鈴木あみさんのレビュー一覧

愛で痴れる夜の純情 小説

鈴木あみ  樹要 

まるで百合のような姿で、中身はしっかりとボーイズラブ

花降楼シリーズといえば蜻蛉と綺蝶なのではないでしょうか。

近未来設定というかアナザーワールド設定
現代日本のような世界で、売春防止法が廃止され
かつての一等赤線地区が復活した吉原のお話。

受けも攻めも二人とも色子同士。
表紙を見てのとおり二人とも髪を伸ばし簪を挿し
赤い襦袢を着て女装しています。
でも、身体をいじったわけじゃないので中身はしっかり男。
ふたりとも大見世の二大…

2

恋の名前 小説

鈴木あみ  唯月一 

盗んだバイクで走り出す♪ (違)

なんというか 早熟な子だなぁ 馨(攻)ホントに高校生?
つか、タバコはやめろ、タバコは。お肌が荒れるぞ。

真雪の母は九条家の住み込みメイド。真雪は馨の小間使いで遊び相手だった。
その延長のように、馨に抱かれる真雪。しかし九条夫人に見つかってしまい、馨はアメリカへ真雪は山奥の学園へとひき離されてしまう。
で、馨が転入してきて、4年ぶりの再会。
4年前の関係を続けられると思っていた俺様な…

0

贋姫~プリンセスメイクビリーブ~ 小説

鈴木あみ  俊成有人 

あまあまサスペンスコメディ (*´Д`*)

借金のため「殺人以外は何でもやる」という契約にしばられた由基に下された仕事は、結婚詐欺だった。ターゲットはホテル王の孫娘。
由基は女好きのノンケなんですが、深里が男とわかった上で本気になっちゃいます。でも結婚(?)詐欺もしっかりやって宝石を貢がせたりしています。
深里のエッチのときの恥ずかしがり方とかやきもちの焼き方が、まるで女の子みたいにかわいい♪
そろそろ潮時というとき、5億円の絵画を贋…

2

絶頂のあいまいな瞬間 小説

鈴木あみ  極楽院櫻子 

エロ三昧の3流ポルノ

作者曰く「スーパーハードやおい企画本」とのこと。
しかし、出版が10年も前の作品の為確かにエロてんこ盛りではありますが、現在ではさほど目新しくもないのが実情。
きっと当時は画期的な作品だったのでしょう。
確かに全編エロまみれのものであります。
お約束の、縄・道具・強姦・凌辱・緋襦袢 など3角、4角関係の受けちゃんの体が壊れそうなほどの展開ではありますが・・・

千郁は母の愛人だった蓮見…

3

愛で痴れる夜の純情 禿編 コミック

鈴木あみ  樹要 

樹要さん……

あまりにも絵が女子過ぎて、駄目だ……
遊郭ものはあんまり読んだ事ない(2作品目)けど、なんで男娼を遊女に擬えるのだろうか。もっと、男っぽい感じでいいじゃないか。
ブツが付いてるってだけで、あとはまんま女の子じゃないですか。
そんな私は腐失格?遊郭ものの良さがわかっていないだけなのだろうか…
樹さんだからなのだろうか。
ここに男×男の禁忌は関係ないって感じだよね。
好き嫌い素直になれない…

3

絶頂のあいまいな瞬間 小説

鈴木あみ  極楽院櫻子 

鈴木あみの真骨頂・エロエロ愛憎劇!

私の中の三大エロBL作家の一人、鈴木あみ。彼女を三大エロBL作家たらしめるのがこの作品です。

高校講師の千郁は、今は亡き母・千鶴の代わりとして、彼女の情夫であった蓮見に囲われています。千郁は蓮見に母の「千鶴」という名前で呼ばれ、彼の母に対する執着心や欲望のままに抱かれ、その代償に生活を保障されています。
ある日、7年前に出ていったきりだった義理の兄・史城が帰ってきます。喜ぶ千郁を抱きながら…

3

白き褥の淫らな純愛 小説

鈴木あみ  樹要 

『花降楼』はやはりドラマCDと小説両方楽しむべし!

売春防止法が廃止された吉原の男遊郭『花降楼』での
さまざまな恋愛模様を描いたシリーズの第七弾。
今作は、見た目は際立って綺麗だった訳じゃないのに
『カラダ』がいい、という理由で花降楼に売られた撫菜と
花降楼楼主の異母弟・氷瑞のお話。

これも、先にドラマCDを聴いていたので(しかもつい最近!)
ドラマCDの復習のつもりでサクッと読むつもりだったんですが。。。
これもまたすごく良かっ…

4

泥棒猫 小説

鈴木あみ  街子マドカ 

ツンデレ猫!!

スーツに白衣で猫耳ってそれなんて違和感。
とかいいつつ街子さんの美麗イラストの春季のかわいらしさはヤバイです。
同じく守弥の白衣メガネも!
甘えたいのに甘えられないツンデレ猫さんが主人公。対する守弥は丁寧語メガネで軽くS。
ヤバイ楽しい。
一巻で散々つっこみを入れてたくせにここに来てこの世界観にも慣れてきた気がします。
しっぽは色々萌えでした。
猫耳猫尻尾っておいしいよね!!

0

愛で痴れる夜の純情 小説

鈴木あみ  樹要 

『花降楼シリーズ』小説版初読み!

売春防止法が廃止された吉原の男遊郭『花降楼』での
さまざまな恋愛模様を描いたこのシリーズ。
実は、ドラマCDでは聴いていたのですが
小説版を読むのはこの作品が初めてでした。

この蜻蛉と綺蝶のお話も、ドラマCDは既に聴いていたので
それを再確認するようなつもりで読み始めたんですが。。。
すごい良かった!

ドラマCDでは伝わり切らなかった
蜻蛉と綺蝶それぞれの背景や感情がさらに…

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愛で痴れる夜の純情 禿編 コミック

鈴木あみ  樹要 

切なさテンコ盛

切ない話が何より好きな私は遊郭ものは大好物じゃあ~。
切ないに決まってる遊郭ものですが、、、こ、これは切ない!
色子同士って始めてだわ、なんで今までなかったのかしらん?
これ遊郭モノ最強切ないカプだわ、互いに思いあいながら体を売らなきゃいけないんだもの。
蜻蛉のほうが幼く不器用でその分ストレート、綺蝶を好きなのがバレバレです。
綺蝶の水揚げに泣いて嫌がり、逃げようと縋る蜻蛉を愛おしく思わ…

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