六芦かえでさんのレビュー一覧

大好きなんです 小説

吉田ナツ  六芦かえで 

ウェルカムトゥザニューワールド

吉田ナツさん初読みだったんですが、コミカルで面白かったです。
特に序盤はクスクス(や、こんなに可愛らしくは笑いませんが…)笑ってしまいました。


攻めの津田はバイで、大学の四回生。
『爽やか過ぎて腹が立つ』と称されるイケメン男子。
父親に卒業後は、自社でオタク業界の仕事を立ち上げろと厳命されています。

美少女ばりの容姿を持つ後輩で、オタクでコスプレ大好きな都石が受け。
同じく…

2

病理検査室の暴君 小説

春原いずみ  六芦かえで 

自分へのお年玉、2

春原いずみ先生の新作~♪どの作品も読み応えあって外れなし!!作者買いの御方の中に入ってます!
今作もよろしゅうございました。嗣巳と冴木、引かれ合い、自らを解放し委ねられる相方。
…いや…知らないだけで、一方的に嗣巳が溺愛されてる様な気がします。兄の順唯、佐々木先生、きっと他にも多々あったのを人見知りですべてスルー。感と逃げ足の速さでしのいで来たのに、とうとう捕まえられてしまった希小動物、嗣巳?…

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秘密の王子と翡翠の花嫁 小説

魚谷しおり  六芦かえで 

王道花嫁


六芦かえでさんのふんわり甘いイラストがピッタリのセレブ花嫁ものの
甘いラブストーリー。
出会いはある事情と攻めであるレオナールの誤解と思い込み、その背負った背景の為に
互いに相容れない出会いとなっています。

それが次第に誤解や思い込みが溶けて、傍にいるようになると互いに好意に変わり、
惹かれあい、途中にトラブルがあって1度は離れることになるが、
攻めが受けを迎えに行ってのハッピ…

1

病理検査室の暴君 小説

春原いずみ  六芦かえで 

ノミの心臓を持つ天才外科医

春原先生の医者ものはリアルで実感こもっているので大好きなのですが、
今回は天才外科医と病理医の院内ラブ、病理医なんて一般の人間には余りおなじみが
無いのですが、この作品を読んでいるとなる程と、一つ賢くなったかもなんて思います。

主役の受けになる天才外科医の嗣巳は極度の人見知りでそれが高じて対人恐怖症に
なってしまっているくらい、臨床医としてはかなり致命的なのですが、
それでも大学の医…

8

大好きなんです 小説

吉田ナツ  六芦かえで 

筋金入りのとっても愛らしいオタク!

とっても可愛らしいラブコメものでした。
攻視点っていうところも凄くツボ♡
コスプレやオタクものが苦手な方でも楽しめる作品だと思います。
イラストもストーリーにあっていて良かったです。
本当にキャラが可愛くて萌ます!
タイトル通り「大好きなんです!」が伝わってくるし、所々に笑を散りばめられた、明るく楽しい気持ちにさせてくれる作品でした。

オタクとは縁のなかった人生を歩んできた津田(攻…

2

告白 小説

可南さらさ  六芦かえで 

期待していた分…

ネタバレなしで、書きます。

『左隣にいる人』が良かったですし、寮物大好きなので読んでみたのですが…
うーん…

受けは名門・鷹ノ峰学園へ入学した寮生の彼方。
チマチマしたいかにも男受けしてしまう容姿を持つ、一途な少年。

攻めの寒河江は、生徒会副会長と同時に寮長も努める高校二年。
口も態度も横柄で皆に恐れられています。

彼方が寒河江に入学直後、桜の中で一目惚れして、その時…

6

愛しい公爵の育て方 小説

夢乃咲実  六芦かえで 

Your Grace♡

全体には、スラスラと読める可愛い本。
両親をなくし天涯孤独に貧乏生活を送る健斗の前に現れた英国からの使い。
実は彼は公爵家の推定相続人だったのです!

イギリスまでの道中(訳あって船旅)、貴族になる為のレッスンを受ける健斗。
迎えに来た家令のリーを最初は冷たいと思ったものの、
共に過ごし彼の優しさや孤独に触れるうちに惹かれていき……
お約束のお家騒動絡みの事件ももちょこっとあり、

2

バカだけど可愛い 小説

如月静  六芦かえで 

コンプレックスで素直になれない

攻め視点で描かれている作品ですが、タイトルは受け視点の心情を表している。
美形で醸し出す雰囲気まで優しげな受けになる雨宮に一目ぼれした三上が
突然の告白玉砕から、縁は異なものみたいに三上の仕事と雨宮の仕事がつながり
雨宮をフォローする立場になった三上が距離を縮め美人だけど口が悪くて意地っ張り
でもほんとは優しい雨宮に再び思いを伝え受け入れてもらうまでを
雨宮の仕事と三上の仕事を絡めながら…

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箱入り嫁と旦那様の甘い生活 小説

真先ゆみ  六芦かえで 

男前なお嫁様

既刊「箱入り姫の嫁入り」の続編で紆余曲折を得て結婚をして夫婦になった二人の
その後をほのぼのとした中にピリッとした初めてのケンカとも思えるエピソードを
入れた、そろそろ結婚1年を迎えようとしているまだまだ新婚みたいな二人の話。

男なのに、箱入り娘として財政界でも力のある養父に可愛がられながらも
養父の勧めで初恋の相手でもある柊吾に嫁いだ紫緒。
誤解されることもありながらも今では誰にも…

2

バカだけど可愛い 小説

如月静  六芦かえで 

「バカ」は最大の褒め言葉

表紙のイラストはパステル調で柔らかい雰囲気。
題字のフォントは題名そのままに可愛らしい。
でもお話は可愛らしいわけじゃないのです。
そして「バカだけど可愛い」のは表紙左側の美形じゃなくて、右側の攻めの事w
帯の紹介にもあるように「年下ワンコ系リーマン×毒舌美人彫刻家の一目ぼれ暴走ラブ」
ではあるのですが、暴走は・・・冒頭だけかな?
誠実で気持ちのよい展開を書かれる作家さんという評価が自…

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