蓮川愛さんのレビュー一覧

Beauty Beast(4) Ambrosia 小説

七地寧  蓮川愛 

4・5巻合わせて是非!

繰り返しますが、七地さんは好みの別れる作家さんです。
今時のBLという概念から手にした場合は大きく外れ、全くラブシーンが無い一冊に
驚く事もある筈。

 昔からのファンで、キャットピープル系が大好きな私も、
期待して読み出した前3巻目の、後日談をト書きで説明しただけの様な一話には
かなり落胆したのですから;;
(話的には面白く興味深い内容だけど、ちょっと情動描写が無さすぎ…という…

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恋人たちの休日は始まる~豪華客船EX(新装版)(表題作 リムジン・シートでもう一度) 小説

水上ルイ  蓮川愛 

乙女心くすぐる…姫達のダブルデート

泣く子も呆れる甘々BL「豪華客船」シリーズの、記念すべき番外編1冊目です。
記念すべき1冊は、記念碑ができそうなくらいに、アホらしく甘い。
今回の主役は、プリンス(?)湊の学校の相棒・雪緒姫でございます~
姫呼ばわりが、すんなりとくる雪緒君のルックスは、
なんかもう…そのまんま白雪姫(笑)
地方大名家の末裔で、財閥当主の一人息子ってのも姫様設定なら…
おかかえ運転手との初恋に、純情に身…

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独裁者の恋 小説

岩本薫  蓮川愛 

初読み

岩本先生の本は初めて読んでみたのですが、ストーリー重視のゆっくりとした展開にやや焦れ、300ページを超えるので読み終えるのは少々時間がかかりました。
エロスなシーンは最後の最後にあるだけで、エロスを楽しむには物足りないかと思うのですが、しっかりとしたストーリーが展開されていくので読み終えることができました。
ロッセリーニシリーズを読んでいればリンクしているところを理解できてもっと楽しめると思う…

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初恋迷宮 小説

鳥谷しず  蓮川愛 

つっこみどころが満載

バーでチェロを弾いていた店員を好きになった受け。街で偶然出会っていきおいで告ったら、「死ねホモ」などとこっぴどく振られ、その8年後、財務省官僚から警察官に転職したらこっぴどく自分を振った相手が上司だった、という再会もの。
事情があったにせよ「死ね」って振る攻めが人としてどうかと思ったし、そもそも受けも攻めの外見&チェロ弾けるスペックにのみ惹かれてたかんじだったので、特に最初のあたりはまったくハマ…

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恋愛操作(3) コミック

蓮川愛 

くそ、かわいいじゃないか…!

表紙ではキザっぽくキメてる彼らですが、
嫉妬したり拗ねたり甘えたり強がったり恥じらったり、
展開めまぐるしく、感情の起伏激しく。

恋愛コントロール、というタイトルなのに
恋愛に翻弄されてる彼らの表情がすごく魅力的。

特に1,2巻でのメインCP奥村×山代の、その後を描いた番外編が
2篇も収められてるのが嬉しいです。
あのツンツンな山代のデレっぷりがカワイイ(^_^)

ドラ…

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あなたは怠惰で優雅 (表題作 イジメテミタイ) 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

スピンオフ恒例の方言受け

あほでかわいい朱斗と好きな子いじめちゃう碧。可愛いカップルでした。碧が俺様というよりいじめっ子で、すごくかわいかったです。やり過ぎちゃってうろたえるところなんて、ほんと小学生で二人の友人の佐藤君曰く「わかりやすい」のに、それがわからない朱斗のぼけっぷり(笑)
そんなところがかわいくて、いじめたくなるのもわかるような。

そんな二人に絡んで、慈英・臣や久遠もちょこっと登場してました。久遠は好き…

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あでやかな愁情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

やっとここまできたか

ほんとに臣のヘタレっぷり。いい年した大人がそんなことでどうするんだと思わずにいられませんが、やっとここまで成長しました。よかったね。

病院でアインに突っ込まれるところはほんとに情けなかった。またかよ、と思いましたし、いい加減学習しろと。だから、アインの言葉にはもっともだと思いました。が、アインに言わせてるあたり、周りの甘やかしもすぎたんじゃない?とも思いました。あれは、アインに言われる前にほ…

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たおやかな真情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

話が面白くなってきた

第1部よりこちらの第2部の方が私は好きです。第1部はティーンズラブみたいな、若年層向けという感じだったのですが、第2部に入ってラブだけじゃなくお話も動いてきて面白いと思います。
いつまでもスキスキいわれてもねぇ、というか、年齢設定としていい年にもかかわらず完全恋愛脳っていうのもどうなのよ?と冷めてしまう部分もあったから。
相変わらず臣は甘えたヤツなので、ずばっとものをいう壱都やアインというキャ…

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はなやかな哀情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

慈英、いろいろと受難の巻

これまであまりにも甘くて少し納得いかないところまで来てしまっていた慈英×臣。
正直、もうこのシリーズ読むのをやめようかと思っていたのですが、最後まで見届けるためだけに読みました。

そしたら。甘えるばかりだった臣が、ちょっと大人になってました。慈英も臣を思うがあまり、自分を抑え過ぎな感があったのが、記憶喪失のおかげで変な抑圧が取れていて、おっと思いました。
関係を再生させるために記憶喪失に…

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やすらかな夜のための寓話 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

ネオテニーがよかった

短編集です。濃いです(主にエロが)。

ひとつだけでもおなか一杯になりそうなほど濃いケーキを何個も続けて食べるような。
なので、私には一つずつ読んでは休み、というのがちょうどよいペースでした。
かわいい臣を満喫するにはぴったりだと思います。

ネオテニーでは、その言葉選びも秀逸だと思いましたし、照英の慈英に対する想いが覗けてすごく良かったです。脇だった照英の気持ちが見えて、慈英よりも好…

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