六芦かえでさんのレビュー一覧

愛をなぞるマリアージュ 小説

柊平ハルモ  六芦かえで 

王道だけど。

 大学生の千郷は、両親を亡くし世話になってきた叔母夫婦の窮状を救うため、亡父の実家で資産家の賀谷家へ金策を頼みに向かった。
 出奔した父の代わりに跡を継いだ若き当主・誠志郎は、叔母を思う千郷を冷笑し、真実を告げる。
 今まで「充分な仕送りも送ってこない」と言っていた言葉は実は嘘で、月20万もの大金が千郷の養育費として支払われていたのだった。
 今まで信じていた叔母の裏切りとも取れる行為を知ら…

1

たとえ遠まわりな恋でも 小説

海原透子  六芦かえで 

硬派から激甘へ…(^^;) ギャップ萌??

幼なじみのストーリーで
過去にトラウマを持つ受けキャラ視点のお話。


かなりドロドロしたストーリーを読んだ後だったからか、
私は嫌いな話じゃなかったです。
読むタイミングによっては物足りなさのあるストーリーかも…


希が天馬のことが大好きなのはすぐにわかりました。
そして天馬も(恋愛対象として)希の事が好きだから
希の為に消防士になったり、いろいろと世話してるんだよな~

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熱情ドルチェミスト 小説

藍生有  六芦かえで 

熱情ドルチェミスト

こういうキザな攻め、大好きです。

だいたい攻めが外国人だと砂漠もの以外は、キザで強引な気がする。外国人の攻めは、なんとなくキザなセリフを言っても、キザな行動をとっても許されるような気がする。そんなところが好き。

このお話は道がエンツォに流されるところから始まって、男同士で、ほとんど初対面の相手に流されてしまって、戸惑う道は可愛かったし、匡和と道の関係を誤解して、嫉妬してしまうエンツォも…

1

熱情ドルチェミスト 小説

藍生有  六芦かえで 

タイトル通り甘いお話です。

こういう甘いお話好きなので大変楽しめました。
将来はレストランを持ちたいと共同経営者の友人とデリバリーやテイクアウトの店を経営する道。
出張パーティの時に偶然にも出会ったエンツォは、実は2年前に空港でほんの少しばかり接触した人物でした。
故意ではなく、偶然の再会なお話です。

流され受けが嫌いな方には、ちょっと「流され過ぎ」と感じる所もあるかもしれない。
でも、このお話はエンツォの怒涛…

3

月にむらくも、恋嵐 小説

玉木ゆら  六芦かえで 

遊郭物なのに平凡短髪受!!

帯『お前を抱いて、感じて乱れさせてえんだ。』

正直、遊郭物ってそんな好きじゃないんですよ。
何故なら自分は平凡地味短髪受スキーだから!!
遊郭物は作品にもよるけどやっぱ長髪受が殆どだし、美形受率も多いのでそれ程、食指が動かないんですが(でも何でも読むけど)これは何と、娼妓なのに平凡!そして短髪!イラストだけ見ると着物着てるだけの全く普通の男の子に見えます。

美形揃いの遊郭で容姿は平…

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華の繚乱 小説

秋山みち花  六芦かえで 

もーのーたーりーなーいっ。

明治時代を舞台にした武士に連なる家系の青年と日本に来ていたイギリス公使副官のお話。

出会いは偶然。
再会も偶然。
けれど、そこには仕組まれた使命があって。
叔父の命を受けて侯爵の名を汚さないために、嫌々ながら自分を偽って潜入するようにある邸で働くことになった奏。
しかし、その邸の主人であるクリフォードはそんなものは必要ないといい言い。
「なんでもするから置いてくれ」と懇願した奏に……

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大好きなんです 小説

吉田ナツ  六芦かえで 

コスプレオタク受

イケメン男津田[攻]と、可愛いんだけど実はむっちゃコスプレオタクな都石[受]との可愛い話。
かなりコアなコスプレ世界やコスプレ用語も出てきますが、ちゃんとそれは作中で説明されてるのでコスプレに疎くても置いてきぼりになる心配はありません。
地味にそこが親切というか読み手を気遣ってるなあと感心しましたです、はい。

都石は可愛いタイプなので女装も似合っちゃいます、それを内心絶賛する津田がおもろ…

2

神狼の妻恋い 小説

宇宮有芽  六芦かえで 

ケモミミ&モフモフ尻尾の攻めサマヽ(*´∀`)ノ

システムエンジニアの匠(受け)はおばあちゃんっ子で、その祖母が倒れて手術する事になった。
祖母は神社の管理を家系に生まれた為に長年巫女を務め、今では山に住んでいる。
祖母の頼みで家の様子を見に山へ行った匠。
山には祠がある。
実は匠は幼い頃、この祠の近くで神隠しにあった。
それは祖母も同じで、祖母は十六歳で神隠しにあい、帰ってきた時には記憶を失い、父親の分からない子どもを身ごもっていた。…

1

好きで好きで好きで 小説

高遠琉加  六芦かえで 

安全圏。。

レビューも高評価だし、タイトルにも惹かれて購入しました。

三浦の一途な恋心はとても切ないし、私自身も読んでて苦しくなる位に想いが伝わってきました。こういう健気で一途な子は大好きです。
一方の堂島、過去の傷から自分を知らずの内に護っているという事に気付いていない。相手を想っているというより、相手の為に自分はこうあるべきだと決めて行動しているように思える。
堂島がどうしてもダメでした・・・自…

4

花嫁の品格 小説

火崎勇  六芦かえで 

家政夫から

お金もあり背が高くて顔も良くて女性には不自由していない司馬[攻]ですが熱い恋愛はせずにあくまで割り切った付き合いしかしておらず結婚願望は無い男。
そんな司馬の所にある日、嫁を紹介してやると言われていた知り合いに言われて司馬宅へと杉山[受]がやってきます。
よりによって男を花嫁候補としておくってくるかとやや呆れる司馬ですが、住む所もない杉山は家事はプロ並みとあってとりあえず家政夫として同居させる…

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