陵クミコさんのレビュー一覧

プラチナBOOK 01 プラチナフェア2012 グッズ

優れものの番外編

「移り香」と「下僕には極上ミルクを」の番外編はショートなのに読者のハートを
擽る内容でかなりいい感じでしたね。
「移り香」の禁忌兄弟篇は、不遜な弟が、風邪で熱を出して、折角2週間ぶりでの
兄とのデートが出来なくなってしまった哀れな様子&思いがけない胸キュンラブ。
意地っ張りで素直になれない弟が弱ってるせいで、本音をポロリ、受ける兄は
頬を染める・・・う~ん甘い雰囲気でしたね。
「下僕に…

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プラチナBOOK 01 プラチナフェア2012 グッズ

綿棒は万能なんです♪

プラチナフェア2012の01は、陥没乳首とミルクの番外編と、禁忌兄弟モノの番外編の2本が収録。
バーバラさんの下僕ミルク目当てです♪
いやぁ~、笑いました、ニヤニヤしました、吹き出しました!!
勤務先の化粧品メーカーの御曹司で恋人の裕貴と一緒に暮らしている営業の坪井。
裕貴の乳首には秘密があるんですが(本編参照)それが陥没乳首でもあるんですw
化粧品メーカーに勤めている裕貴ですから、もち…

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ポケットに虹のかけら 小説

久我有加  陵クミコ 

脇役が気になる!

家族を相次いでなくし、残った闇金融への借金のカタに
ヤクザの息のかかった探偵事務所でただ働きさせられている亮介。
自分が直接手を下す訳ではないけど、後味の悪い仕事も少なくない。
そんな日々の中、調査のマルタイ(対象者)として小学校の同級生アリトモに再会するが、
ヤクザ絡みの事務所に舞い込む依頼なんて、碌なもんじゃないに決まっている…
身分を隠して接触していくうちに、アリトモに会えることが…

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マリッジブルー症候群 小説

日向唯稀  陵クミコ 

ほんとに我慢を強いられたのは攻め様の巻

疑似ファミリー内恋愛事情を背景にしたコミカル嫁入りラブストーリーです。
年の差カップルで、既に養子縁組してる親子関係の二人が幼い時からの約束が実現する
までのお話なんですが、日向節が至る所にちりばめられているようでした。

17年前にビジュアルバンドでメジャーデビュー目前だった攻め様たちのグループが
受け様の両親で、バンドのメインボーカルの母とリーダーだった父親二人の事故死で
幻のバン…

1

スペアの恋 小説

椎崎夕  陵クミコ 

素敵な話!

 在宅勤務のSE・槙原俊は、飲まず食わず寝ずで行った仕事明け、玄関を出るなりその場で倒れてしまう。
 気がつくと、アパートの隣人・渡辺研一とその息子・孝太の家で介抱されていた。

 俊は、研一に感謝するが、研一の態度は冷たく、その印象は最悪だった。
 しかしなぜか孝太は俊に懐いてしまう。

 俊が倒れたのはどうやら、風邪だったようで、それから三日間寝付いてしまった俊の下へ、孝太は毎日「…

3

恋人はバカ~理系彼氏のしつけ方~ 小説

楠田雅紀  陵クミコ 

なかなか酷いタイトルですが

結構酷いタイトルですが、受である飯山の
恋人、杉への素直な思いとも言えるような(笑)
理系への偏見をより、大げさに表現して、
理系彼氏への扱いにくさを
コミカルな感じで表現したストーリーでした。

ミシンメーカーの営業として働く飯山は、
同じ会社の設計部で働く杉と一緒に働いたところ
杉の対人スキルの無さに、腹立たしさを感じてしますが、
飯山が杉のことを色々教育していくんです。

1

ポケットに虹のかけら 小説

久我有加  陵クミコ 

純粋な思いを忘れない、二人を繋ぐ虹の欠片

読み終わるとほんわかしてくるような作品なのですが、内容や設定はシリアスと
スリリングな展開でもあり、人の弱さと忘れられない思い出をうまくミックスして
読み応えのある作品になっていました。
それに・・・個人的な気持ちとしては標準語のストーリーは読みやすかった(笑)
関西弁が嫌いと言う事は全然無いし、学生時代は4年間大阪に住んでいたので
馴染み深いのですが、なんと言うか独特の地域性が感じられ…

2

ぎこちない誘惑 小説

椎崎夕  陵クミコ 

こういう主人公の境遇設定すきなんです(汗)

健気なんだけど、いわゆる儚さとか幼さを持った健気じゃなくて、自分の境遇があってそれによって変化した、自分で何とかしようと周りを頼らないで頑張ろうとする健気設定って嫌いじゃないです。
特に今回の話の場合、両親や兄がいわゆる”ネズミ溝”なるものにはまり、自分を捨てて出奔してしまい一人取り残される。
しかも親戚にも迷惑をかけ、ある日ひょっこりと訪れた兄が改心した風を装って、主人公の友達まで騙してしま…

3

ぎこちない誘惑 小説

椎崎夕  陵クミコ 

優しい仮面の攻め様と苦労人のピュア受け様の恋

家族に捨てられ、騙され、傷つけられ、その為にいつも他人との間に一定の距離を
置くようにして過ごして来た受け様が、トラブルに巻き込まれた事から始まるお話で
過去に悲惨な経験をしていながらも相手を恨むことも無く、冷静に物事を
受け止める事が出来る一方で、必要以上に相手の事を考えてしまう。
それは受け様自身が過去に捕らわれ、自分に自信が無いことの表れみたいで切なかった。
何処までも不運な受け様…

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ぎこちない誘惑 小説

椎崎夕  陵クミコ 

いい人が一番恐い・・・。

初読み作者さんですが、あらすじに惹かれ購入。
面白かったのですが、
正直言って評価するに当たり、かなり迷いました。
BLとして面白かったか?と考えると難しくて、「中立」かなと。

末廣は、親兄弟がねずみ講にはまり、どこかに消えてしまったという
家族の事情から、自分の学費は自分で工面する苦学生。
姿を消していた兄が、帰ってきてくれたと喜んだ矢先、
末廣の大学の友人たちから、末廣の名前…

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