六堂葉月さんのレビュー一覧

神が恋する男 小説

六堂葉月  高嶋上総 

髭ぜめが良い

“学歴・職歴ー不要”

ブックパス読み放題にて表紙に惹かれて読みました。私の読むフォントサイズで500頁強(大体200〜300P)で驚きました。既刊「彼は手段を選ばない」に書き下ろしを加えた新装版だそう。
小さい島で神様と崇められる美しい青年柊杞と、でっち上げ記事で大金を取ろうとしたジャーナリスト望月。柊杞が病気だと思っていた下半身を望月は見抜き、“処理”する。エスカレートする行為を島育ち純…

1

まるでケダモノ 小説

六堂葉月  あさとえいり 

ケダモノシリーズ第1弾

10作続くケダモノシリーズ第1弾です。
1作目は受と攻の出会いを受視点で。

生い立ちも性癖も平凡な受が生い立ちも性癖も特殊な攻に翻弄され最初こそ逃げ出していたが、攻の特殊な生い立ちのせいで襲われ攻に守られたり、攻の意外な弱い部分を見る内に惹かれていくお話です。

このシリーズのメインカップリングである受はとにかく男前で、攻の親族や関係者でさえも虜にしてしまうぐらいです(攻の親族や関係者…

0

まるでケダモノ 小説

六堂葉月  あさとえいり 

ノリが若いっ

シリーズとして何作も続いているタイトルなので、合えば長く楽しめるたと思うのですが、残念ながら自分には合わなかったです。
まずノリがかなり若い。もっと昔の自分ならきっと楽しめたろうと思います。ドタバタコメディーという感じで、主人公をどんどん事件が襲い、息つく暇もなくて主人公が気の毒な感じです。
でもその不敏さも明るいから楽しめる、という感じですね。

医者嫌いの連太郎はかなりキザでセレブでS…

0

檻の中の楽園。 小説

六堂葉月  笹生コーイチ 

セレブ×セレブ

ギリシャに浮かぶリゾート地を舞台にした御曹司らの恋のお話です。
セレブしか会員になれない楽園と呼ばれる島のリゾート地で若くしてその経営を任されている唯杜と、そこに招待客としてやってきた嘉仁。
来てる人らはみんなそれなりの血筋の人達ですが、嘉仁は妾の子のため周りの人たちに溶け込まず、それを心配した唯杜は積極的に彼の世話をやきます。
一匹狼×健気という組み合わせ。

しかし、何と言うか、この…

0

お嫁様の恋。 小説

六堂葉月  Ciel 

健気なお嫁様

純粋培養、世間に超疎く、超箱入りで育ってきた男の子と、夢を蔑ろにされすさんでしまった御曹司のお話。

純粋で健気、なんてかわいいんでしょうね。
でも楓の純粋さはある意味病的。
誰も悪気があってしたことではないんだけど、あまりの無知ぶりに大丈夫か?と心配せずにはいられない。

本当に自分を「女の子」と思って育ってきた楓。
そこからして楓の背景に歪んだものが見えてきます。
でもそう育て…

0

この腕いっぱいの愛をキミに 小説

六堂葉月  麻生海 

ファイター×医師

1冊丸ごと表題作です。

乱暴者で心がカラッポだった河原(攻め)は、酔っぱらって路上で凍死寸前だったところを三木医師(受け)に助けてもらいます。
見知らぬ自分を解放してくれる優しいぬくもりに惹かれ、河原は格闘技の練習で怪我をするたびに病院を訪れます。河原は会う度に好きになるのですが、暴力を過敏に嫌う三木に、違法な賭博の対象である異種格闘技戦「UG」の八百長ファイターであることを言い出せません…

3

社長のせいですからねっ! 小説

六堂葉月  香坂あきほ 

エロい呪い

表題作と続編の中編2本が収録されています。

「社長のせいですからねっ!」
鑑定士の弘(受け)が、新社長・茂成(攻め)と、呪いの指輪の「起きている間は一日一時間キスを、三日に一度エッチをしないと死んでしまう」対策のために一緒に行動をしているうちにお互い好きになり、恋人同士になる話です。

「エッチな秘書は好きですか?」
呪いの姿見の影響で、弘は茂成にエロい誘いをかけることになるという話…

0

遥かなる國の恋歌 小説

六堂葉月  緒田涼歌 

説得力不足

小国の王×拾われっ子、ファンタジー。
攻めが16歳、受けが4歳のときに、山賊の討伐に出た攻めが山賊にさらわれていた受けを拾い、育てて、攻め30歳、受け18歳の時点の話です。なんか、仮にも王様が、その歳まで独身で許されるのか疑問だったし、まあそれは受けが好きで結婚はしていなかったんだけど、その割にはまったく手も出さないし。
長い付き合いのある者同士がくっつく話って、どうして「今」くっつくのかを詳…

0

最上の男。 小説

六堂葉月  南月ゆう 

なんて可愛らしいヴァンパイア。

突然、『匂い』に敏感になってしまった秀和。
偏頭痛に寒気、体調の悪化に保健室へ向かう最中に、これまでにない馨しい強く惹かれる匂いがした。
その相手は学園屈指の色男、現生徒会長である、津元啓吾。
同じ男の匂いに興奮してしまう自分に戸惑う秀和。
本能のまま津元を求めてしまい寝てしまったことに同様する秀和に突きつけられたら事実。
なんと秀和は、雄の精液を糧とするヴァンパイアの血が半分流れていた…

0

虜囚の花と優しき暗殺者 小説

六堂葉月  竹中せい 

求めた望み

表向きは大富豪の家に養子になり、贅沢な暮らしを送っている晴士。
けれどその実態は、少年趣味の義父に飼われる生活だった。
慰み者になり、性奴隷として扱われる日々。
だけどご飯があって、寝るところがあって、それだけで充分だと自分のことを卑下することも、そして何かを望むこともなくすべてを享受する。

夜、部屋を抜け出して夜桜を眺めるのが好きだった晴士は、そこで殺人を目撃する。恐怖はなく、ただ魅…

2
PAGE TOP