和泉桂さんのレビュー一覧

暁に堕ちる星 小説

和泉桂  円陣闇丸 

清澗寺家シリーズ10

清澗寺家シリーズ10!
もう10作目なんて!目をひん剥いてしまいました。

まず、円陣蘭丸先生の美麗な表紙のイラストにドキドキしてしまいました。発売日に購入するなんて、久方ぶりのことです。なんて端麗な表紙!と、目を奪われました。

以下はネタバレです。ご注意下さい。

清澗寺家和貴の養子、貴郁。生の実感がないまま成人し、政略結婚の末に、愛情の通わない妻との形ばかりの夫婦生活を送…

6

宵星の憂い ~桃華異聞~ 小説

和泉桂  佐々成美 

すごく自分と相性悪い作家なだけです。ウン。

古代中国風で、兄弟に愛される美人というパターン。
ちょろっと3Pが出てきます。

いままで技術的にどうよ?って疑問を感じる作家とか、
文体がどうにもこうにも趣味じゃない作家はいたにしても、
ここまでギッシリ書いていて文句なしなのに、合わない作家がいるらしい
ということに今さら気づきましたw タハハッ。
やや凝った雅さのある文章は好きなんだけどね、和泉センセイ。

この人の繰り出す…

1

凍える吐息 小説

和泉桂  梨とりこ 

凍える吐息

とっても私好みのお話しでした。

1

小説ディアプラス創刊50号記念「書き下ろしプチ文庫」 グッズ

皆さんそれなりにお幸せなようで

記念誌的番外編詰め合わせ本のお約束通り、どの作品もその後のふたりの甘あま生活のお話です。
収録されているのは、結構以前に発行されたものから、割と最近発行の物まで15編。
そのうち既読の作品は6本でした。
既読作品でも、結構古めの物が多い感じ。
っていうか、
「あれ?この本ってそんなに以前にでたんだっけ?」
的な、
なんだか、月日の経つのが早いなぁってしみじみしちゃう。
既読作品だと…

3

小説ディアプラス創刊50号記念「書き下ろしプチ文庫」 グッズ

結ばれてもなお、心配は尽きない

一穂ミチさんのみ既読でしたので、大変申し訳ございませんが
『シュガーギルド』番外編のみのレビューとさせていただきます。
(お目当てだったものでw)


『sugar and spice』
達生の部屋で寛ぎながら、何気なく車買おうかな、と和がもらした一言で
思わぬ冷戦状態になる二人。
自分の車ってやっぱりいいなと言う和に対して
「原油は上がってるし、維持費もかかる。寮には駐車場…

5

凍える吐息 小説

和泉桂  梨とりこ 

めんどくさい人たちなのね…

和泉センセイはどうも苦手なんだが、3P・複数ってことで購入。
うーむ。たしかにそれっぽいシーンはあるけど、厳密には3Pではない。

かつての九龍城@香港を彷彿とさせる魔窟、「バロック」1番の詐欺師vs
お堅い貴族のおぼっちゃま、ということになるんだが、
二人とも面倒くさすぎる。
なんで、恋愛やセックスをするのに、いちいち征服だの屈服だの
考える必要があるのかわからない…。

ま、…

2

半月 -EROTIC ZONE-(合同誌) 小説

木原音瀬  水壬楓子  和泉桂 

『ふたなり』がテーマの合同誌。

木原音瀬さん・和泉桂さん・水壬楓子さんの(コミケでスペースが横並びになった記念の)合同同人誌です。
『ふたなり』をテーマにそれぞれ短編を書かれています。

木原さん『真夏の国境線 ~奇襲~』
和泉さん『パラケルススの純愛』
水壬さん『花』


水壬さんだけを目当てに買った(読んだ)ので、感想も水壬さんのみで失礼します。←あくまでも作家買いの一環なんです。そもそも『ふたなり』好みでも…

4

薔薇と執事 小説

和泉桂  花小蒔朔衣 

意外と良い子だったのね

前作「百合と悪党」の完全なるスピンオフ、BL版王子と乞食の乞食の方の話。
前作でお坊ちゃまのジルが騙され、容姿が瓜二つだったことから数日間の
暇つぶしの娯楽みたいに入れ替わることになり、ジルは全をルネに奪われる。
ルネとジルの執事でもあったヴァレリーの裏切りの真相が明らかになります。

前作では萌えどころを探せなかったのですが、今回は悪党のルネが意外に健気で
入れ替わったのも自分が贅沢…

4

主人の本分 小説

和泉桂  松本テマリ 

キャラが微妙で残念!

タイトルやカバーイラストの雰囲気からも分かるよに、主従逆転モノです。
ただ、まだ15歳のご主人様で、執事が27歳くらいの設定と、松本先生の可愛らしい絵柄が、逆にショタものの雰囲気も醸し出しているかと(笑)
その辺は苦手ではないので大丈夫だったんですけど…
今回は、作品自体があまり自分にはあいませんでした。

執事の入江 × 高校生&御曹司の末月の年の差&年上攻めもの。

末月が五歳の…

1

薔薇と執事 小説

和泉桂  花小蒔朔衣 

私には合いませんでした。

前作のジルとダニエルのカップルはそこそこ好きだったので、今作でルネとヴァレリーをすきになれればなーと思って頑張って読みましたが、全く萌えませんでした。
和泉桂先生は私にはかなり当たり外れのおおきい作家さんなのですが、今作は大外れ。今までの作品の中で一番肌に合いませんでした。
たとえラストで和解してようとも、他人の不幸の上で堂々とイチャイチャしてるカップルは流石に好きになれません。

結果…

6
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