鈴木あみさんのレビュー一覧

白き褥の淫らな純愛 小説

鈴木あみ  樹要 

メインよりの気になる2人が!

健気系じゅんじゅん(福山さん)でした。
兄弟が多くて売られてきたのに「みんなの役に立てるから」と喜んで色子になるような。
仕事も自分が必要とされている感じがするからどんなことがあっても受け入れられる。
偶然、出会った氷瑞に一目惚れして、どうせもう会えないと思っていたのに楼主に会えると唆されてゲームをすることに。
色子であることを隠さなくてはいけないけれど、それよりも氷瑞に会えることの方が嬉…

2

恋煩う夜降ちの手遊び 小説

鈴木あみ  樹要 

議員×ツンデレさん


花降楼シリーズは本当にお話も面白いし、イラストも綺麗で煌びやかな世界を醸し出してくれますよね!大好きです。

今回は「手紙」から始まります。
見ず知らずの人から手紙を受け取り、その差出人は花降楼の藤野(受け)から。
どんな人物なのかと諏訪(攻め)は興味を持って出向くと…というお話。

大体興味を持って遊郭に行っちゃう辺り、「良いのか!政治家!」って感じなんですが、それも読んでるときには感じないく…

2

薔薇の支配者 小説

鈴木あみ  竹中せい 

え?愛ってそんなもの?

受けの冤罪(しかも強姦)を信じちゃう攻めって初めて見たかもしれません。
一度でも愛した人なのに、奴隷契約を結ぶまで、調べなおしてみようとすら思わないとか、意外と薄情な攻めです。
たわいないことで鞭打ちとか人権侵害しだすところもなあ……
うーん、受けはなぜコイツが好きなのでしょうか?

0

愛犬 小説

鈴木あみ  街子マドカ 

けなげ・・・

人類に女性がいなくなり、
一部の男性が「ミミつき」という、
フェロモンを垂れ流しの突然変異が起きてしまう世界観です。

シリーズとして、兎、猫とあるのですが、
今回は、犬の物語。

アメリカの研究施設にいたミミつき(受)は、
昔の恋人の義理の兄(攻)のもと(日本)にもどってきます。

もともと、お互い好き合っていたのに、
攻は浮気性であると思ってしまっている受は、
それがつ…

1

恋煩う夜降ちの手遊び 小説

鈴木あみ  樹要 

遊びに隠した本気の恋心

養子先の呉服店でなじみ客だった攻め様に
恋心を持っていた受け様は養い先が倒産した為
借金のカタに男性相手の遊郭に売られ、数年経ち
独り立ちした一人前の娼妓になっていたが
同じ仲間の娼妓から昔の知り合いに営業でも
してみたらと言われ、心にいつもあった人へ手紙を。
それは現在は新人議員として活躍している攻め様で
受け様の忘れられない初恋の人だったのです。
気の無いそぶりで、遊郭のお遊び…

5

愛で痴れる夜の純情 小説

鈴木あみ  樹要 

一番好き

この二人がケンカしている場面が好きです。
ケンカというか、攻が仕掛けて受を構い倒しているだけなのですが……。

攻はそういう職業だからしかたないけど、あんな漢気があるのに客と……なんだなあ、と考えると、妙に萌えました(笑)。
お仕事だもの、仕方ないよね。
受に対する思いがいっそう切なく感じました。

1

君も知らない邪恋の果てに 小説

鈴木あみ  樹要 

第1弾とは知らず

シリーズ第1弾とは知らずに手に取りました。
蜻蛉と綺蝶の作品にどっぷり浸ったあとだったせいか、トンデモ設定とかまるで感じず(^_^;)、よく知る世界で楽しめました。

いや切ないですね……。
ずっと誤解、幼いときは意地を張って言えない。
再会してからは誤解されてて言えない。
ストーリーはテンプレで最後には両思いになるっ! てわかっているのに、誤解したまま受を抱く攻にはドキドキしました。…

0

白き褥の淫らな純愛 小説

鈴木あみ  樹要 

受けが天然なお話

 男たちの廓・花降楼で働く撫菜。
 体を売ることに嫌悪感を感じたり、葛藤を感じたりする者の多い中で、撫菜は仕事が嫌いではなかった。
 幼い頃から、子だくさんの家庭で生まれ、あまり自身を顧みられることのなかった撫菜にとって、客に優しくされることでさえも喜びであったし、気持ちのいいことも嫌いじゃなかったのだ。
 そんな最中、偶然知り合った氷瑞の冷たい中に垣間見える優しさに惹かれるも、色子の身では…

2

薔薇の支配者 小説

鈴木あみ  竹中せい 

私には合わなかった

キャラにどうしても感情移入できない。文章が合わないのかもしれません。

湊が呆れる程アホの子。遊木は亡くなった奥さんのことを大雑把に説明した直後、あの状態で盛りだすシーンが受け入れられない。理解に苦しむ。

脱獄のシーンでは、「そんな行き当たりばったりで脱獄出来るかっーー!!」と叫びました。
もう少し捻りのきいた物語を期待していたのですが、肝心な部分はご都合主義。

湊は遊木にしか抱…

0

媚笑の閨に侍る夜 小説

鈴木あみ  樹要 

ベタかな?

 売春が公認化され、遊里として復活した吉原でも屈指の大見世・男の廓「花降楼」。
 そこでお職を張る玉芙蓉は、女王のように驕慢な美貌を放っていた。
 ところが、そんな玉芙蓉はなぜかろくでなしの客に貢いでは捨てられる日々だった。
 どれだけ稼いでも、間夫と呼ばれる自身の恋人を身上がりさせ、返ってこない金を貸し、全てを男につぎ込んでしまう。
 そろそろ年季が明けるというのに、ちっとも借金が減って…

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