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夏乃穂足 六芦かえで
かん衛門
ネタバレ
ケガをしたところを獣医の克己に助けられた黒猫のクロ。 人間不信だったクロですが、克己の優しさを受けて、孤独な克己の側に寄り添うようになります。 が、ある日クロは近所で起こっていた猫殺しに襲われてしまいます。 路肩で死にかけたクロの傍らに偶然捨てられた死にかけの若い男・・・次に目覚めた時、クロの魂はその若い男の中に入っていて、しかも若い男が唯一身に着けていたペンダントは克己の亡くなった兄が婚約…
雨月夜道 六芦かえで
ふーさん
あいかわらず嫁大好きな月影と月影様命の幸之助。そこにもこもこの陽日がくわわって、ほんわか甘々な話…で終わるわけもなくて、新たな試練が襲い掛かる。 でも月影はどんなときでも月影で、他人を恨むでもなく優しくて強い。そんな月影を一生懸命支えようとする幸之助も健気で、そして強い。月影を強くしたのは幸之助との出会いが大きな要因かもしれないけども、月影を思い、それぞれに苦悩しながらも見守ってきた白夜や黒星、…
秋山みち花 六芦かえで
香子
『妖狐に嫁入り』のスピンオフです。前作の主人公である詞音の兄のストーリーなので、この作品だけでも問題はないかと思われます。 序盤で結構伏線が張られていたような気がするのですが・・・えーっと、全部回収されましたっけ? 私が見逃してしまったんですかね?最後まで読んでも疑問がいくつも残りました。 記憶喪失、意識を飛ばせる(夢の中にも現れる)、獣化できたり自然発火できたりする…と、まぁメインの2…
水瀬結月 六芦かえで
攻めが、調香師という、BLでは結構珍しい職業の人なので気になって読みました。 受けの和はその名の通り、天然で健気でとても可愛らしい性格なのです。 ところが、攻めの篤士があまり好きになれず。 一番はやっぱり傲慢過ぎる性格。あだ名が殿って。 こういった性格の人とは例え才能があろうと一緒に働きたくないなぁ、と感じてしまいます。 恋愛面に関しても、私が神経質過ぎるのかもしれないですが、“本命…
スリー
おもしろかったー。 久々にわくわくした作品でした。 ワンコ攻めは苦手だったのですが、こちらの攻様はただただワンコではなく、やる時はしっかりやる頼り甲斐のあるワンコ様でした。 「ヨメ、ヨメ」と尻尾とタンポポで感情丸出しな可愛らしさと、自分の運命、任務に逃げずに立ち向かう姿とのギャップがすばらしい! 他のワンコ攻めもそうなのかな?と、新しい扉を開かせていただきました。 一方の受け様……
高峰あいす 六芦かえで
潤潤★
うーん…と、読後感としては微妙な感じになる1冊でした。 受けさんの和羽は、今は亡き父が本家筋の長男だったことから本家の血を継いでいて、それでも両親は夜逃げ同然のように本家から逃げたので、和羽自身としては本家に戻りたくないのですが逆らえない事情から勧められるお見合いをする事になる事から始まるお話で。 両親の介護と勉強ばかりをしていた為に女性との交際経験も無いことから、唯一親しくしていた先輩に…
はるぽん
平安時代の陰陽師の話です。 陰陽師一族に生まれたものの才能はなく、なのに跡継ぎ予定の兄が行方不明になったために急きょ跡継ぎになった受けと、子供の頃の受けに怪我をしたところを助けられた白狐の妖の攻めです。 攻めは、読者には最初から正体はバレバレですが、受けの前には普通の部下として現れます。 陰陽師の力がない受けは、攻めとくっついているときは鬼を見ることができるので、受けはどんどん攻めを頼り…
あとがきを読むと、秋山さんの次回作は『平安あやかし奇譚』との事なので、続編として心待ちしていていいんですよね? ラストの終わり方的に、お兄ちゃんが出張ってくるのかなあ…と、そこでまた有恒と一悶着あったりするのかなあ…と今から楽しみ過ぎて待ってられないのですが…笑 受けさんの詞音視点で最後まで紡がれるお話となっていて、はっきり言うと、平安モノ・陰陽師というものがどれだけ漢字を読むのに苦労する…
月東湊 六芦かえで
よっしぃ☆
幻獣に転じて国を守る健気な炎火、優美な青藍が可愛いくて一気読みしました。 最初、体に浮き出る幻獣の目玉が不気味でしたが悪いモノではなく可愛げのあるモノだと分かってから好きになりました。攻めである炎火も最初何を考えているか分からず戸惑いましたが、身を挺して国を守る崇高な精神に触れる内に好きになってました。登場人物に感情移入できたので面白く読めました。
Krovopizza
あらすじ: 行方不明になった兄に代わり、才能もないのに陰陽寮の天文博士になった詩音(受け)。 天文部に新しく入った学生・有恒(攻め)は、陰陽道を習ったことがないのに物怪が見える才能の持ち主。 有恒に言われるがまま、彼に触れたり口づけたりすることで力を分けてもらう詩音だが… 平安時代の陰陽師を題材にしたファンタジー作品。 タイトルと冒頭のエピソードから有恒の正体はバレバレで、秋山さんら…