門地かおりさんのレビュー一覧

ふしだらな密室 小説

ななおあきら  門地かおり 

高学歴ゆえのおバカ受・接触恐怖症もえの方はぜひ

以下の項目に当てはまる方は楽しめると思います。


・頭がよすぎる故の弊害(コミュニケーション不足・実地でものを考えられない)が現れるカタブツおばかキャラが好きな方
・そんな高慢なキャラをいじめたおしたい方
・接触嫌悪症にもえられる方
・そこはかとなく漂うあまい雰囲気がおすきな方(ハードな凌辱ものではないです)



表紙がクールな受だったのでもっとハードでえろえろな話かと思い…

2

Boxer the Molesterいっそ、熱病のキス。 小説

鬼塚ツヤコ  門地かおり 

とにかく不器用にも程がある攻め

「まるで、灼熱のキス。」の続編です。
一応、恋人同士になってからのその後の話なんですが、波乱万丈です。

いつもどこに遊んでいるのか木崎に聞かれて、連れていったクラブで他人に木崎が構われているのに嫉妬しちゃったり、高村の名前が出るだけでムッとしたりと、わかりやすすぎて可愛かったです。

柴賀の部屋は狭い設定で防音も効いているとは思えないので、最中が激しいので音とか声が周囲に聞こえているの…

2

愛してるっていわない 小説

渡海奈穂  門地かおり 

切ないけれど綺麗な想い

 生意気でおバカで、でも、誰からも愛される高校生の高原周一君のあまりの成績の悪さに、兄が家庭教師を連れてくる。
 家庭教師として連れてこられた椎名は、兄の親友で、見とれる程の美形で、頭の出来もいい。
 ところが、性格は最低で、イヤなヤツ。
 おまけに、兄と自分に対して接する態度が全然違う!

 一度は逃げ出して、断ったはずの家庭教師だったが、翌日、学校の前で待ち伏せされて、強制的に連れ帰…

3

まるで、灼熱のキス。―Boxer the Molester 小説

鬼塚ツヤコ  門地かおり 

孤独で愛をしらない設定に甘えすぎ

作品中7割はHしまくりなので、エロい事はエロいのですがカップルの性格が好みと合わなかったです。
無理矢理があるのと鬼畜エロが多いので、苦手な方はご注意。

ボクサー・柴賀 鬼畜無口攻め×ボクサー・木崎 被虐受け
いくら施設育ちで愛を知らない孤独な設定の攻めとはいえ、好きな相手にそれを伝える努力位してもいいのではないか。
木崎が他の男と関係を持っていたと言う事を知って無言のまま怒るのです…

2

honey 小説

雪代鞠絵  門地かおり 

彼と暮らすために守ること。

とある事情で一緒に暮らすことになった、外科医・久保貴志(29)×高校生・雪村史緒(16?)の生活は3年目を迎えていた。
ろくに家事の出来ない貴志に代わって家事全般を一挙に担っているのは史緒。
貴志の邪魔にならないように。
それだけを心掛け、役に立つように役に立つようにと働いてきた。
そんなある日。
その日は史緒にとっては特別で。
けれど、貴志はそのことにさえ気付かずに。
口論?の末、…

0

愛してるっていわない 小説

渡海奈穂  門地かおり 

精神的に辛い恋

攻めに受けよりも大事な人がいる設定で、『恋愛的好意』じゃないだけに厄介でした。
頭が悪くて顔がいいだけのこまっしゃくれたお子様が、とても健気な受けになるまで。
切ない話です。

兄の友人で家庭教師・椎名章彦(大学生)マイペース自信家攻め×高校生・高原周一 健気受け
テストがあまりにも悪くて、成績の悪さから周一は予備校にいかされそうになる。
心配した兄の恒一が家庭教師をかってでるが、兄が…

2

その冷ややかな唇で 小説

鬼塚ツヤコ  門地かおり 

報われないなら身体だけ?

及川は比良坂の研究室にいる修士生で。
比良坂も及川も女好きというか不自由してない感じで。
けれど、実は及川は比良坂のことが好きで。
比良坂は男も相手にするという噂もあったが、及川は自分が彼の好みからは外れていることを知っていて。
なので、密かに想い続けるに留めていて。

けれど、ある日。
研究室で女ともめる比良坂を目撃した及川はつい比良坂を挑発するようなことを言い。
好きな男がいる…

0

これできみと同じ夏 小説

渡海奈穂  門地かおり 

幼馴染同士の不器用な恋愛

幼馴染同士で、クール目な受けの方がぶっきらぼうな攻めの事が大好きで迫りまくる話です。
つきあいが長いので途中に挟まるエピソードが、幼馴染好きのツボを押してくれます。
真夏のように濃くて粘度が高い執着愛です。

魚屋の息子・阪井哲治(高校二年)ぶっきらぼうな硬派鈍感攻め×呉服屋の息子・伊勢一馬(高校二年)クール執着一途受け
南と北の商店街は対立する仲で、二人はそれぞれ商売人の息子で南と北…

0

黄色いダイアモンド 小説

木原音瀬  門地かおり 

胸がヒリヒリしました。泣きました。

木原作品でもナンバースリーに入るぐらい、好きな作品かもしれない。
そのぐらい印象深い、心に残る作品になりました。

『黄色いダイアモンド』
王道BLに近いです。
幼馴染み同士の恋。
キャラ設定は、榎田尤利さんの『君がいなけりゃ息もできない』の東海林とルコちゃんの関係に似てます。
世話焼きオバサン化してるデキのいい攻めと、何もできないアホアホパープリン受け。
とにかく攻めが、受けのことを好きで好きで…

13

金曜日はblue 小説

五百香ノエル  門地かおり 

執着一途攻め

攻めなのに雰囲気が受けっぽい攻めと、受けなのに雰囲気が攻めっぽい受けのカップルです。
五百香さんの作品は、挑戦作が多い気がします。
受けは女とBまでの経験もある遊び人で、攻めはキスもセックスも受けとするのが初めてというタイプ。
成長後の受けは、よく女と浮気をするので、苦手な方はご注意。

金曜日はblue
元捕手・夏川日記(中3)受けみたいな攻めで執着一途攻め×投手・海田泰尋(中3)…

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