の…
「夜ごと蜜は滴りて」 ツイッターで時間を追って書かれていた和貴のバースディ話の改訂版というかえち濃い足し版(笑) ツイッターでは追いきれてなかったのでこうして読めてよかったです。 というか、もうことごとく邪魔されているようにしか見えない深沢が面白くて仕方なかったです! 完璧をきそうと綿密に計画を立てているようなのに、ひょいとそれをすり抜けられるというか。 義康はともかく冬貴にまで!! …