陸裕千景子さんのレビュー一覧

意地悪しないでお兄ちゃん 小説

小中大豆  陸裕千景子 

もう一捻り

コメディー作品です。うーーーーーん…いや、代替案を持っているわけではないのですが…最初からオチが分かってしまうこの手のシナリオは難しいなあ…っと。どうしても「もう一捻り!」と思ってしまったので評価は「萌」です。

主人公の唯は自己評価が低く、大好きな義兄・千流に愛されていた昔とは違う現在の自分の容姿が嫌で、数年ぶりに会った彼に対して昔の自分に似た友人・正也を身代わりにするという大胆な嘘を吐いて…

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身長差30センチ。 小説

藤崎都  陸裕千景子 

ほのぼの

ほのぼのした作品でした。
着ぐるみという珍しいアイテムが登場しますが、違和感なくうまく内容に溶け込んでいると思いました。
私も攻めのピンを止めた髪型(イラストつき)を見てドキドキしました。
あまり身長差は話に関係なかったので、タイトルが少し合ってないかなと思います。
それでも、読後はこの作者さんらしくてさわやかな感じがしてよかったです。

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青年漫画家の恋 小説

藤崎都  陸裕千景子 

男にだけモテる受がここにも

特筆するほど良いところも悪いところもない、予想したとおりにお話が進むという点では安心して読める作品でした。評価は迷って「中立」です。「萌」にするには僅かに一歩及ばず…という感じ。

超売れっ子漫画家の加賀×漫画家を目指す七紀のお話です。序盤であっさり肉体関係になってびっくり。七紀視点で書かれていることもあり、その展開がレイプすれすれで私はちょっと腑に落ちませんでした。腐女子スキルを発揮して「加…

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俺のそばから離れるな! 小説

藤崎都  陸裕千景子 

トラブル体質の可愛い系受け

1冊すべて表題作です。鉄平(受け)の視点でストーリーは進みます。

元隣人の初恋相手・徹(攻め)から逃げてしまった鉄平が、再会して誤解がありつつも恋人同士になる話です。

鉄平の視点からなのですが、徹が鉄平を好きな気持ちが読者にはきっちり伝わるのが嬉しいです。
ストーリー上、鉄平はあれこれ理由をつけて悩んでいるのが面白いですが、じれったく感じる方もいるかもしれません。襲い受けエッチまでし…

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青年漫画家の恋 小説

藤崎都  陸裕千景子 

甘い作品が読みたいときに

1冊すべて表題作の長編です。

主人公は七紀(受け)です。七紀はなぜか同性から好かれる体質で、今日も襲われているところを兄の友人の加賀(攻め)に助けてもらう羽目になります。

自分の中では、「カッコイイ攻め」&「甘やかされる受け」の甘い作品が読みたいときは藤崎先生と思っているのですが、この作品もその期待を外していません!

序盤に七紀と加賀のエッチというテンションアップ展開、それから流…

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ふられても、好きなひと。メッセージペーパー グッズ

ネタバレという程中味は無いです

本品は『ふられても、好きなひと。』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

文庫サイズ(A5版)に
藤崎先生のあらすじ紹介なコメントと
陸裕先生の描下しイラストが載っています。

陸裕先生のイラストは
主カプ2人がちまっとしたちびキャラに
デフォルメされたイラストです。

キャラ絵は可愛いのですが
小説特典らしくSSが良かったなぁ。

特典なので贅沢は言えませんが

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劣情スイッチ 小説

西野花  陸裕千景子 

あまあま

双方変態でよろしい(ノ´∀`*)
レイプ過多なイメージの西野作品ですが、
本作終始イチャコラ×イチャコラ。
ハードプレイ苦手な読者にも優しい一作なのであります。

1人Hをウェブに公開するのが趣味。
自分の痴態を見て喜んでくれる、コメントを入れてくれる。
それが日々の楽しみだった。
そんなある日、親の再婚で兄ができる。
じつはその兄が・・・・!?


変態よろしくやってたら…

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ふられても、好きなひと。 小説

藤崎都  陸裕千景子 

ふられても、好きなひと。

藤崎都先生の作品は初読みです。
作品紹介で気になり買いました。
人気若手アナウンサー 能瀬隼人×本命は作らない 奔放な大学生 雪入蓮 幼なじみ再会ラブです。歳の差あり。
蓮は遊び相手であった坂本との関係を切ったがなかなか納得してくれずつきまとわれていた。
電話やメールを無視し、行動範囲も被らないよう避けていたが家まで押し掛けてしまう。揉めているところを助けてくれたのが 隣人でした。

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メロメロ。 小説

藤崎都  陸裕千景子 

可愛くて甘い作品

1冊すべて表題作で、志季(受け)の視点でストーリーは進みます。

志季は子どもの頃に憧れていたお兄さん・敦史(攻め)と再会します。抱かれて、「恋人になりたい」と迫られて、ドキドキするけれど「愛する人と幸せな家庭を築きたい」という夢を持つ志季はなかなか素直に好きだと認められません。そこへ、教授の娘からしつこいアプローチがあり…という話です。

再会初日で抱いてしまう展開ですし、敦史はずっと好…

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小説家は我が儘につき 小説

秀香穂里  陸裕千景子 

小説家×コンシェルジェ

1冊すべて表題作で、篝(受け・「かがり」)の視点でストーリーは進みます。

コンシェルジェとして働く篝のホテルに、兄の友人である古谷(攻め)がVIP客として長期宿泊することになります。専用バトラーやメイドを差し置いて、篝に自分専属になれと求めて来てという話です。

当時は小説家×コンシェルジェって職業として珍しい組み合わせだったのではと思いました。勝手な推測ですけれど。

篝はコンシェ…

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