李丘那岐さんのレビュー一覧

いとしの悪党 小説

李丘那岐  ヨネダコウ 

タイトルまま

「空を抱きしめる」のスピンオフ。なのに、こちらから読んでしまいました。
前作を読んでないせいか、前作主役の郁巳が子憎たらしい子憎たらしくて…
郁巳の態度にちょっとイラつきました。

肝心の本編は…
友情と仕事から信頼関係を築くお話好きなので大満足。
底抜けに前向きな行人とひねくれ現実主義者の田上の掛け合い。
行人が恋と気付いてからの勢い!!
楽しくて清々しくて時にせつなくて、とって…

1

空を抱きしめる 小説

李丘那岐  ヨネダコウ 

真っすぐさがすごい

無邪気な大型ワンコ~待てもできて、よし!の後のむしゃぶり付きが!
真っ直ぐな忠犬っぷりの気持ち良いこと。
お仕事パートも気持ちの流れも読み応えあり!
えちパートも!!気が強くて拒否りまくってたのに…
受け入れたときの悶えぶりが天才でした!!

間違えてスピンオフの「いとしの悪党」から読んでしまったけど、
田上のことを知ってる分、田上憎し!
より郁己との掛け合いが切なく苦しく感じられ…

0

いとしの悪党 小説

李丘那岐  ヨネダコウ 

小説も良いと思わせられた。

ヨネダ作品と思いこみジャケ買いして、小説だったことを知ったけど、とても良かった!
この作品自体が「空を抱きしめる」のスピンオフ的な作品だということも知らなかったけど、あとがきにもあるようにこの作品だけでも全然成立していて読める。

人たらしな受けが自分の気持ちに気づいた途端にめっちゃぐいぐい距離を縮めていく感じもかわいいし、素直になれない攻めの心の葛藤も切なくて、一気に読めちゃう。

こ…

2

狼たちと縁結び 小説

李丘那岐  駒城ミチヲ 

良縁、くされ縁、いにしえの縁

2016年刊。
この話は、登場する縁切りを御利益とする狛犬の愛介、幣介がかつて遣えていた神様の子孫である公比古(きみひこ)を慕って、彼の元に押し掛けてきての三つ巴ラブとなる。
神社の入口に向き合って設置されている狛犬ってのも、BLに係ると人外や擬人化キャラになるのだから侮れないものだ…

よくある3Pものと違ったのは、攻めキャラ二人(二匹?)の力関係が互角ではなく、愛介>幣介のような…

1

恋を教えて 小説

李丘那岐  せら 

ボッサボサからの

偏屈な生物オタク、が実は?という設定。高校の先生同士です。

ゲイであることを隠している教師、花宮。生徒にはちょっとなめられている。そんな花宮のところにやってきた新任教師、鐘崎。生物研究者で、整った設備目当てで赴任したという噂。しかし本人は教師という仕事に対しては全くやる気がないようで、見た目は不潔っぽく、会話も全く成立しない。
そんな変人の指導教師になってしまい、なんとか距離を縮めようとす…

0

空を抱きしめる 小説

李丘那岐  ヨネダコウ 

苦手なタイプのキャラが…

田上というキャラクターが本当に苦手で、中盤以降は斜め読みしてしまいました。
なんだかスピンオフがありそうな感じですが、この人の幸せを願う気にはなれないです。

0

飼い犬に咬まれました 小説

李丘那岐  桜城やや 

もったいない作品

イラストに惹かれて購入
お話は、面白いのですが展開がまわりくどいというかスピード感がないというか

主人公の気持ちに共感出来ないとちょっと読みにくいかなぁ
登場人物は魅力的なのに、あまり深い展開にならずなかなか情報が入ってこないのがもったいない

イチャイチャも少ないし、かと思えばいきなり乳繰り合ってるような展開で、ちょっとおいていかれました

全体的にもったいない‼︎につきる作品…

0

初恋捜査(難航中) 小説

李丘那岐  ヤマダサクラコ 

アップルパイが食べたくなる。

スピン元の『ロクデナシには惚れません』は未読ですが、スピン元のカップル(南元と伊崎)の出番も多く、関係性が分かりやすかったので今作だけ読んでも十分楽しめました。

攻めの緑野はパティシエ、受けの高木は警視。
賢いのに馬鹿で一途な男二人の長い両片想いのお話。
荒れた高校時代に出会い仲良くなった二人はある出来事を境に音信不通になり、12年の時を経て再会。
殺人事件の容疑者として緑野に向き合…

3

甘い恋の手ざわり 小説

李丘那岐  水名瀬雅良 

上手くいえないけど甘い話

 高級クラブでボーイとして働く恵は、元々は革職人として工房に勤めていたのだけれど、その工房が閉鎖することになり、自身だけでやっていくために、お金を貯めるために、高級クラブでバイトをしていた。
 ただ、どこか浮世離れしているところのある恵は、食器を割ってしまったり、注文を間違えてしまったり、と何かとミスが多い。
 おまけに見た目がいいものだから、クラブの女性からもやかまれる。
 そんな時、お客…

0

きみの知らない恋物語 小説

李丘那岐  鈴倉温 

受けが好きになれなかった

主人公がまったく好きになれなかった。子供に対しても自分勝手でイライラ…
攻めが執着するような理由がわからない。

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