門地かおりさんのレビュー一覧

サミア 小説

須和雪里  門地かおり 

おやすみ またいつか

もう恋とか愛とかでいう言葉では追いつけないほどに―

思わず作中の言葉を借りてしまいましたが、表題作「サミア」を
読んでは、ふつふつと湧きいでる気持ちが上手く言葉になりません。
肉体という殻を取り払って、互いの存在、魂そのものを慈しみ合う
限られたひと時が、夏の日々に書かれています。

想い人がエイリアンという、ややもするとキワモノ設定が、
こうでなければ表現し得なかっただろう物語…

7

第二ボタン下さい コミック

門地かおり 

バカップルぶりたるや・・・w

細かく分割されてはいるが、丸ごと1冊で1ストーリー。
えっち度はまあまあ高め?

えっち度まあまあ高めであっても、この作品はとにかく笑える。
2人ともスポーツマンで恋愛にちょっとばかり疎め。
なので経験豊富ってわけでく・・・・それゆえ純粋。

攻めはこの初めての恋の思いに、一途でまっしぐら。
結構グイグイ押し気味なんだけど、性格ののんびりさからか?あまり
グイグイ来てるっぽくも見…

1

可愛い下僕の育て方 小説

雪代鞠絵  門地かおり 

意外とオススメ!

題名がもう少し穏やかだったら人気ももっと出たであろうと思われる、個人的にとてもお気に入りの一冊。
「下僕」とか入ってるとちょっと買うのに抵抗あるよね…。
門地先生の挿絵じゃなかったら恐らく手に取っていなかったでしょう。

ふざけたタイトルとは裏腹に(←ここ笑うとこ)、かなり純愛モノの一冊です。
攻は幼い頃から受のことが大大大大大大大大大好きなのに、ニブチンな受は全く気がつかず、むしろ下僕…

3

くびすじにkiss ~香港夜曲~ 小説

水上ルイ  門地かおり 

可愛いヴァンパイア

攻めの御曹司が受けの美少年に一目惚れし、ラブラブアタックする話。

出会い方がありきたりで微妙だったためか「何故恋に落ちたの?」と一目惚れだけでそこまで拘る気持ちがいまいち理解し難かったです。
作家さんがヴァンパイアの耽美さに頼り過ぎたのかな?という印象。

攻めはアプローチが直球ですが、結構紳士的で命令しながらも口調が比較的丁寧。

受けは好きな人をヴァンパイアにしたくないために噛むことを我慢。…

1

生徒会長に忠告プチ3 グッズ

知賀ったらv(笑)

CD「生徒会長に忠告3」の付録のプチコミックス。
本編にちなんで女装ネタです。

とはいうものの。
本編の女装に使う洋服を探しに来た国斉ン家で知賀がいつものようにセクハラ!的な(笑)
今回は妄想により自分の方が先にヤバイ態勢になったにも関わらず、それを隠し目の前で国斉に1人えちさせてしまうという…。
それを言われてやる方もやる方だとは思うのですが、これまでの2人付き合いならそれもアリな…

0

ジェラシーな恋人 小説

ななおあきら  門地かおり 

恋と仕事のストレスで【胃穿孔】になった、悩める受けさま。

面白かったです♪
初めは、大好きな門地先生のイラストに「ヤッホーッ♪」
読み始めたら、ストーリーにも喰い付いていました!

主人公の高原は、超童顔がコンプレックス。
だから、仕事(保険会社営業所主任)も人付き合いも求められる以上に頑張っている。
社内外の評判も高い。
お茶くみも来客の案内も宅配便のサインだって率先して自分がやる。
最近、朝夕会社に来る宅配業者の長身の若者(省吾)が、…

0

サミア 小説

須和雪里  門地かおり 

愛すればこそ、殺してあげる。

≪サミア≫
悲しいファンタジーです。
ド田舎に住む普通の高校生の、ひと夏だけの忘れ得ぬ恋。
美麗な外国人の姿を模したエイリアン「サミア」の目的は、彼を「不死」から解放できる唯一の存在「智則」。
途方も無く長い時間、寂寞と空虚の宇宙空間を1人ぼっちで智則だけを求めて来ました。
サミアとの交流の中、短い時間でも愛の交換をして、実って、なくてはならない存在になっていきます。
それなのに、相手…

4

生徒会長に忠告(5) コミック

門地かおり 

大好きです!

初めてのBLマンガがこのシリーズでした!
あっ、それなのに、何もコメント入れてないでないの!

前巻の濡れ場シーンに読者もへとへとになった事でしょうが、この巻もちょこちょこやってくれています。
両想いになってから、
漢の支配欲が満たされたのか知賀がピカピカ光り出し、国斉のうぶな反応は艶めかしさも一層匂い立ってきて、こちらが思わず恥ずかしくなってしまいます。
そんな嬉し恥ずかしな2人に、…

4

薔薇色の禁忌 小説

牧山とも  門地かおり 

四人兄弟で混線の禁断愛!

あらすじに四人兄弟で禁断愛!?なんてあるから意味がわからん!と興味本位で読んでみましたが、最高でした。
かなり好きなお話です。
長男→四男
次男→三男
にそれはどっちがどっち(攻め受け)??みたいな興味と困惑が。
あり得ない設定ながらも、あり得る設定として作り上げた強引な作者様wに軍パイをあげたくなりました。

一人一人の恋愛の気持ちがわかるのでわかりやすい。
好きすぎて四男を猫か…

0

皇帝は紫の褥を濡らす 小説

加納邑  門地かおり 

びっくり

皇帝シリーズの中で一番王道(無難)の作品、まさかのや・お・いでした。
ストーリーはもう云うことなしに、これと言った内容がない(^_^;)ただし最後の最後、びっくり仰天な結末が書かれていたVbLOいつの間にか子供がuIIv獣同士だからかuIHvSEX PISTOLS的な種族(猫又)(・◇・)?どうせなら妊娠&出産の過程を詳しく書いて欲しかった、気になる(-"-;)

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