蓮川愛さんのレビュー一覧

碧の王子 Prince of Silva 小説

岩本薫  蓮川愛 

いずれは結ばれる?

ずいぶん前から積んでいたのを、ドラマCD化されたのでようやく読んだ。
このシリーズ第1作目は、主人公のレンと、レンを探しに行った鏑木の運命の出会い、そしてシウヴァの屋敷でレンがどのように成長していったのかが描かれます。
鏑木は、レンを一目見て彼こそが運命の相手だと悟りますが、それは主従としての感情なのか、それとも恋愛感情なのか、意図してか、無意識にか曖昧なままに、
レンはシウヴァの跡継ぎとし…

2

捕獲者 ロッセリーニ家の息子 小説

岩本薫  蓮川愛 

外国人キラキラ攻めにノックアウト

『ルビーと言えば薄い、薄いと言えばルビー』というのが個人的な印象ですが、このシリーズだけはそんな印象は払拭されます。
厚みも満足ですし、面白すぎです!
びっくりしました。
文庫化の際にわたしの狙いは超年の差カップルの『守護者』だったのですが、それより断然本巻の方がメロメロ〜になりました。

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受けの礼人は、恩人が元オーナーであったカーサホテル東…

4

シチリアの花嫁 小説

妃川螢  蓮川愛 

ほのぼの???

冒頭、これはハードなマフィア系?なの??と思っていましたが
まあ ほのぼのと言いきれませんが、平和に読める作品でした
どろどろしすぎると自分的に辛いので、このぐらいで自分は丁度いいです(*´∀`*)

受け様はバイトで資金を貯めて長期の休みには、海外に行って
遺跡巡りをするのが好きな大学4年生です
攻め様は実業家でありながらマフィアの肩書もある方です

話は、受け様が旅行先でひょん…

6

ロッセリーニ家の息子 継承者 (下) 小説

岩本薫  蓮川愛 

気になっていたことが!

「ロッセリーニ家の息子」シリーズ文庫化第5弾の後編です

前半、どんどんと互いが愛し合っている事が3兄弟ばれていき
凄い展開になって行きましたが
兄弟達のお父様が4番目の奥様をめとられるということで
そして赤ちゃんもお腹の中に!
後継者問題でぎこちない感じになっていましたが
この赤ちゃんのおかげで一安心♪
そしてそしての3兄弟のそれぞれの愛の確認w

愛に満ちたシリアスな感じに…

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ロッセリーニ家の息子 継承者 (上) 小説

岩本薫  蓮川愛 

それぞれが終結

「ロッセリーニ家の息子」シリーズの文庫化5弾目!
ということで、どんどんストーリがドキドキの展開へと進んでいきます!

3兄弟が互いにパートナーが男性という点で
隠してきた中でしたが、一同がそろった今ほころびを見せて
秘密が知られていきます
互いが驚き、どうなることかとハラハラな展開です

シリーズ物でこれから手に取るのは・・・と思われている方にも
せっかく文庫化となったので手に…

4

恋愛トラップ 小説

藤崎都  蓮川愛 

私の原点

私はBLというモノをこの本で初めて知りました。
入学式の後に、隣の友達に貸してもらったのが始まりでした。友達からは「とにかく読んでみな」と言われ、5ページ程読んでいきなり屋上でキスシーンが出てきた時は驚きましたw

まあ~初心者だった私にはお酒を飲ませて嫌がる受け様を襲うだけでもびっくりでした。うぶでしたね・・・(遠い目)

とにかく、この本は攻め様の押せ押せ勝ちでしたね!最初は嫌がって…

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略奪者 ロッセリーニ家の息子 小説

岩本薫  蓮川愛 

派手な設定だけど実はヘタレな攻めがかわいい

岩本薫さん、初読みです。
長く続いているシリーズのようだったので、文庫化したこの機会に手に取ってみました。

設定はハーレクインのよう。タイトルもそれっぽいですし。お話もハーレクインのようでした。
で。それについ騙されそうになってしまいますが、このレオ(攻め)がゴージャスな設定に反して、どえらいヘタレです。瑛への行動を見ているとまるで思春期の娘を前におろおろするお父さんのよう。一応マフィア…

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守護者 ロッセリーニ家の息子 小説

岩本薫  蓮川愛 

ルカが意外に子供なんだなあ

『ロッセリーニ家の息子』シリーズの二作目。
前回は長男でマフィアのドンのお話でしたが、今回は三男が主人公で一人称です。
三兄弟のロッセリーニ家ですが、皆母親が違う異母兄弟。
そして、皆さんゲイなのだ。

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受けのルカは小柄で童顔の20歳。
兄たちをやっと説得し、この度二年間の約束で日本へ留学を決めました。

攻めは幼少時、兄弟の世話役を務…

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豪華客船で恋は始まる(4)(新装版) 小説

水上ルイ  蓮川愛 

さあ、レギュラーが出そろって来ましたよ! 

もはや定番の世界を旅するゴージャスBL、4冊目です。
今回のテーマはセレブにカジノで豪遊・ラスベガス行きでございます。
初回からずーっと無駄に豪奢なこの船は、
毎回毎回…旅先ルートに合わせて…内装(というか船内設備まるごと)が、
目的地仕様にフルチェンジしております。
なんという無駄…もとい太っ腹なんだ~!
にしても…ほとんど学校近くのゲーセンくらいの感覚で、
アールヌーボー調のクラ…

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恋をしよう 小説

谷崎泉  蓮川愛 

惚れっぽい上に趣味が悪い・・・

あ~、こういうのをダメンズウォーカーって言うんだろうなと思ってしまいました。

なんというか、確かに恋は目を曇らせるのかもしれませんが、藤原(受)が到底作中語られるような『(この上なく運は悪いけど)仕事のできる社会人』という印象ではありませんでした。あまりにもダメ過ぎる。

男を見る目がない・趣味が悪いだけじゃなく、いったい何夢見てんのかという感じでした。
『恋する乙女』どころか『恋…

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