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35/40(合計:391件)
六青みつみ ヒメミコ
たまゆまま
私は先に【ruin―傷―】を読んでいたので、あの鈍感坊ちゃんのリオはどんな奴なんだ!カレスはどうしてあんな傷を心に負うようなかかわり方をしたの?などと偏見たっぷりに読み始めました。 しかしエリヤの不幸な人生を読み進めるにつれ、あまりの理不尽さ、差別、貧困、もう苦・苦・苦・苦・苦しかなくそんなエリヤを救い上げたリオを見直し、助けられてリオの城で休んでいたエリヤに「臭いますね」だの「あの子は売春婦…
六青みつみ 山岸ほくと
前半はいろいろあるけど、心穏やかに読めました。 二人、思い通じて良かったねと。 まさか・・・、後半でこんなにも辛い仕打ちが待ってようとは。 前半と後半の落差がすごいらしいことは、いろいろなレビューで知ってはいたけど、もうしばらくはこの本を開こうと思う気持ちになれません。 陵辱シーン酷過ぎる。 もう目を覆いたくなる、読み進めるのが本当に苦痛で苦痛で苦痛で。 はやく記憶から消…
六青みつみ 白砂順
発売当時も切ない話だなと思いましたが、最近たまたま手に取り読み返すと何とも切ない、紫乃が切なくそのいじらしさに涙が出ました。 少し気を許すと傷つけられ、信じれば裏切られ、飼い犬にも先立たれたり、本当に涙を誘うのがうまい話でした。 紫乃の絶望や悲壮が丁寧に書かれ、これでもかこれでもかと少し浮上すれば落とされ、また少し浮上すると落としにかかる。なんともいい意味で弄ばれた一冊になりました。 …
六青みつみ 金ひかる
サガン。
ネタバレ
以前からすごく気になっていたお話。 ようやく手に取るに至りました。 完全に読む人を選ぶお話だな、と思いました。 地雷の人も多いのかも? 私は大丈夫だったのですが…。 最初のうちはファンタジーをあまり読まないせいか、世界観に馴染むのに少し時間がかかったようなところもありましたが、徐々にそれに慣れて。 小さな芽生えと、そして別れと。 怒涛のような不幸の連鎖。 その中で5年も…
六青みつみ 樋口ゆうり
ぶりしゃぶ
六青作品を初めて読んだのですが、全体に漂う透明感のあるせつなさと痛さとほのかに甘いトーンは、もう神領域だと思いました。 なのに何故、神評価でなく萌え評価にとどまったかというと、他にも書いてらした方がいらっしゃいましたが、ラストの方の駆け足っぷりが物足りなかったから。 思い切って2冊とかにした方がよかったんじゃないだろうか。この作品。 とにかくラストが物足りない。 紙面が足りなかったのでばた…
むつこ
ストーリー的にはそんなに私好みではないのですが(とくに主役二人のメロドラマな恋にはいまいち萌えない)、随所にある変態くさいエロシーンはニタニタしながら読みました。 なんていうのかな。 一言でいうと、 しきたりなら仕方ない そう、しきたりなら仕方ないんです。 王様の褥にはべる前に、従者から施されるアナル開発(こんな下品な書き方はしてませんが)、張型を使ったフェラの練習(こんな下品なry)。 王か…
新海
親友の向陽を好きになってしまい、だけど言えず隠してきた想い。 それがとある事をキッカケに気持ちがバレてしまう。 友人のフリをして俺を騙してたのか、と拒絶されてしまう主人公が本当に可哀相なんでした。そんな主人公につけ込む脇役の先輩も良いポジションにいるなと思いました。 そんな親友同士だった二人がなんとか両想いになったと思いきや、 「男同士」という自由のきかない関係に対して 向き合わなけ…
OUT
六青さんで忍者モノ!最近すっかり忍者モノが楽しくてしょうがないのですが、このお話も面白かった・・・。 話には聞いていたのですが、前半後半の落差がすごかったです。 あ、落差というのは初々しい純愛から一転、不幸のどん底に・・・!という落差のことです。 救いは、初めてはなんとか好きな人とできた、というところでしょうか。 お話は、江戸時代のお家騒動を軸にして進む、身分差の恋です。よくあるといえ…
カイ
記憶と言葉を無くしたまま、ガルドランの故郷へ ガルドラン本当に優しい。 カレルも最初からガルドランを好きになってたら… とにかくカレルの為に尽くすガルドラン。 挫折しそうになりながらも強い意思で頑張ってくれたよう!! そしてカレルが記憶と言葉を取り戻す。 そこから今度はガルドランのお母さんとの争い。 勿論お母さんの気持ち(結婚して跡継ぎを)は痛いほど解るけどさ~ 露…
泣きすぎて瞼が痛いし~っ(><) ただ、好きになっただけ… それに気づくのが、遅すぎただけ… その気持ちに気づかずに、無意識に傷つけてるライオネル。 ライオネルの側にはすでに別の人物が。 その少年を一番に想うのは当たり前のこと。 でもその裏で傷ついてるカレルが痛すぎる~ そこにガルドランの存在。 カレルの事を一番に考えられないくせに 自分の元から連れ去ろうとす…