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水上ルイ 蓮川愛
絵夢
ネタバレ
3作目は海賊船。 湊はエンツォとの約束をバスケの試合のためにすっぽかしますがちゃんと拉致されプライベートジェットで日本脱出(笑) この航海からお部屋係(コンシェルジェ)はフランツです。 「パレ・カンバン」を救助しますが「部屋の鍵を開けてはいけない」というエンツォの言いつけを破って湊はその船長ジブラルに誘拐されます。 そしてさらに誘拐。 最終的にエンツォとジブラルが協力して湊を助けバルジー…
高校生の湊と豪華客船「プリンセス・オブ・ヴェネツィアⅡ」の船長エンツォ。 遠距離恋愛ですが、それだと話が進まないので、王子様がお姫様をさらっていくという決まりのようです。 両家、公認の仲なので家族も笑えるほど協力的。 しかし、湊は学校の成績があまり良くないらしくエンツォは家庭教師も用意?してくれました。 夢のような船の旅も湊には色々と大変なようです。 さらに今回は政治がらみでシージャック…
蓮川さんの絵ですし、書店さまでいつも見かけてはいたのですがノベルズということとかなりの巻数がすでに出ていたのでなかなか手が出せませんでした。 豪華客船ということなので夢のような世界かな~と思っていましたが期待を裏切らないロマンチックなお話です。 エンツォ・フランチェスコ・バルジーニと倉原湊の恋。 バルジーニ家の嫁取り物語(笑) 1冊目はふたりの出会い編。 エンツォに比べて若干、湊が見劣り…
弓月あや 蓮川愛
イラストは文句なしに「うつくしい」けれどお話としては不可解な感じ。 離婚して心機一転、日本からロンドンへ移り住み、再婚するからと睦月と皐月の兄弟を置き去りにした母親。 睦月(16歳)は病弱な弟、皐月を抱え極貧生活です。 病弱な弟を抱えアルバイトで生計を立てる(母親はアパートの家賃だけ送ってくる) この設定に無理があるような・・・。 そんな睦月を援助しようという伯爵様。 伯爵様は睦月の事…
七地寧 蓮川愛
前作で郷原英司にふられた戸田忠志が松秀良門に見初められて彼のものになるお話。 同族会社のトップになることが義務づけられている良門はたぶん自分の安らぎのために傍らにいて自分を煩わせることのないものを望んでいた。 忠志は英司を手に入れるために母親を巻き込んで暗躍していた印象でしたが、自主性がなく、しかし、言われたことはできる。 良門にとってはとても都合のいいものでした。 作り替えられていく忠志…
雨の日、ずぶ濡れの猫?を拾った須貝努。 拾った猫は同じ学校同じ学年の郷原英司で英司は家に帰りたくない理由を抱えていて叔父の店を任されている努のもとに居場所を求めて転がり込んでくる。 そのまま恋愛物語へといかないところが七地さんらしい(笑) 英司が家に帰りたくない理由。 お母さん達とストーカー忠志が凄まじかった。 私的に努と英司は、恋愛にとらわれず、ずっと友達同士でも良かったと思うんですが…
久能千明 蓮川愛
かえっちょ
前作は未読です。 話の前半のテンポのよさと、後半のシリアスさのバランスが非常によい作品だと思います。 キャラも魅力的だし、お互いの存在、そして恋によって彼等が変わっていく様がよく出ていると思います。 ただ、私はもう少し佳也と元同僚の関係や、佳也が一人で追うことになる事件に対する彼の心の内や、彼の行った捜査手順など、描写がないわけではないのですがもう少し見せてくれたら更に面白かったのになぁ…
「恐竜とハツカネズミ」つながり。 口絵の大きなふたりと小さなふたりが可愛い♪ Pink Piggy 心疾患を抱えた木崎鷹也の子供の頃の「こぶたちゃん」の愛称の意味もあるのかな?内容とはかけ離れたタイトルです。 鷹也は幼い頃、自分に手を差し伸べてくれた永瀬あさひを特別に思っていました。 それは鷹也が病気を克服して見目麗しい青年になっても変わりません。 あさひには秘密があり、それを知る…
久しぶりのジャケ買いです(笑) さらに七地さん、たぶん初読み。 レビューとかみていると文章に特徴のある作家さんのようですがこの作品を読んであまり違和感なかったように思います。 というのも、主役のふたりが職業柄?けっこう静かで冷静な感じ・・・七地さんの文章そのものという感じがしました。 研究に没頭すると寝食をおろそかにする鷺山幹久とそんな彼に興味&好意をもって接するラルフ・アシュクロ…
かわい有美子 蓮川愛
marun
この警察関係のシリーズの原点の作品1作目、ここから更に名作が生まれる。 個人的にはこの1作目、左程惹かれる事は無かったのですが、後の関連作品を読んで 再び読み返してみると、本当に原点だったのだとあらためて感慨深く読み込める。 この作品はSPだけれど、スピンオフ系で、「甘い水」や「Zwei」などの作品が どんどん出て来て、この関連シリーズにハマった私はかなり毎回楽しませてもらってる。 …