唯月一さんのレビュー一覧

恋はひそやかに始まる 小説

いとう由貴  唯月一 

地味だけど落ち着く展開

男の子に本気にならないように!と身構えたりする時点で、恋に落ちている気がする恋愛的に鈍い攻めです。
攻めの婚約者を演じる為に受けが女装をしているので、苦手な方はご注意。

奈良屋百貨店の御曹司・深尾一成(26)ヘタレ硬派攻め×双子の兄・岩瀬秀秋(19)一途健気受け
施設に預けられていた5歳の時に内気で引っ込み思案な秀秋の所にきて、優しく構ってくれたお兄ちゃん。
お兄ちゃんがくれた人形を大…

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王子様のお気に入り 小説

五百香ノエル  唯月一 

Hの時にしゃべりまくる受けと攻め

魔法王国の王子で全くすれてないので、幼い印象があってHがショタエロっぽいです。
3行以上に渡ってHの状況を受け攻め共に喋りまくるので、好き嫌いが別れるかも。
『らめぇ』とかの言葉も出てくるし、ショタエロアニメみたいです。
2人とも童貞のお初同士でHは濃い目ですが、そんな感じなティストなので、苦手な方はご注意。

高校二年で日本人・菜乃花凛(16)クール俺様攻め×ラブリン魔法王国王子・ベル…

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爪先たててキスをして 小説

野々原綾瀬  唯月一 

年下攻めです。

純愛:☆☆☆
H度:☆
オススメ:☆☆
登場人物 木佐穂積(図書館司書) 攻東條理知(高校生作家)

年下攻めです。図書館司書と現役高校生作家が登場人物なので、インドア風な作品です。ワイルドキャラがいない・・。
偏差値高めな受けが登場すると、どうも、自分で考えすぎる傾向がありますね。
今回もいっしょ。途中で勘違いをした挙句、年下男が気になり、最後はハッピーエンド。
かなり読める展…

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爪先たててキスをして 小説

野々原綾瀬  唯月一 

表紙に惹かれました

唯月さん絵に惹かれて購入しましたが、表紙とセンターカラー以外の挿絵はナシです。

文体は、やや硬め。
話の構成はしっかりしているので、読みやすくわだかまりも残らない感じ。
ただ、単純に息抜きで読むには、ちょっと重たいかも。

宣伝の「カラダ先行ラブ」の割にはH度は若干低めと感じました。
ストーリー>>>H 好きの方なら楽しめると思います。

初っ端から受が強姦(…

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妖魔なオレ様と下僕な僕 5 小説

椹野道流  唯月一 

微妙に想像できて痛いです

司野とはじめて過ごすクリスマスに意気揚々とデパートへ行き、ツリーとたくさんのオーナメントを買い込んだ正路は、行く手をカギロイに阻まれます。カギロイの誘いを断った正路は呪をかけられ、五歳児並みの体になりつつも司野のためにとあれこれ奮闘しますが、空回りっぷりは拍車をかけているような…子どもサイズで何事も大袈裟に思えるから?

今回はボロボロな正路がとにかく痛い…想像できる痛みと想像したくない痛みが…

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妖魔なオレ様と下僕な僕 5 小説

椹野道流  唯月一 

容赦なしの鬼畜振りにはちょっと引きました

司野(妖魔)の下僕になった正路は、司野が店主を務める骨董品店「忘暁堂」で働きながら、定期的に司野の餌である「気」を与える(Hをする)行為を続けています。
12月に入ったばかりのある日、正路は司野と迎える初めてのクリスマスに向けツリーを購入し家路を急いでいましたが、人気のない場所に差しかかった時、妖魔のカギロイに遭遇してしまいます。
司野を捨てて自分の元へ来いというカギロイの誘いを断った正路は、…

2

妖魔なオレ様と下僕な僕 6 小説

椹野道流  唯月一 

あー!猫耳が生えてるよ

司野(妖魔)の下僕になった正路は、司野が店主を務める骨董品店「忘暁堂」で働きながら、定期的に司野の餌である「気」を与える(Hをする)行為を続けています。
年末年始を二人きりで過ごし、初詣に出かけた司野と正路に仕事の依頼が舞い込みます。
行方不明になった女性が絵巻物に取り込まれてしまい、そこから救い出してほしいというもので、司野は正路を残し一人絵巻の中に入り込みますが、約束の3日を過ぎても戻らず…

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妖魔なオレ様と下僕な僕 6 小説

椹野道流  唯月一 

らしい話にほっとしました

前回の5巻で痛い思いをしたので、6巻はらしい妖怪話にほっとしました。
口絵と出だしで「しょっぱなからかい!と、ちょっとびっくりしましたが、ふたりにとっての日常が一番分かることなんだろうと思います。

今回、曰く付きの巻物に捕らわれた女性を助けに異世界へ向かった司野ですが、司野の言いつけに我慢ができなくなった正路も異世界へ飛び込みます(着実にコントロールができるようになってきている正路)。異世…

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王朝春宵ロマンセ 小説

秋月こお  唯月一 

漢字がいっぱい

平安王朝ものです。
こういう時代ものの小説は、歴史事項などが漢字でいっぱい出て来るから難しいですよね。時代背景もいろいろと難しそうだし。秋月こお先生も「調べまくった」と、あとがきで書いておられますし、なかなか大変でいっぱい苦労があったことがしのばれます。
専門的に見ていくと、いろいろとツッコミどころもあるのですが、そこはご愛嬌。

主人公は千寿丸。
如意輪寺の前に捨てられていたのを、この…

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王朝春宵ロマンセ(3) 王朝秋夜ロマンセ 小説

秋月こお  唯月一 

陰謀渦巻く

平安朝を舞台にしたロマンスの第3段です。
ここへきて、やっと「春宵」「夏曙」「秋夜」と続いてきて四季を舞台にしているのだと気づきました(←遅い)。
次回はきっと冬だと思います。4巻で終わってしまうのがちょっともったいない気がしてきました。

今回も、またまた千寿丸は陰謀に巻き込まれてしまいます。
それは天皇の皇太子である東宮・道康親王が病弱であることと、千寿丸の出自がその東宮に匹敵する地…

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