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崎谷はるひ 蓮川愛
ポッチ
ネタバレ
作家買い。 2021年に刊行された『あまく濡れる呼吸(表題作「相愛エディット」)』の続編にあたる作品。前作未読でも理解できないことはないかな?と思いますが、前作で登場した灰汁島くんが主人公のお話なので、読んでいた方がより面白く読めるかと思います。 ネタばれ含んでいます。ご注意ください。 ライトノベルでそこそこヒットを出す灰汁島くんは、コミュ障でオタク気質もあり、さ…
岩本薫 蓮川愛
fandesu
『Ωがキャストを務める会員制のラウンジ-Ωだけどエッチ系のサービスはなし』というのは、古の腐女子の姐さま方の夢の職場なんじゃないかと思ったりしたんだけど違うかな? この職場模様が楽しい楽しい。 一生懸命働いて自立しようとする遠峰を好ましく思いつつ、自分以外に尽くそうとすることに不快感を表すゼロ……あたし、こういうの今まで何度も何度も読みましたっ! あ、誤解されると困るのですが、ディスって…
一作目の『共鳴発情』が凄く好きなんですよ。 アマネのキャラが秀逸なのと、彼が動き回る街の『スラム感』とでも言うか、饐えた下水の匂いが漂ってくる様な雰囲気がとても気に入りまして。 それと比較すると今作の世界は緩いと言いますか、ちょっとばかりリベラル感が漂っております。 ゼロと触れ合うことによってβからΩに変化してしまう遠峰の絶望感は良く解るけれど、彼は『野良オメガ』と違って国民としては認め…
天野かづき 蓮川愛
M+M
アルベルン侯爵家のルーシャス(受)はこの世界が、前世の自分が読んでいた恋愛小説の世界であり、妹のエアリーナが悪役令嬢の役割だと気が付きます。とはいえ、前世のその記憶が活躍したのは、妹を断罪した婚約者にぶちギレしたくらいで、前世の記憶で異世界を救ったとかいうことはありません。 そういう力や知識より、ルーシャスも妹も両親含めたアルベルン侯爵家一家が仲良く、隣国の王弟クレイオス(攻)がルーシャスを…
kurinn
もう!もう!驚きと嬉しさで大興奮しました。 そんなオチが待っていたとは驚愕でした。 「共鳴発情 オメガバース」「共鳴劣情 オメガバース」「αの花嫁 ─共鳴恋情─」と同じ世界観だと上巻のレビューで書きましたが、最後の最後の思わぬ展開にビックリです。 上巻でミステリアスなゼロは一紗には自分の過去を話していましたが、それはゼロのほんの一部だったんです。 会員制サロンのキャストであるレ…
「共鳴発情 オメガバース」「共鳴劣情 オメガバース」と「αの花嫁 ─共鳴恋情─」と世界観を同じくするお話でした。 でも両作品と全く違うのは、アルファの名家とかアルファ至上主義者が登場していない点です。 一紗はスラムや花街を擁するダウンタウンにある国立の総合病院の元ベータの整形外科医だったし、謎が多いゼロは野良オメガのシェルターを運営していて、彼等の保護や自立支援を行っているんで…
あーちゃん2016
蓮川先生挿絵狙いで購入。安心王道なお話でしたので中立より萌にしました。本編210P+あとがき。俺様的攻めがお好きな方でしたら良いのでは。 第一王子の婚約者である妹の卒業式に出かけたルーシャス。その場で突然始まった第一王子による婚約破棄発表やら、妹が行った聖女への非道な行為、それへの非難等がトリガーになったのか、前世の記憶を取り戻し、第一王子の行動へ逆にブチ切れて・・・と続きます。 攻め…
てんてん
本品は『異世界に転生して魂の番に溺愛されてます』の コミコミスタジオ特典小冊子です。 本編後、メルギルウィラスの里でのお話です。 佑亜は午後のお茶をしていたエルフ達から 黄水晶の宮の最初の主で最後のエンシェントエルフの 絵姿が残っていると知り、果然興味を覚えます。 その絵は宝物殿の最奥の間に厳重に保管されているらしく 自分以外のエンシェントエルフを見た事がない佑亜は 見…
黒崎あつし 蓮川愛
今回は先祖返りである竜人と 異世界トリップした日本人のお話です。 受様が魂の番である攻様の隣で幸せになるまで 攻視点での本編幕間的な短編を収録。 受様の母は未婚のまま受様を産み 受様親子で親戚宅に居候していましたが 受様は身内ではなく労働力として冷遇され続けた為 母の死をきっかけに家を出る決意します。 受様は夜行バスで東京を目指すのですが 豪雨の中を峠道を走っていた…
シルヴァーノ共々エルフの里に住んで少し落ち着いた頃のお話でした。 ちょっと執着要素が面白かった後日談なので、本編好きそうだなと思う方はご検討いただいた方がよいのではと思います。 ++ 最後のエンシェントエルフの絵姿が残っていると聞いたユーア。 シルヴァーノと二人、保管されているという宝物館を訪れます。そして聞きつけた(=盗聴した)ほかのエルフたちも続々宝物館へ。人気者のユーアは大変…