蓮川愛さんのレビュー一覧

求愛者の恋 小説

岩本薫  蓮川愛 

東京の地で、お互い悩んでいます…

表紙は砂漠の地でため息が出そうなうっとりする二人なのに、中身の舞台は東京。
異国の世界観に浸る事が出来た前巻と比べ、今回は遠距離恋愛、身分違い、年齢差、経験値の違い、二人の恋に反対する人物の登場といっぺんに恋愛の障害フラグが立ってしまった内容。

前巻と今巻とでそれぞれに違うアシュラフの顔が伺えたが、個人的には世界を常に飛び回るやり手のビジネスマンよりも、砂漠とベドウィンの世界での野性味溢れ…

3

誘惑者の恋 小説

岩本薫  蓮川愛 

和輝の目を通しての異国の情景に圧巻

ロッセリーニ家三兄弟の話『守護者』に登場した和輝が主役のスピンオフ。

『守護者』の時はルカに対しての面倒見が良かったので、世話好きそうなイメージからよくある年下攻めかと思っていたら、この話では受けと知り、何とも私好みで嬉しい限り。
もうこれだけで満足度が高いかも(笑)。

和輝のお相手となるアシュラフ王子はアラブ攻めでありながらも、インテリっぽい雰囲気で知的な第一印象。
蓮川さんの挿…

6

捕獲者 ロッセリーニ家の息子 小説

岩本薫  蓮川愛 

次男坊

「捕獲者―ロッセリーニ家の息子」の文庫化です

今回はロッセリーニ家の3兄弟の次男坊が攻め様のお話
ホテル事業を中心としたお話で、キャラの仕事に対する熱心さはもちろん
お互いを思う気持ちが、綺麗に書かれている作品だと思います

3兄弟の中でも、次男坊が一番キラキラしていて攻め様ですが綺麗で
「熱っぽい視線」が一番似合うキャラだと思いますw
攻め様受け様共に綺麗なキャラで、作品もキラ…

2

守護者 ロッセリーニ家の息子 小説

岩本薫  蓮川愛 

三男坊

「守護者 ロッセリーニ家の息子」文庫化ということで
今回はシリーズ2巻目のロッセリーニ家の3兄弟の三男坊が受け様のお話です

シリーズ物で話はチョイチョイつながっていますが
この3兄弟やお相手の好みも個々あると思いますので、
すべて読むのは・・・というお考えの方は、好みのカップルの本から攻めるものいいかもしれません・・・が
他のカップルも気になってくるので結局は・・・なんですw

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継承者(下)―ロッセリーニ家の息子 小説

岩本薫  蓮川愛 

あっ、そうくる?!

上巻からの続きす。

このままだとこの家は…でも別れるなんてできない。
それぞれの兄弟に気付かれないよう、パートナーたちは苦しむのです。
が、そのために取ったマクシミリアンの態度でルカがヘマをしちゃうというか
本当に自分に素直なんですよねルカ。
とうとうレオに見られてしまい、あれよあれよと互いのパートナーを知るのです。

そうなると跡継ぎはどうするんだ問題がみんなで話し合われます。…

4

継承者(上)―ロッセリーニ家の息子  小説

岩本薫  蓮川愛 

マクシミリアンの教育的指導!!

本題に入る前のストーリーから…
前作同様と申しますか、それ以上に甘々なカップリング内容となってました。

はい、恒例のマクシミリアンお仕置きタイム!!
今回のコンセプトは「エッチに自主性を持たせる」ということ。
(って毎回コンセプトがあったんですか?!)
自主性を持たせるってだけあって最初(服を脱ぐことから)から
最後(ルカが動いてフィニッシュをむかえる)までを全てやらせてます。

3

共犯者―ロッセリーニ家の息子 小説

岩本薫  蓮川愛 

甘々ですよ~っ。

ロッセリーニ家3兄弟の本が1冊ずつ出て、
その後のショートストーリーが詰まったお得な1冊!!

とにかくどのカップルも幸せそうで良かったです。
クリスマスのお話メインで、それぞれのパートナーに送るプレゼント。
だけど結局はお互いがいればそれだけでいいのです!!

贔屓目でやはりマクシミリアンカプのレビューメインになってしまうけど
申し訳ない(^^;)
クリスマスには故郷に帰って過…

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守護者―ロッセリーニ家の息子 小説

岩本薫  蓮川愛 

王道と言えば王道です。

このシリーズで1番大好きなカップリングです。
最近、文庫化になり始めたので書下ろし読みたさに購入したら
ついついこちらを読みたくて部屋の中を漁ってしまいました…(^^;)

このカップリングで何が1番かと申しますとやはり「年の差」!!
それも15歳という素晴らしい離れ方。
そして主従関係!!素晴らしいっ(><)

今回受けとなるルカは1作目の受けとなる瑛の義弟。
そんなルカは兄2…

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硝子の騎士 ― アーサーズ・ガーディアン 小説

Unit Vanilla  蓮川愛 

人から距離をおく学者×人を信じられない大学生

 この作品は、BL界では有名な作家さんの集団「Unit Vanilla」さんが作った作品です。
 ただ、こっからここまでが誰が書いたみたいな明確な記載がないので(章は分かれていますが)、それぞれの本をそれぞれが書く形での分担なのか、一冊の本の中で、それこそ昔よく流行ったリレー小説のような形でしてらっしゃるのかはよくわかりません。

 その中で、今回は新シリーズなのかな?
「アーサーズ・ガー…

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偏愛メランコリック 小説

夜光花  蓮川愛 

後ろ向きカップルが前を向くまで

唐突だが、よく夜光さんの小説を語る上でもよく出てくる<執着攻め>って、一途すぎて○○~ってパターンの事なのだろうか?

だとすると、これから夜光さんの小説をいろいろ読んでいくにあたって、どれだけ攻めが相手を想う一途さ故に暴走したり引きずられるパワーがあるのかってのが、なんだか楽しみになってきた。

今回の攻め・夏目については、まんまタイトル通りの人形を通した偏愛。
長年人形を…

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