有馬かつみさんのレビュー一覧

家政夫のS 小説

あすか  有馬かつみ 

受け様の関心を惹く為には裸エプロン!

タイトルを見て鬼畜やサドを連想したら期待外れになってしまう作品。
帯を見なければ攻め様のイニシャルで済ませられるのですが(笑)
内容的には、子役俳優として活躍してどんどん売れてきたら両親が贅沢になり
優しかった二人がどんどん仲が悪くなって更に受け様が働いたお金を
二人で全部持って互いに受け様を捨てて父は女と母は男と姿をくらます。
受け様の設定はBLではお馴染みの設定でした。
そして残さ…

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捜査官は恐竜と眠る 小説

  有馬かつみ 

デレ多めツンデレ!

 古生物学者のサイラスが恐竜の化石を発掘していると、そこに出てきたのは、人骨。
 それも昔のものではなく、最近のものであった。
 発掘現場が、事件現場になってしまうという最悪の状況に、捜査に訪れてきたのは、クールな美貌のFBI捜査官・リン。
 サイラスは、過去の出来事から人と深く関わろうとすることをやめてしまい、今回の捜査も、発掘現場を荒らされてしまう、という理由からあまり協力的な気持ちにな…

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家政夫のS 小説

あすか  有馬かつみ 

家政夫と引きこもり

面白かったです。でも、でも、でも・・・。
タイトルに「S」とあり、帯でも、「夜はS」とあるので、
あらぬ期待をしてしまっていたのですが、
全く「S」ではありませんでした。甘い甘いなのですよ!
一体、何故このタイトルなんだろうかと、
評価を下げ萌になった次第です。

未紀哉は、子役として活躍していたのですが、
両親は、子役として稼いだお金を持って失踪してしまうという過去があります。

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俺達は可愛い嘘をつく 小説

火崎勇  有馬かつみ 

初恋を取り戻すために

今回はジェネリックが主力の製薬会社の営業マンと
攻様の初恋の相手で総合病院の内科医の再会ラブ。

仕事相手として再会した初恋相手との恋を成就まで。

攻様には忘れられない初恋の人がいます。

その出会いは
攻様が中学に入ってすぐに
行かされる事になった進学塾でした。

攻様は
母親の期待を一身に背負っていた為
わざわざ電車に乗ってその塾に
行く事になったのですが

4

盤上の標的 小説

秀香穂里  有馬かつみ 

あえて厳し目です

警察と新聞記者の組み合わせ。
事件を通して二人がくっつく組み合わせであることは明白なのだが、いかんせん相反する立場の主人公達だけに、一体どこに呼び合うものをもっていくかがBLとしての課題だと思います。
自分の過去の記憶だと、刑事と記者という組み合わせは今一つなものが多かった気がします。
お仕事がっつり秀さんなので、そんな点は、そして事件の謎解きの部分など、けっこうしっかりえがかれているのです…

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誰かが見ている─標的─ 小説

矢城米花  有馬かつみ 

頼れる年下ワンコ

凌辱シーンがエロいです。同僚の林の変態的な言い回しもそうなんですが、それよりも史哉が眠らせれて起きたときの拘束のされ方が!
特にあのトイレの時の体勢がヤバめです。

林による凌辱と何者かわからない犯人に脅え、精神的にも肉体的にもボロボロな史哉。
そんな彼を救ったのが、元ヤンと噂される年下のアルバイトである瀬戸。
この瀬戸が頼れるワンコなんですよ!腕っ節は強いし、警察が会社に来た時は冷静で…

1

盤上の標的 小説

秀香穂里  有馬かつみ 

過去にこだわりを持つ二人だから

エリート警視と新米新聞記者が事件が切っ掛けで知り合い何故か互いに惹かれあう
互いの過去の出来事で傷を負った心を持つ二人だから分かり合え支え合える。
そんな大人のちょっぴり切なくてスリリングなラブストーリーでした。

溺死現場で警視と言う身分の攻め様と偶然知り合い、過去のこだわりから
しつこいくらいに攻め様に張り付くように取材調査を申し込む受け様。
冷淡で神経質そうな攻め様に怯みそうにな…

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俺達は可愛い嘘をつく 小説

火崎勇  有馬かつみ 

忘れる事が出来ない初恋の傷

進学塾で同級生同士の幼かった初恋を何時までも忘れられなかった二人が
大人になって再会してから始まる初恋のやり直しラブみたいな感じでした。

美人で無駄口をたたかないようなクールな医師になってる受け様と
製薬会社営業で優秀なMRとして働いている攻め様との再会は、受け様の勤務する病院。
偶然新規開拓する事になった病院で、担当者不在の代理で現れたのが受け様。
昔と変わらぬ美貌に、攻め様の忘れ…

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俺達は可愛い嘘をつく 小説

火崎勇  有馬かつみ 

初心を持ち続けていたのね!

何となく毎月新刊が出ているような印象がある火崎作品ですが、ちょっと久しぶり♪な感じがします(先月はなかったかな?)
いつもの火崎作品の、ラストに真相が暴かれて円団というスタイルは貫かれていますが、この作品は最初からとても解りやすく(先の予想がつきやすい)とてもライトな作品に仕上がっていました。
ところが、とても意外であったのが、二人の障害になりそうな人物が実はイイ人だったということです!!

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月下の秘めごと 小説

中原一也  有馬かつみ 

私にとっては、BL本の中でバイブル的存在の本です。

どうやってこの作品を見つけたのかは詳しく覚えていませんが、
中華風王朝モノを探していた時に知りました。

読んでみて一番に思い浮かんだのは、
秋山みち花 先生の『恋花 傾国の花嫁』です。
環境設定が昔の中国王朝で雰囲気が似ていて、
攻めの人物設定と受けの人物設定も似ていて、
描かれ方、作品から滲み出てくる雰囲気など、
全体的に似ています。
それなのに、読んでいると、「似ている」と…

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