鈴木あみさんのレビュー一覧

夜の帳、儚き柔肌 小説

鈴木あみ  樹要 

妓楼のスイカズラ姫は、おとぎ話の階段を上る…

「花降桜」シリーズ・第3作目です。
さて今回の美妓は、透き通るほど雪白の柔肌に、
儚げな肺病病み…大人しやかで、日々の糧にも苦労する、
薄幸の美少女を地でいくような…忍にございます☆
スイカズラの花の名を持つこの娼妓は、
まさに「椿姫」と「シンデレラ」を足して2で割らない!
ような人生の階段を歩いて行くのです。
忍の恋のお相手「蘇武の若様」こと貴晃は大企業グループの御曹司で、
粋で…

5

媚笑の閨に侍る夜 小説

鈴木あみ  樹要 

妖婦・ブロンドの女王様は、ダメ男がことのほかお好き?

「花降桜」シリーズ・第6作目です。
さて今回の美妓は、輝くブロンドに100万ドル(?)のおみ脚、
仲間には性悪・お客には妖婦、どういうわけかダメ男がお好きな…
口元のホクロも妖艶なお職…玉芙蓉にございます。
見た目・完璧な女王様で、中身はさらにどぎつい女王様…
そんな傾城に、すげない一言をくれる男がいました。
「どうしてあなたはそんなに男の趣味が悪いんですか?」
その男・上杉は花降桜…

2

白き褥の淫らな純愛 小説

鈴木あみ  樹要 

子狐はおバカで、世紀の愛されたがり屋さん

「花降桜」シリーズ・第7作目です。
さて今回の美妓は、子狐級に見目可愛らしいが…美形に及ばず、
頭は弱いが体は絶品! その心映えは純情一途な…撫菜にございます☆
そんな撫菜が一目ぼれ…お相手は(こともあろうに!)
楼主の義弟・氷瑞ときました。
名家当主のこの男…まだ若いのに老成した、
寡黙で怜悧なプライドの人で…
身分違い、加えてオツムの差まで甚だしい!
これでうまくゆけば奇跡…の…

3

礼拝堂の淫らな遊び 小説

鈴木あみ  佐々成美 

神秘的な場所で、いやらし

生徒会副会長の選挙に出馬。清春は深芳野にやぶれるが、副会長が会長を選ぶことが出来て清春は生徒会会長になる。

学園で、売春しているのを、調べるうちに清春がねらわれるが、副会長が助けてくれる。
副会長と清春が・・・
身体をつないでいく。

0

求愛の指先に囚われて~魔法ゲーム~(表題作 魔法ゲーム) 小説

鈴木あみ  宮下キツネ 

あいかわらずのいちゃいちゃらぶらぶ

■魔法ゲーム
生徒会長 基山からの依頼で、黒魔術クラブの調査をはじめる馨。真雪(まゆき)が囮になると言い出すが断固拒否。
馨ってば、仕事から帰ってきたら笑顔で迎えて欲しいとか、まゆちゃん なんだか幼妻あつかい? 裸エプロンネタってもう出てましたっけ?w
でも、守られてばかりじゃイヤというまゆちゃん。馨に内緒で囮になって・・・危険な目にあわないわけがありません。そして馨が助けに行かないワケが・…

1

甘熱い執着に囚われて~キスの原罪~ 恋の名前シリーズ(表題作 キスの原罪) 小説

鈴木あみ  唯月一 

中篇が3本

■セックスと動画とプライベートメロディー
まゆが存在を知らなかった馨のケータイにハート付きのメールが来たことから始まるお話。
馨が浮気しているのではと悶々としているのに、当の馨は借りたビデオカメラで、真雪を被写体にエロビデオ撮影ごっこ。
ケータイは馨のお仕事がらみのことなんだけど、種明かしのあと図書館の書庫でおしおきされちゃいます (*´Д`*)ハァハァ

■キスの原罪
いつもは肌をさ…

0

絶頂のあいまいな瞬間 小説

鈴木あみ  極楽院櫻子 

BL幕の内弁当

なんかねぇ千郁(受)のセリフ、半分以上は喘ぎ声だったようなw

男妾・女装・複数攻・近親・年下攻・強姦・教室えっち・媚薬・道具、果ては弛緩剤でフィストまで。あ~、挙げきれん。
とにかく何でもありの世界でした。
ヤンデレさんたちが手を変え品を変え場所を変え、延々とえっちしてるわけですが、それなりにストーリーがあるおかげか、あまり飽きたという感じはしませんでした。

10年前の作品というこ…

1

媚笑の閨に侍る夜 小説

鈴木あみ  樹要 

意地悪で自己中で傲慢女王様の泣き所

花降楼シリーズ!第6弾!!!
年季明け間近のお職・玉芙蓉のお話。

玉芙蓉は、蜻蛉と綺蝶編にもでてきた意地悪ぅ~な先輩ですw
美貌と性悪を武器に長い間、花降楼でトップを張ってきた玉芙蓉さんですが
どーしょーもない男に、身揚がりさせてしまう。
身体を張って稼いでも稼いでも、借金を重ねてしまうという
いわゆる“だめんず”好きなんですよねw
でも、なぜ“だめんず”を放っておけない性質なの…

4

白き褥の淫らな純愛 小説

鈴木あみ  樹要 

撫菜をかわいいと見るか馬鹿と見るかで評価が分かれる作品。

花降楼シリーズ7弾!と、いうことで
また新しい色子の登場です。

撫菜は、ちょっと馬鹿な子なんですよね。
きちんとした教育も受けないまま
女衒を生業としている男に犯され
花降楼に売られてきたという子。

撫菜は、ひょんなことから知り合った氷瑞に
一目ぼれしてしまうんですよね。
そしたら、たまたま氷瑞は花降楼の楼主の義弟だったという設定。
楼主は撫菜に氷瑞を誘惑しろといい
楼…

3

愛しき爪の綾なす濡れごと 小説

鈴木あみ  樹要 

語られてなかった『愛で痴れる夜の純情』と、その後。

花降楼シリーズ 綺蝶と蜻蛉編。
『愛で痴れる夜の純情』では語られなかったお話と
二人のその後のお話が入っています。

『愛しき爪の綾なす濡れごと』では、蜻蛉の客に嫉妬する綺蝶
そんな綺蝶の気持ちに気付かない蜻蛉のすれ違いがじーんと伝わる。
犬猿の仲になってしまった後、短冊に願いをかける蜻蛉は
本当に不器用で馬鹿な子で愛しいと思った。

『愛しき夢の織りなす睦言』では、花降楼を出た…

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