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月東湊 陸裕千景子
宮原きの子
ネタバレ
潮の態度が鬼には生殺しなんだろと思います。 自分の理性と一生懸命戦ってる鬼に対して、潮は大好きと連呼します。 その気持ちを包み隠さず正直にぶつける潮が可愛くも見えます。 んで、潮と比べたら鬼はヘタレかなと思うんだけどそこまでヘタレって感じでもないです。 潮を食べたくないってのもわかるし、優しい鬼です。 泣き虫なのはヘタレとは違うなとも思うし。 鬼が潮をバリボリと食べちゃうん…
どんなに酷いことをされても攻めの事を考えるのが素晴らしい。 心が荒んでる自分にはちょっぴり痛いです。 この話はちょっとグロ系でもありますね。 蛇が何匹も腹の中に入ってきて目で見てわかるほどに……内側から内臓も突き上げるんです。 グロ系よりは、ホラーか……軽く怖い。でも嫌いじゃない。 最初は怖いと思っていた蛇にもだんだんと優しくなっていく彰に脱帽。 よく今まで変なおじさん…
谷崎泉 陸裕千景子
雲絶間姫
中学の先生と鳶職という およそ接点のなさそうなお仕事同士のカップルだというので、そこに焦点を当ててるのかと思いきや、描かれるのは専ら先生の方の生徒に振り回される日々でしたね。鳶の日常ももっと読みたかったなあ。仕事柄鳶が命に関わる怪我をして、先生が病院へ駆けつけて「死ぬなっ!」とかいう展開があるのかと勝手に予想してたら、なんと病院送りになったのも先生の方だったし。そういえばわたしの同級生でも何人か…
中原一也 陸裕千景子
Krovopizza
『悪徳の褥』の続編。 相変わらずハードでバイオレンスなヤクザの世界観に、新キャラもいい味出していて、前作同様パンチの効いたヤクザ物となっています。 名取組を辞め、自らが組長となった黒田(攻め)と 彼の右腕で愛人の二宮(受け)。 個人的に、この作品の萌ポイントは 部下に「抱かれてもいい!」と慕われるほど男前で 初対面の医者から「あんた人殺したことあるだろ」と 恐れられるほど凶暴な一…
今城けい 陸裕千景子
楓花
おっもしろかったですー!!! 陸裕さんの挿絵が柳の人形のような雰囲気と合っていてすっごくイメージ通りでした。 表紙からして素敵じゃないですか!? 綺麗ー。 因みに受け様の表紙での肌色比率が素晴らしいことになっていますが、中身ではそこまで…?って感じです← いや、やっていることはやっていますし…天才なのに辿々しいとしか言いようのない口調の柳が“純粋・無邪気”に積極的ですが。 うん、もう純…
鳩村衣杏 陸裕千景子
拓海
兄弟もの好きとしては、題名からなんだか美味しそうな予感がします。そして、読み終わって表紙を見ると、イラストの一つ一つの意味が分かって、面白いな~と思います。 28歳の一は、父親が早くに亡くなったこともあって、ちょっとファザコン気味です。 そんな一に、母親の再婚によってできた父親と弟に喜んだのも束の間、弟になったのは同僚の瑳苗で。瑳苗は一にとって、憧れから喧嘩ばかりする相手に変わった同僚だっ…
天野かづき 陸裕千景子
今度のモフモフは、犬と間違えられた健気な狼のお話です。 絵本作家の皆瀬から、最近餌をもらってるのは、狼の琥珀。琥珀は、伴侶探しのために人里に出てきたところだったのです。寄り道してる場合じゃないけど、ご飯は美味しいし、撫でてくれる皆瀬の手は優しくて。 ずるずる離れられずにいると、事件は起こります。犬と勘違いしてる皆瀬が、うちの子になるか?と琥珀にキスするのです。 琥珀たち一族にとって、…
題名からエロエロなのかと期待してしまう今回は、昔助けた兎に迫られる獣医さんのお話です。 結婚も仕事もダメになった春斗は、亡くなった祖母の家にやって来ます。祖母の墓参りの帰り道で助けたのは真っ白な兎。 家に連れて帰ると、なんと兎は美少年に変身するのです。驚きながらも、帰る場所がないと言う兎の雪を、家に置いてあげることにします。 そして、雪は見た目が子供なのに、真剣な表情でつがいになってほし…
天涯孤独な楓が、妖狐の白夜にお嫁入りするお話です。今回は、白夜だけではなくて楓にまでケモ耳が生えて、ケモ耳がダブルで堪能できます。 楓は両親を亡くして施設育ちです。やっと就職も決まったと思っていたら、いきなりの倒産で。ショックでフラフラと立ち寄ったのは、子供の頃によく来ていた神社でした。当時の、遊んでもらったお兄さんも思い出して懐かしさに浸っていた楓。 そして、その夜に、18歳になったら迎…
天野さんお得意の軽いラブコメファンタジーです。今回は、生まれ変わっても男にモテモテなのにウンザリしてる村人Aのお話です。 ルネは、前世の記憶を持って生まれてきました。前世では日本に生まれて、20歳の若さでストーカーされた挙句の、事故死でした。 今度こそは平凡に暮らしたいと、自分を村人Aと例えてひっそりと生きてたのに、ここでも男に追いかけられる日々で。その日も男から逃げていたら、突然起きた地…