有馬かつみさんのレビュー一覧

有佐家の食卓 わけもなく、もっと書下ろし番外編 グッズ

一番の萌えツボは・・・

本編で息子二人と娘からの怒涛のカミングアウトに卒倒してしまった父。
父は一晩入院、母は病院で付き添い、娘は家へ戻り、有左家には息子二人と、それぞれのパートナーが夜を過ごし・・・一夜空けた翌朝の物語です。

本編では裕真と唐木の熱い夜は描かれていましたが、実は兄の克と従兄弟の偉介カップルも熱い夜を過ごしたようで・・・
残念ながら本編にもおまけペーパーにもこのカップルのH描写はないのですが、裕…

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わけもなく、もっと 小説

渡海奈穂  有馬かつみ 

大団円!!!

渡海先生の「運命かもしれない恋」がとても良かったので、他の作品も読んでみたいと探した時に見つけた1冊でした。

和菓子屋、お茶の先生・・・と、私の好きな要素が入っている作品だったので手に取ってみたのですが、読み始めた時にはどうしても攻め様の性格が受け入れられず、一旦読むのを中断してしまったんです。

でも、先は気になるので再度読み始め、ようやくなんとなく攻め様の心の闇とか不安とか寂しさとか…

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満月の狼 小説

火崎勇  有馬かつみ 

この話、何を目玉にしているのだろう…?

実は狼男としての正体を隠している鬼迫は自身の第六感で一目惚れした美人受・小鳥遊を熱心に口説くもガードが固く相手にされない日々。
そんな中、殺人事件が発生して事情聴取に訪れた刑事として改めて小鳥遊と顔を会わせる事となる。
そこで殺人事件の容疑者扱いされた汚名を返上したく、鬼迫が奮闘する事となるのだが…。

う~ん、この話って一体何を目玉にしているのだろうか?

主役の鬼迫を構成している狼…

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憧憬の代償 小説

いおかいつき  有馬かつみ 

さらっさらっと読めるヤクザ物

いおか先生のヤクザ☓ヤクザ。とにかくヤクザ物好きなのでw
男が本当に男くさい世界なところに憧れてます。

若き組長相談役の冬真が、組長が病に倒れてから組内の不穏な動きに巻き込まれていきます。
かつて組長に仕えていたある組員が消えてから6年。
病床の組長はその彼がいたらと口にします。
冬真は何としても組長の為にとその組員堤を探しだします。

が、堤は組に戻るつもりはなく、条件を飲むな…

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Chara BIRTHDAY FAIR2008 創刊11周年記念 グッズ

キャラバースディフェア2008 小冊子

3昨品の番外編です。『そして指輪は告白する』のみ、既読です。

『真夜中の暴君』
『そして指輪は告白する』の番外編になります。
渉は、受験勉強中に初めて「会いたい」と裕壱にわがままを言います。ちょうど裕壱の初恋の人が、外国で手術を控えている時期でした。渉のために、以前抱き合ったのを思い出して我慢する裕壱。でも、初恋の人や渉のことを考えていたら、渉の家に行ってしまいます。
自分には渉がいれ…

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秋のときめきベストセレクション小冊子 グッズ

『愛犬』番外編

4作品の番外編になります。『愛犬』のみ、既読です。

『愛犬』
八尋がお風呂に入ろうとしていたら主基が帰ってきた…そんな場面です。一緒に入ろうと誘う主基。どうしてもダメだと言う八尋に、隠し事をしていると疑う主基。実は、自分の毛をふわふわにしたくて新しく購入したシャンプーを隠していた…という可愛い秘密でした。その後の、シャンプーを買ってきてくれた友達に対する、主基の焼きもちも可愛かったです。結…

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愛執の赤い月 小説

高岡ミズミ  有馬かつみ 

子供の頃から続く、偏った大人の偏愛の物語

 姉の葬式で実徳が再会したのは、十年前に別れたきりの幼なじみ・正周。
 実は、ずっと前から正周のことが好きだった実徳は、正周が姉と結婚し、更にその間に子どもを設けていたことにショックを受ける。
 正直、姉が死んでしまったことよりも、その事実にショックを受けた実徳は身の置き所がない。
 それでも、実徳のことを「ママ」と間違える正周と姉の間の子どものために、と実徳は正周との同居を「一ヶ月だけ」と…

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愚か者の恋 小説

火崎勇  有馬かつみ 

もっと素直になれば……

 実母に捨てられ、名門旧家の父方に引き取られることになった美久。
 けれど当然、美久の存在が歓迎されることもなく、そんな美久を救ってくれたのが、義兄の真意。
 名門の家の次期当主の座にありながら、真意は自分が一人暮らしをする部屋で美久と一緒に生活をしてくれるというのだった。
 それ以来、美久と真意の二人暮らしは始まり、次第に美久は真意のことを恋愛対象として意識し始める。
 ところがそんな時…

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誰かが見ている─標的─ 小説

矢城米花  有馬かつみ 

萌えポイントを探すのが大変な作品

とにかく、受けが酷い目に合う作品、第三者に無理やりされる作品が駄目な方には絶対にお勧めできません。
最後はまあ、とりあえずバッドエンドではありませんが、それだけでは救いにならないと思われる方もいらっしゃると思いますので。

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受けの史哉は企画部主任の30歳。
いかにも草食系で、若干舐められがち。

攻めの瀬戸は二ヶ月限定で史哉の職場に勤める、2…

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ささやかな恋愛のすすめ 小説

麻生玲子  有馬かつみ 

好きな相手が親友として隣にいる…じれったくて切ない

主人公の新は、ゲイだとカミングアウトして明るい大学生活を送っているけれど、そこへ中学生のとき同級生で好きだった山野が1浪して後輩として入ってくる。

山野はノンケだけど友人としてどんどん近寄ってきてしまい…。
新はやっぱり山野が好きなので、慕ってくれるのが嬉しいんだけれど苦しい…。

ひたすら友人として新を大切にする山野の気持ちが見えにくくて、本当にどうにかなるのかこれ?とハラハラしまし…

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