門地かおりさんのレビュー一覧

恋姫(新装版) コミック

門地かおり 

旧版の感想失礼します

◾︎恋姫,蚊帳の外
◾︎秋川幸二(既婚,脚本家)×白玉=松本優紀
◾︎菊丸
優紀の手に出るって設定が大変切なく作用してくる。寝とった相手はまた別の誰かに寝取られるという世の道理を味わう。菊丸がその謀略の埒外から出てくるのも苦しい。彼はひとり純粋無垢であった。あの時ああしなければという思いが、優紀にはこれ以上ないほど渦巻いたことだろう。
あぁ…苦しい…苦しい、苦しくて好きだ…
「蚊帳の外」…

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告白の言葉のない国 コミック

門地かおり 

悲恋

◾︎表題
◾︎クマル(奴隷商)×シン(従者)
◾︎ソロウ
昔読んだ時に、いかに理解が足りていなかったか気づかされました。告白の言葉がない…なる程。
BLなのかというとまた違う気もする。なにせそれぞれが性愛とは違うところで互いを愛しているような気がするから。もちろん性愛=BLなのかって論点もありますけど、大方がそうではあるという前提で。

◾︎恋愛歌劇場
「お兄ちゃん ホモでフェチで近…

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mother 小説

丸木文華  門地かおり 

10月4日は天使の日。らしい

10月4日は天使の日、と耳にして思わず再読。
未読の方、特に丸木先生の作品を初めて読む!という方には是非、ネタバレ、予備知識なしで挑んで頂きたい作品です。(有名な作品、有名な作者様という事は重々承知の上で念の為。)

丸木先生の独特の、陰鬱と言いますか仄暗いと言いますか…その世界観がたまりません。

本編「mother」
ショートで「child」が入っております。
motherは真治…

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mother 小説

丸木文華  門地かおり 

気を付けよう・・

悪魔の笑顔は優しく美しい
慈母性とは違う、Stockholm Syndromeという病気
ジワジワくる、サイコパスの支配。真治が、母似の愛する対象ではなく、ただの標的に過ぎないなら、この物語はつまらないものになってしまう。

天使のような同級生を愛しすぎて、崇拝に似た気持ちを持つ加害者。どうしても手に入れたくて、手を尽くして深夜のレイプを計画して実行する。真治が、レイプされた後の後遺症が深…

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mother 小説

丸木文華  門地かおり 

最後がすごい

終盤で突然ドカンときます。局所的な爆発力。そこまではサックサック読めるけど、特異な何かがあるかというと正直自分には響くものはなかったのですが、最後がすごい。助走が長い。

◾︎塚越×信治
キャラクター双方は全く好みでないです。最初にも書きましたが、なのにラストでもってかれた。そうだろうと思って読んでいて、仮に最後信治が塚越を糾弾したり泣いたり怒ったり引きこもったり監禁されたりするラストなら、…

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ピジョン・ブラッド 小説

吉田珠姫  門地かおり 

イカれたメンバーを紹介するとこうなった話

イカれたメンバー
① 親兄弟との◯ックスに焦がれて家出する主人公(受け)
② イカれた親父
③ イカれた兄貴
④ 自分のことを宝石と名乗る不審者

大体こんな感じのメンバーが絡んで、大体①と④がモブメンズと爛れた性生活を送ったのちに①が真実の愛に目覚めて「邪婬地獄で会いましょう」と別れの言葉を送ってジ・エンド。
何言ってんだ?って感じですが、私も何を言っているか分かりません。
なん…

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是 -ZE- ファンブック コミック

志水ゆき  新也美樹  北沢きょう  橋本あおい  未槻直  雨隠ギド  カキネ  三池ろむこ  立野真琴  木下けい子  ねぎしきょうこ  阿部あかね  小椋ムク  津守時生  門地かおり  夏目イサク  南野ましろ  麻生海  二宮悦巳  草間さかえ  北上れん  小鳩めばる  藤川桐子  金ひかる  木原音瀬  栗城偲  一穂ミチ  久我有加  榎田尤利 

楽しめるものだけ楽しみました

志水先生のカラー…美しい…
好きな扉沢山あるのですが、どれも本当に綺麗です。

描き下ろし「春も宵宵」は守夜×隆成、玄間×氷見CPの旅行話です。この2CP、かなり愛されてますよね。コメディにできるから動かしやすいのかな。それにしても守夜×隆成は外でやるの好きね笑

公式二次創作は扱いが難しいと思いますが、全部が楽しめるとは最初から期待してません。出たもの全てがオフィシャルなんて端から思っ…

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mother 小説

丸木文華  門地かおり 

臓腑を掻き回される心地

優しい作品が好きなのですが、闇が深そうな作品にも触れてみたい!と思い立ち、拝読しました。
結果はすみません……草食動物が間違えてレアのステーキを食べてしまったような気分です。

作品の完成度や文章力は素晴らしかったです。登場人物の行動や言葉に説得力があり、ひっかかるところなく読み進められました。「天使」と「母」というキーワードが物語に絡められて見事に帰結する。その鮮やかさにも目を瞠りました。…

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たとえこの恋が罪であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

この胸のズキズキがたまらない…

ドラマCDでとても気に入り原作はどんなものかと読んでみましたが…想像以上でした。
CDもとんでもねぇと思ったがそれ以上だった…!!
瑞樹に降りかかる容赦ない不幸の連続は私のシリアス好きと健気受け大好きな心を存分に満たしてくれました。
ここまで徹底的に追い詰めてくれるのって、なかなか出会えないんですよね…。
これからというタイミングで結局助けが入ったり…いやいやまだまだいけるだろな手緩さを感…

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たとえ禁じられた恋であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

前作よりシリアスのインパクトは足りないけれど…

前作と打って変わって赤色がとても印象的で大好きな表紙絵です…!

今回も瑞樹ちゃんの健気さにキュンキュンきましたが、、胸をズキズキさせまくってくれた前作と比べてしまうと…シリアス好きな我が心はついインパクトが足りない…と思ってしまいました。
陰湿なエリクのやり方は許せるものではないですが彼なりの正当な譲れない思いがあってこそで…ズキズキを感じたかった私からしたら生温く感じてしまい…前作読み直…

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