六芦かえでさんのレビュー一覧

千年皇帝 ~最後の花嫁~ 小説

月東湊  六芦かえで 

ある意味人外攻め?

幻獣に転じて国を守る健気な炎火、優美な青藍が可愛いくて一気読みしました。
最初、体に浮き出る幻獣の目玉が不気味でしたが悪いモノではなく可愛げのあるモノだと分かってから好きになりました。攻めである炎火も最初何を考えているか分からず戸惑いましたが、身を挺して国を守る崇高な精神に触れる内に好きになってました。登場人物に感情移入できたので面白く読めました。

0

妖狐に嫁入り ~平安あやかし奇譚~ 小説

秋山みち花  六芦かえで 

モフモフも楽しめる陰陽師モノ

あらすじ:
行方不明になった兄に代わり、才能もないのに陰陽寮の天文博士になった詩音(受け)。
天文部に新しく入った学生・有恒(攻め)は、陰陽道を習ったことがないのに物怪が見える才能の持ち主。
有恒に言われるがまま、彼に触れたり口づけたりすることで力を分けてもらう詩音だが…

平安時代の陰陽師を題材にしたファンタジー作品。
タイトルと冒頭のエピソードから有恒の正体はバレバレで、秋山さんら…

3

妖狐に嫁入り ~平安あやかし奇譚~ 小説

秋山みち花  六芦かえで 

詞音はいつだってパンツ一丁!…ってこと?

陰陽師の家に生まれながら、その力には恵まれなかった詞音。天文博士だった父は亡くなり、才能のあった兄も行方不明になった為、やむなく力のない詞音が天文博士となった。そんなとき新たな学生だという有恒という男が詞音の元へやって来る。陰陽道を習ったことがないという有恒だが、どういうわけか彼には人ならざる者の存在が見える。またそれだけでなく、彼に触れている間は普段は見えない詞音にもそれらの存在が見えるようにな…

2

珊瑚の骨 小説

成瀬かの  六芦かえで 

南の島へ行ってみたくなりました。

腹違いの兄から精神的・肉体的に暴力を受けている瑛の物語です。
出版社に勤める瑛は、人気小説家・木津へ執筆依頼のため、彼の滞在先である南の島を訪れます。
瑛は兄の暴行による傷を木津に見られているため、木津が自分に興味を持ったのは次作の小説の題材にするためではないかと疑っています。
しかし、木津と彼の甥っ子の優羽、南の島の自然に触れるうちに、兄から逃れたいと思うようになり・・・というお話です。

2

見習い騎士と暴君な金獅子 小説

秋山みち花  六芦かえで 

ツンデレです。…攻めが。

貧しい平民のラウリが憧れるのは、王国を守る金獅子騎士団。父がかつて騎士だったこともあり、いずれは自分もなりたいと願っていた。薬屋の下働きをしながら、いつか日の当たる場所へ行くことを夢見ていたラウリだったが、ある日薬草を運ぶ途中で追い剥ぎに遭ってしまう。そんな窮地を救ってくれたのは、ガブリエル。

秋山さんお得意のシンデレラストーリーです。
面白かったし、萌えましたが、どうも序盤のガブリエルの…

0

河童の婿入り~千年の命、百年の恋~ 小説

加納邑  六芦かえで 

西流が最後まで好きになれなかった。

ストーリーは良かったです。
健気な受けも人外も大好きなのですが、西流がエロ河童な攻めなので萎えちゃいました。身体の弱い杏が、酔った西流に無理矢理犯されたあげく「俺は女がいいからもうごめんだ」なんて言われる辺りからちょっと読む気なくしました。すみません。一応、最後まで読みましたが西流のことは結局好きになれませんでした。絶対東流の方が誠実でイケメンだし。
とはいえ、杏が健気に西流を想う様、そして死…

0

大好きなんです 小説

吉田ナツ  六芦かえで 

「えいっ」がたまらなく萌えツボ

萌えて笑ってキュンキュンしました!後日談(書き下ろし)の後半にはちょっとバカップルっぽい描写もありますが、全体的には真っ直ぐに恋する二人の甘くてちょっと切ないお話でした。

都石(受)は、女の子と見紛うほどの可愛い見た目に暑苦しいほどの熱いハートを秘めた二次元オタク。大学デビューとばかりに恋やオシャレを頑張ろうと奮闘する大学一年生です。主人公の津田は同じ大学の四年生で、サークル勧誘の場で都石と…

5

箱入り嫁と旦那様の甘い生活 小説

真先ゆみ  六芦かえで 

嫁がいいわー うちにもほしい

なんでかわかんないけど、このシリーズの存在をしり、1作目に引き続いて
当作も読了。
可愛いんすよ、この嫁。萌2にしちゃおう!(ちょっと奮発気味かも)

何がいいって、嫁。
嫌味がない。ちゃんと考えてる。真面目。頭いい。
料理するし、ちゃんと旦那さんに大好きって伝えるし、
人に助けてもらうことができるし、気づかいするし・・・
と枚挙に暇なし。
(欠点なさすぎて け っていう人もいる…

3

箱入り姫の嫁入り 小説

真先ゆみ  六芦かえで 

受けさんがしっかりもので可愛い!

この続きの本に対する、他のお姉さまのレビューを読んで、
このシリーズ読んでみたくなりget。

筋金入りの箱入り娘な男子で、料理作るわ、着物着るわ
三つ指つくわ。。。そういうのがダメな方は厳しいと思います。

以下のような方々が出てこられます。
攻めさん:自分の祖父が、二条グループの爺さんと仲良し。
     その関係で、爺さんから可愛がってもらってた。
     自分ちのグルー…

3

千年皇帝 ~最後の花嫁~ 小説

月東湊  六芦かえで 

理想の国王

タイトルが“千年皇帝〜最後の花嫁〜”なので、私は最初千年生き何度も結婚と死別を繰り返した皇帝が最後の伴侶を得る話だと思っていました。でも、本当は“最初で最後の花嫁”という意味だったんですね。偽装結婚的なことはしてたっぽいですが、800年も一途に想い続けた皇帝に感動しました。過去のストーリーがちょっと曖昧なままだったので、その辺が気になります。陽と白秀と泰平の呪いを解く伴侶もいずれ現れるのかなぁ。な…

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