和泉桂さんのレビュー一覧

恋は引く手に好手あり 小説

和泉桂  梨とりこ 

とても悲しいきもち

文体は読みやすいし、おかしな日本語、文章もないし、ベテランの安定感はありましたが、内容がどうにもこうにも・・・・・・・将棋萌えなんですか? 先生が? そのおもしろさは伝わってこなかったです。対局をかけ、と思いませんが、棋士を別の職業に変えても平気そう。
攻めも、受けも、つかみどころのなくて萌えもなく。
キャラクターや設定、エピソードはいいのに、だらだら並べるだけで、ラストでエッチしていればいい…

1

恋は引く手に好手あり 小説

和泉桂  梨とりこ 

先生の将棋愛?

大好きな梨先生と久しぶりの和泉先生というカップリングだったので楽しみに手に取ってみました。なんだけど、私が将棋にまったく興味がない(涙)。将棋に対する思い入れがない分、シンクロ率が格段に堕ちてしまったと思われます。先生ごめんなさい、中立です・・・そんなにコミカルでもあまあまでもシリアスでもないですが、将棋好きな方はきっと嬉しいんじゃないかなあ。地雷は思いつきません。書き下ろし本編320P弱+先生の…

5

子爵と冷たい華 小説

和泉桂  円陣闇丸 

自立する厚み!読み応え!

あ"あ"あ"あ"ぁ"ぁ"……。
これ読めただけで幸せです、書いて下さってありがたや、ありがたや、と五体投地礼したいくらい感動に打ち震えました。

もう何だかどこから書いても何言っても最大級のネタバレになりそうなので、清澗寺家シリーズ好きな方は是非何も考えずに兎に角買って読んで下さい!! という気分です。
清澗寺家好きなら寧ろ買わず…

5

半月 -EROTIC ZONE-(合同誌) 小説

木原音瀬  水壬楓子  和泉桂 

両性具有

「群衆」という「モブ姦」をテーマにした、本書と同じメンバーによる合同誌を読了後に、Amazonにオススメされて手に取りました。

こちらは、「両性具有」がテーマです。

神評価にしましたが……
正直な感想としては、別に両性具有にしなくてもいいんじゃない?というもの。

特に、後半の2作品。
和泉さんと水壬さんの作品。
ストーリーは、ものすごく良かったんですけどね。

逆に、木…

3

群衆(合同誌) 小説

和泉桂  木原音瀬  水壬楓子 

モブ姦のアンソロジーって!

この本の存在は、木原音瀬さんの作品として、随分前から知っていました。
表紙の雰囲気からでしょうか?
なぜか非BLと思い込んでいて、手に取ることはなかったのです。

この際、読んでみようとDLしてみたら……
作家買いしている和泉桂さん、水壬楓子さんの名前が。
そして、モブ姦 の文字。
そうです、モブ姦アンソロジーだったのです。

なんてこった!
こんな大好物な作品をスルーしていた…

3

タナトスの双子 1912 小説

和泉桂  高階佑 

ストーリーは面白いが、肝心のBL面が弱くて残念

この小説は帝政ロシアの時代に生き別れの双子が、革命にまつわる対極的な立場で運命的に再会する事から物語が動き出します。ストーリーは王道中の王道です。帝政ロシアの時代考察や風俗も調べられていて、その時代のロシアの空気感が伝わり、先も気になる展開で面白かったです。舞台となったサンクトペテルブルクという美しい街にも興味が出てきて、行ってみたくなりました。

ただ不満な点もありました。この上巻…

2

タナトスの双子 1917 小説

和泉桂  高階佑 

もう少し救いが欲しい・・・

ひゃーな所で終わった「タナトスの双子1912」の続き。1912で書き損ねましたが、裏表紙と表表紙は1枚の絵になっていて、裏にはそれぞれの攻めがいる構図になっています。

1912では、1912年、1913年のエピソードが書かれ、当巻では1914~1917が という時系列になっているお話。後半になるにつれ甘くなるんじゃないの という予想を裏切り、最後の最後まで、どえりゃーシビアなお話で終わってしまい…

1

タナトスの双子 1912 小説

和泉桂  高階佑 

2冊まとめて読まないと!

ちょっと前に答姐で「季節感あるお話」とご紹介いただいていた記憶のある本。タナトスとはギリシア神話に登場する「死そのものを神格化した神」だそうで。本当にその印象通りの、シリアス路線まっしぐらなお話でした。舞台が主にロシアなので、めちゃ寒い。しまった冬に読むんじゃなかった と思います。1912,1917の2冊同時発行だったみたいで、これは是非2冊横に並べて、表紙の美しさをまずご堪能いただきたいです。本…

1

小説リンクス3周年記念小冊子 グッズ

表紙イラストをイメージした小説ショート6作品

小説リンクス3周年の軌跡、表紙イラストをイメージした小説ショート6作品(いずれも表紙込み6ページ)、既刊一覧(2003年2月~2006年3月発行分)。二段組5ページの文量で、番外編でないオリジナルストーリーが収録されている豪華な小冊子でした。

柊平ハルモ「アニバーサリー」 イラスト:蔵王大志(「アニバーサリー」特集)
幼馴染から恋人になった二人。裸リボンの表紙イラストに相応しく、バレンタイ…

0

小説リンクス4周年記念プレシャスBOOK グッズ

表紙イラスト等につけた小説ショート12作品

カラーイラスト見て、それにつけられた小説を読んで、先生方のコメントを読んでまた読み直す…と繰り返ししました。
イラストを描かれた先生の当時の心境、小説を書かれた先生の思いが楽しい小冊子でした。

「美しき獣たち」佐倉朱里 イラスト:円陣闇丸(テーマ「帝王」)
首長国の若き首長×山岳民の族長。神として捧げられた若者をさてどうするか…という話。

「恋も色づく春の夜に」杏野朝水 イラスト…

0
PAGE TOP