鈴木あみさんのレビュー一覧

強姦島~あえぐ夜~ 小説

鈴木あみ  高崎ぼすこ 

タイトルに騙されないで!笑

最初、タイトルを見たときはなんちゅう過激な!と思ったのですが。
うん。普通ですよ、内容のレベルは。
強姦?!複数?!と遠慮している方は安心して手にとってレジへGO!しても大丈夫です。
レジに持っていく勇気さえ出せば(笑)
逆に言えばバイオレンスを期待している方は、ガッカリするかもしれません。

父の病院をなんとかしたい、その一心で内容も詳しく知らずになんともまぁ胡散臭い内容のゲームに参…

3

花丸文庫☆フレッシュスター大収穫祭 書き下ろし小冊子 グッズ

読みごたえあり

ページ数あって読みごたえがありました。一作品につき10ページ前後ずつで、合計52ページです。
虫シリーズがかわいかった。ほかの虫カップルもちょろちょろ出ていてほほえましかった。翼や篤郎などは子連れでした。受けくんたちの世話ばっかり焼いてる真耶さんにも、いつかいい人が現れますように。
それにしてもかなり新旧混ざってますね。どれも知ってるor持ってる作品だったからよかったですけど、新刊が2作入って…

0

恋煩う夜降ちの手遊び 小説

鈴木あみ  樹要 

花降楼シリーズで一番好きです

ついに第十弾となった花降楼シリーズ。
私はこの作品が一番好きです。
攻めの諏訪も受けの藤野も完全に私のツボなキャラクターでした。

第九弾と関わりがかなり深くあるので、合わせて読むとより面白いです。


選挙で初当選したばかりの政治家、諏訪の元に花降楼の藤野と名乗る手紙が届きます。
なんだと思って訪れてみると、そこにいたのは昔良く遊んでやった眞琴。
諏訪はすぐに請け出し助けてやろ…

4

九尾狐家妃譚~仔猫の褥~ 小説

鈴木あみ  コウキ。 

九尾の狐と捨て猫の身分差ラブ

人狐一族の跡取り×捨て子で人猫の一族に拾われた人猫。
受けくんは、幼い時に攻めの身の回りの世話をする係に任命され、せっせと仕えています。攻めとともに仲良く成長し、攻めの添い臥し(筆下ろし)相手を探す際に攻めが好きすぎて立候補、その後もずっと抱かれ続けています。
この世界は、種族さえ同じなら男同士でも子供を作れるのですが、狐族の攻めと猫族の受けの間には子供ができないので、攻めの家族にも関係を黙認…

11

臈たし甘き蜜の形代 小説

鈴木あみ  樹要 

第二弾に出てきた岩崎が再びの登場

花降楼シリーズ第九弾、第二弾で蜻蛉を身請けしようとしたものの、すんでのところで逃げられてしまった岩崎がメインとして再びの登場です。

岩崎の過去、花降楼でどんなことがあったのか、また岩崎は若い頃どんな男だったのか、というのを知っていた方が話に入り込みやすいと思うので、こちらを読む前に、少なくともシリーズの第二弾は読んでおいたほうがより楽しめると思います。

第二弾が好きだけどこちらはまだ読…

5

九尾狐家妃譚~仔猫の褥~ 小説

鈴木あみ  コウキ。 

種族を超えた純愛

大好きなケモミミに惹かれて、手に取りました。

お互いに、子供の頃から相手一筋で、エッチをするのもお互いのみで、狐と猫の種族を超えて…という純愛ラブストーリーです。

途中、身分差や勘違いによるすれ違いがあったり、攻めの焔来を狙う女狐が登場したり、もどかしい展開がハラハラしてジレったかったけど、受けの八緒の健気さにキュンとなりました。
終盤明らかになる、八緒の出生の秘密と正体には驚いたけ…

11

愛しき爪の綾なす濡れごと 小説

鈴木あみ  樹要 

第二弾を読んでから、どうぞ

花降楼シリーズ第八弾は、第二弾の主人公、綺蝶と蜻蛉のお話。
第二弾では蜻蛉の水揚げが終わった所から綺蝶とお職争いをするようになった頃まで飛ぶのですが、そこの間に入るお話になります。

第二弾を読んでいること前提だと思うので、第二弾を読んでから読んだ方がいいと思います。

私はこの話を読んで、蜻蛉がさらに好きになりました。
蜻蛉は外見の麗しさが目立つけれど、内面も可愛さに客が気付いていた…

2

白き褥の淫らな純愛 小説

鈴木あみ  樹要 

撫菜のキャラクターに救われる

花降楼シリーズ第七弾になります。
時期としては玉芙蓉が身請けされて行ってから数年経ち、綺蝶が傾城として一本立ちした頃のお話です。

今回の主人公、撫菜は貧乏子沢山な家庭で産まれ、相手の手が上がると殴られるんじゃないかとビクビクする癖がついてしまうような家庭環境で育ちました。
そんな中で唯一褒めてもらえたのが身体だったんです。

そんな撫菜なので、花降楼に来たことをわりと前向きにとらえて…

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媚笑の閨に侍る夜 小説

鈴木あみ  樹要 

花降楼シリーズで一番色気のあるカップル

花降楼シリーズ第六弾には、第二弾にも登場した玉芙蓉のお話。
こちらにも禿の頃の綺蝶と蜻蛉がちょこちょこ出てきます。
ですが、お話としてはシリーズの中でもわりと独立しているので、この一冊だけで読んでも大丈夫だとは思います。

第二弾で出てきた玉芙蓉は、蜻蛉を理不尽にいじめていてあまり好感が持てませんでした。
ですが今回のお話を読んで、かなり印象が変わりました。

玉芙蓉は花降楼でお職を…

1

華園を遠く離れて (表題作 恋路) 小説

鈴木あみ  樹要 

ここまでのお話の後日談

花降楼シリーズ第五弾は、これまで登場したキャラクター達の後日談の短編集です。
どれも甘く幸せそうなお話。


最初の旺一郎と蕗苳のお話は、蕗苳が花降楼を出て二年半ほどたった頃。
なので一番花降楼感は薄く、蕗苳はすっかり男の格好をして働いているし旺一郎も医学生に戻っています。

二人が本来の姿に戻り頑張っているという安心感のあるお話ですが、私が花降楼シリーズに求めているものからは少し外…

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