李丘那岐さんのレビュー一覧

百ヘクタールの愛をきみに 小説

李丘那岐  篁ふみ 

農業+書道家BL

穂波(受け)は祖母の農地と書道教室を継いで独りひっそりと死んだように生きています。そこへ、5年前に写真家になるといってすべてを捨てて出て行った幼馴染の篤志(攻め)が帰ってきます。勘当された身なので家には帰れないから泊めてほしいという篤志に納屋を貸すことにします。

穂波は父親を知らず、母親に疎まれ、あげくに母親の別れた男が穂波を庇ったのを見て逆上され包丁で刺されそうになります。母親はそのまま心…

4

百ヘクタールの愛をきみに 小説

李丘那岐  篁ふみ 

心洗われるスローライフBL

あらすじ:
祖母の畑と書道教室を継ぎ、田舎でひっそり暮らす穂波(受け・25歳)。
そんな穂波を訪ねてきたのは、幼馴染みでカメラマンの篤志(攻め・25歳)。
5年ぶりに故郷へ戻ってきた篤志は、しばらく穂波の家に泊めてほしいと言い出し…


幼馴染みの再会モノ。
二人は5年前一度だけ一線を越えたことがあり、ほぼ両想い状態。
トラウマ持ちの穂波を篤志が根気強く待ち続けているような関係で、…

3

きみにあげたい恋レシピ 小説

李丘那岐  鈴倉温 

本当の恋を知ると強くなれる!

スピンオフ作品とは知らずに読ませていただきましたが
こちらの作品だけでも充分理解出来ました♪

調理師専門学校に通う聡は、
幼い頃に両親が離婚し、父が大学時代の友人と同棲して
ゲイカップルに育てられた経緯があります。
その事で随分嫌な思いもしましたが
何より父が幸せそうであることと
相手の小説家である黒崎も聡を大事に想ってくれたこと、
自分の作った料理を美味しいと喜んで食べてくれ…

2

RuTiLe souvenir Petit four グッズ

ようやく刊行!!!

当初の刊行予定日から1年以上待ち・・・の発刊でした。
途中、何度ホームページの全サ状況をチェックした事か・・・(^^;
執筆陣はさすが豪華で嬉しいのですが、目次がもう少し分かりやすいと良いかな・・・と思いました。目次が作家様のお名前と掲載ページだけだったのですが、できれば目次にも元作品のタイトルも併記されていたら、読む作品を選びやすかったな・・・と。(さすがにご掲載作家様の全作品を読んでいる訳…

0

ロクデナシには惚れません 小説

李丘那岐  ヤマダサクラコ 

お互いのギャップが◎!!

過去に白バイ隊員だった伊崎は
ある現場で出くわした刑事・南元の鮮やかな逮捕術に憧れ
その後異動願いを出し
幸運なことに晴れて南元の相棒となったのですが…。

伊崎の細マッチョ設定がとても良かったですし
可愛い見た目とは違って漢気溢れるところも魅力的でした!
南元に憧れているし相棒になれて嬉しいはずなのに
好きだと気付かれたくない為に
可愛げのない言葉を返してしまう姿が
逆に警戒…

3

悪魔と 小説

李丘那岐  角田緑 

どうもキャラクターの"素"が見えないとつまんない

李丘さん初読み。
たまたま手に取った一冊がどう面白味を掴めばいいか悩む話に遭遇してしまい、正直戸惑ってしまった。
どうも時節を掴めずに、これっていつ頃執筆された小説なのだろうか?なんて
古めかしさを感じながら読んでいたら、2012年刊と知って驚いてしまった。

とにかく前半は受け・劫の設定通りの存在感の薄さがモロに話にも反映されていて退屈で仕方がなかった。
人外のサタさんと偶然出会うも…

0

ディア・マイ・コンシェルジュ 小説

李丘那岐  松尾マアタ 

漬物石とばあちゃん さいこー

神にしてもいいかな っと思いつつ、でも
やっぱり泣けるファンタジーが好きな私は、
そういうのに神評価を置いておきたくて 萌2にします。

しっかり、いい感じに読み込める本でした。
BLじゃなくても全然いけると思うんですけどー。
攻めも受けもどのサブキャラもしっかりキャラがたってて、
いきいきしてて、ホテルもロビーやバーの様子がしっかり頭に浮かんで、
あれー、こんなに素敵な作家さんだ…

3

光の竜は闇を抱く 小説

李丘那岐  笠井あゆみ 

すご・・・

こちらの評価をみず、たまたまファンタジー好き&笠井さん好きでこの本に到達。
本開けて びっっっくり。すぐパタンと閉じてしまいました(笑)
他のお姉さま方がおっしゃっておられる通り、まあなんたる潔さというか。
笠井先生がお上手なせいなのか、ちっとも嫌とかではなく、あらーきれー
眼福ってこういう事をいうのね と実感。
いや でも恥ずかしくて そんな何回も見れないですが(笑)
口絵だけで ★…

3

狼たちと縁結び 小説

李丘那岐  駒城ミチヲ 

変形3P(ネタバレありご注意)

ちょっと変わった能力のあるブライダルコーディネーター公比古(受け)と、神社の神使の狛犬ならぬ狛狼2人の、ちょっと不思議なラブラブ3Pものです。

友達数人でとある神社を訪れた受けは、その神社の狛犬が狼であり、彼らが強い縁で結ばれていることに気づきます。実は受けには人と人を結ぶ縁の糸が見えるという特殊能力があります。家族や友人、恋人、いろんな種類の縁の糸があるのですが、その糸が狛犬同士を結んでい…

1

いとしの悪党 小説

李丘那岐  ヨネダコウ 

悪になりきれなかった悪党

『空を抱きしめる』のスピンオフです。
田上が18歳の頃に故意的に郁巳を傷付け、
阿万崎工業を辞め数年後からのお話ですが
冒頭は田上視点ではなく、
大学でも目立つ存在の裕福なお坊ちゃん・行人視点です。

祖父が資産家、父親は売れない画家、
母親は元女優という環境の中お金に困った事もなく
周りのやっかみと羨望を受けながらも
男女共に興味を惹かれる人物がいない行人が
唯一気になってい…

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