門地かおりさんのレビュー一覧

ピジョン・ブラッド 小説

吉田珠姫  門地かおり 

要素詐欺のエロ本

一言で言えば頭ゆるゆるの中身のないエロ本です。初めて見たときは変な笑いがこみ上げてきました。
真面目に読むような小説じゃないので、そういう見方の評価をしますね。
まず長い。インパクトはすごいんですけど、いちから十までやってるだけなので途中で飽きてきます。しかも内容自体はありきたりなんですよ。BLの商業誌で見たことはなかったってだけです。ふたなり、近親、複数、淫乱受けという要素だけを抜き出すと色…

3

それが愛なのさ 小説

夜光花  門地かおり 

完全コミカル

作者さんの名前をみなければ夜光花作品だと気づかないほど。初期の作品でしょうか?まだ文章がこなれてない感じがありますが、ノー天気に楽しめるコミカルな再会ものでした。

セフレの元彼から頼まれていやいやしていた女装。ばったり出会った初恋の人、藤崎に一目惚れされてしまい、体の関係に。というおいしい出だし。

色々な誤解はあるものの、純情な受けがほだされていく様と、ちょっとがさつ系な藤崎が執着する…

0

可愛い下僕の育て方 小説

雪代鞠絵  門地かおり 

攻め視点多めなのがよかった

眼鏡でソバカスだらけの使用人の息子・みのりが、自分を引き取ってくれたお屋敷の息子・克幸の力を借りて好きな人に告白する、というマイフェアレディ的なお話です。
外見もどんどん可愛くなり、ベッドでの所作のレッスンもされて…こういう、「Hなレッスン」系なお話はたまに見かける気がしますが、克幸は優しい指導をしてくれるキャラクターではなく、二人の間には子供の頃から雇い主と使用人の息子という完璧な主従関係が出…

3

honey 小説

雪代鞠絵  門地かおり 

今から買うのならば文庫版が良いかと

うちにあるのは旧版だったので、ノベルズで挿絵は門地かおりさんです。
ちなみに新版は文庫で挿絵はテクノサマタさん。
この旧版は2006年発行なのですが、高校生の受けは携帯を持ってません(苦笑
多分雑誌掲載はもっと前なのかもしれませんね。

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受けは天涯孤独の史緒、16歳。
父親の不倫相手の息子である攻めに二年前に引き取られ、家事一切を仕切る高…

1

おきざりの天使 小説

夜光花  門地かおり 

おきざりにされてしまった

読後は放心状態。
おきざりの私という感じです。

途中、ホラーのようになったりミステリーのようになったりしながら、最後はきっと物凄く壮大なオチが隠されているんだろうなと頑張って読んでみましたが、最終章の「真実」を読んでもオチがあまりパッとせず、そんなことでこんなに話を引っ張ったのかとガクッとしてしまいました。
最後の圭一の言葉がなんだかもの悲しくて余計に。

エロシーンよりも、人がバタ…

3

黄色いダイアモンド 小説

木原音瀬  門地かおり 

後味最悪だけど……

幼馴染ものです。
受はいい加減でだらしなくって、頭が悪くて意志薄弱。
対する攻は受の事が好きで好きでしょうがない真面目男という設定。
この受、一度は結婚して子供までいます。大好きだった奥さんにも先立たれ、ひとりで子供を育ててるんですが、構いたがりの攻とのコンビが絶妙。

表題作よりも何よりもこの話の良さがにじみ出てるのは、書き下ろしの『歯が痛い』です。タイトルに??となりますが……。

6

ご主人様と犬(3) 小説

鬼塚ツヤコ  門地かおり 

ヽ(*´v`*)八(*´v`*)八(*´v`*)ノ

ついについに!!
読みたいモノが読めたーーーーー!!\(^o^)/

1巻のラストで読めると思ったら3巻まで来ちゃったよ。。。
道のりが長かっただけに喜びもひとしおです。

冒頭は辛かった。2巻の上総×平は修羅場で終わってたから、1ページ目から修羅場の続きで読んでて悲しくて息苦しくて涙が止まりませんでした。
平は犬なのに人間を好きになってしまった自分をずっと責め続けて、すみっこでちっ…

0

ご主人様と犬(2) 小説

鬼塚ツヤコ  門地かおり 

挿絵が素晴らしくエロい

ご主人様と犬1巻でお預けくらって続きを読むのを楽しみにしてました!
超俺様で唯我独尊男な上総(攻)が、平(受)にだけデレッデレなのが萌えるこの作品( ´艸`) ♡♡

言葉使いは荒いのに、優しく平を見る顔がもうもう〜〜(激萌!)
1枚目の挿絵の顔が最高に良いのです!!

と、すごーく幸せでニヤニヤした気分はココまで。
すれ違う2人を見てるのがツライ(T ^ T)
前巻同様、早く早く…

0

占いなんて信じない!! 小説

月野りんこ  門地かおり 

本当は誰が好き?

ストーリーはとっても漫画的というか、フィクションだなぁ~という感じなのですが、面白かったです。え~そんなことある?と思いつつ、最後まで楽しめました。

主人公の史敏は昔近所に住んでいた「光弘兄ちゃん」が好きだったけど、彼は留学してしまい今は音信不通。そんなとき現れた人気占い師の六条院が、史敏は気になって仕方ない…。
お話は史敏と六条院の交互の視点で進みます。なので、六条院が実は光弘兄ちゃんな…

1

mother 小説

丸木文華  門地かおり 

恋愛というより相互依存

結構アレですね…爛れた感じですね。
序盤で好きな子をレイプしちゃうけど、後でものすごく反省してその反動で急に優しくなったり、従順になったり〜、ていうありがちな展開じゃないんですよ。
塚越は多分最後まで反省してないし、もし今後真治が別れを切り出す様な事態になったら、レイプとか軟禁じゃ済まない気がします。受けの真治も、優しいというか…この子実は周りの人に興味がないんじゃ?と私は思ってしまいました。…

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