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門地かおり
もこ
団蔵君は、小学生です。6年生。 セーラーに半ズボンが究極に似合わない背の高さ。 ランドセルだって似合うわけがない。それが恥ずかしくて早めに登校して体操服に着替えるのが日課だった。 そんな団蔵が大好きなのが、幼馴染の庄ちゃん。 チビッこくて、かわいい庄ちゃんが大好きだ。 二人は中学生になりました。 なりましたは良いけど・・・・始まって早々レイプ現場からコンニチワでございますよ。 団蔵が…
木原音瀬 門地かおり
Maika
木原さんらしい作品ですね。 相変わらず、ほのぼの、ラブラブが読みたい方にはぜんぜん向かない本なのですが(笑) 私のようにこういう作品を読んで心温まる人間もいるのです。 きついお話だと思う人も多いかも知れませんが、現実はもっときついのではないでしょうか? 「純粋」過ぎるキャラは「痛い」事は確かです。 でも痛いのは自分の心なんですよね。 私なんかは自分の心にはない、失ったその純粋さ…
鬼塚ツヤコ 門地かおり
もと
BL世界はもう、設定的には出尽くした?と思うところもあって、それから言うと「時々飼い犬が人間になっちゃう」というかなりファンタジーな設定でも、どこかで見た事があるという、恐ろしい事になっちゃってますね。 ってなわけで、これもそうです。受けは雑種犬ですが、獣姦ではありません、念のため。 ある嵐の夜、どういう訳がいきなり人間になってしまった雑種犬・平(たいら)は、目覚めると素っ裸で大好きな飼い…
前巻でやっと知賀が好きだと自覚した国斉。 何だか上手く行きそう?と思ったら、辛味がきつくなってきた、大学部の先輩二人に翻弄されて、今回は色々と話があちこち乱れてきたな~って印象を受けました。 最初出てきた時には、いい先輩に思えた川和の意外なほどの黒さと、不気味に思えた山城の純情が、ちょっと痛いと言うか怖いと言うか、そんな感じがしましたね。 実際かなり根が深そうで、突き詰めちゃうと結構痛そう。…
生徒会長の国斉さんは、なぜかある特定の男性に人気があり、毎朝電車で痴漢にあいまくっていた。 その事実を、偶然同じ柔道部で、1年後輩の新副会長・知賀が、同じ電車に乗っていて気づく。 しかし何で? どこもかしこも並で、むしろ芋と思われるこの会長のどこにチャームが!?と思ってたのに、いつの間にやら自分も国斉の抗いがたい何やらに引き寄せられていって・・・という所からお話が始まります。 全然魅力が…
世に言う「バカップル」とは、バカ甘系ですけど、この二人は、ホントにバカです。恐ろしくおばかちゃん。 なのに、本人達、ものすごく真剣なのがまた笑える。 そう、とにかくおかしいんですよ。 最近はギャグでもこんなに笑わなかったのに!ってくらいに笑いましたね。 でも、ただおもしろいだけのギャグBL漫画じゃなくて、ちゃんとそれなりにやることはやってます。そこきっちりしてます。 攻めの阿久津…
おおなぎえい 門地かおり
葡萄瓜
影があるから、光はより一層鮮烈に輝くのですよ。 影と言っても暗い感情から生まれたものではなく、 次に進む為にクリアするべき課題の様なもの。 それにきちんと胸を張って対峙している登場人物達に 好感が持てる連作集です。 惜しむらくは、単行本未収録作品が二篇中ぶらりんで 現在まで放置されている事。一篇はパラレルワールド 扱いだから仕方ないにしても……ねぇ。
昔の青春学園漫画の構成要素にボーイズラブが 混じりこんで、違和感なく馴染んでいるという感じ。 心底男同士の恋愛だなという感じで展開します。 まあ、学生同士ですから心より体の方が暴走しちゃう 事もままあるんですけどね。