六堂葉月さんのレビュー一覧

海賊王は虜を愛す 小説

六堂葉月  前田紅葉 

もうちょっとツンデレらしく!

 大和の国での貴族としての地位を守るために、室菱美邦は自らを商品として、富豪が集うオークションに出品し、落札した男の愛人となることを決意した。
 オークション会場は船の上。
 陸では様々な国の法律で規制されてしまっていることでも、海の上には国境はなく、それを取り締まる法律もない。
 富豪たちは、船の上で陸ではできないことをやっているのだった。
 美邦が自身を売りにかけたのも、そんな闇オーク…

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吸血鬼王と淫らな契約 小説

六堂葉月  明神翼 

腐男子ヴァンパイア☆

巷でプチ流行中の(?)腐男子攻め。
しかし、普通の本と違うのは
本書の攻めは吸血鬼で、
愛する受け(小説家)の仕事のため
ガチでBLを研究するという点。
暇人すぎる吸血鬼とか、メタ的なBLネタとか
何かとシュールで面白い一冊です☆


売れない小説家・英春(受け・童貞)。
ある日、飼い猫のランディが黒髪の美男に変身。
じつはランディ(攻め)は吸血鬼一族の王で…。

あらす…

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ケダモノへ愛をこめて 「ケダモノ」シリーズ完結記念小冊子 グッズ

完結記念小冊子

『ケダモノ』シリーズ全サ小冊子です。

サイズも装丁も文庫とお揃いで、表紙カラーイラストはシリーズ1作目『まるで~』、裏表紙カラーイラストは旧版(リーフノベルズ)の9作目『恋の~』のものになっています。

内容は、大半が過去の同人誌再録の番外編SS12編と、あさとさんのショートコミック4編、プラス小ネタアレコレ。イラストラフやキャラクターのその後のコメントも。

それぞれ10ページ前後…

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ラブチェア 「ケダモノ」シリーズ記念ペーパー グッズ

あまあま×2CP

『ケダモノ』シリーズ全10巻刊行記念の番外編ペーパーです。

本編終了後1か月半(文庫のSS『Like a beast』の1か月後?)。

李(今は『廣』徳文の名に)は、香港マフィア・龍牙の後継者となっています。
ボスの不在に組織を取り仕切る李の元へ、無事に結ばれた恋人・秀華がやって来ます。相変わらず主従関係はそのままに、でも以前とは別人のように秀華を大切に扱う李。ボスの椅子を勧める李に…

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ケダモノから愛をこめて 小説

六堂葉月  あさとえいり 

2CPそれぞれのハッピーエンド。

『ケダモノ』シリーズ10作目です。全10巻完結シリーズの最終巻。
前巻『恋のケダモノ』から引き続きのストーリーです。

『恋の~』は、メイン・サブCPの同時進行には違いなくても、主にサブCPの秀華(一明の従弟)と李(秀華が片想いしている一明の父親の秘書)の関係にスポットを当てていたので(決着ついてなくてこちらに続いてます)、一明と連太郎サイドは謂わば『問題提起』だけって感じでした。

も…

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恋のケダモノ 小説

六堂葉月  あさとえいり 

切ない恋の行方は・・・

『ケダモノ』シリーズ9作目です。全10巻完結シリーズなので、あと1冊ですね。

こちらを読む時は、次の最終巻『ケダモノより愛をこめて』も用意した方がいいと思います。事実上、2冊引き続きで『最終巻上・下』的な感じですから。


表紙イラストからして、サブCP(とはいえ、前巻までには出来上がってないけど)の秀華(一明の従弟)と李(秀華が片想いしている一明の父親の秘書)なのでこちらが中心なん…

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ケダモノは甘く招く 小説

六堂葉月  あさとえいり 

『素敵な海外プレー』

『ケダモノ』シリーズ8作目です。

イギリスへの新婚旅行編。
大学3年生の夏、連太郎(受)は就職活動のためにスーツを買い、クーラーのある一明(攻)の歯科医院で着替えて、一明にスーツ姿を見せるんですが、ネクタイの結び方を教わっていたのが怪しい雰囲気に。
抵抗する連太郎の手をネクタイで縛って(またしても)おしおきH・・・

個人的にメインキャラクターの一明(攻)と連太郎(受)がまったく好み…

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蜜月のケダモノ 小説

六堂葉月  あさとえいり 

里帰りとプロポーズ、一方・・・

『ケダモノ』シリーズ7作目です。

このシリーズは決してキライじゃないし、結構面白いと思っているんですが、個人的にメインキャラクターの一明(攻)と連太郎(受)がまったく好みじゃないんですよね~。

こちらは、本編が2部構成になっています(『蜜月のケダモノseane 1』と『蜜月のケダモノseane 2』)。

『seane 1』
連太郎は、お盆休みに浜松の実家に帰省します。そこへ…

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ケダモノと呼ばれる男 小説

六堂葉月  あさとえいり 

ケダモノから見た・・・

『ケダモノ』シリーズ6作目です。

う~ん、このシリーズは個人的にメインキャラクターの一明(攻)と連太郎(受)がまったく好みじゃないんです。

こちらも、ほぼいきなりHシーンから始まるんですが、とにかく所謂『おしおきH』がものすごく苦手なんですよ。もう読むのが苦痛。

何か隠し事をしているらしい連太郎に、一明はいつもの如くHで責め立てて白状させようとしますが、最後まで話さなかった上、…

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眠らないケダモノ 小説

六堂葉月  あさとえいり 

香港でアクション。

『ケダモノ』シリーズ5作目です。

なんか今さら過ぎますが(今までも散々言ってはいるけど)、メインキャラクターの一明(攻)と連太郎(受)がまったく好みじゃないんですよね~。

特に、この2人の所謂『おしおきH』シーンは読むのが苦痛です。
イヤ、別にすごい無茶してるんじゃないんだけど、とにかく『好きだから苛めたい・苛める』っていうのが大ッキライなんですよね。

このシリーズ、サブCP…

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