total review:274745today:29
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
1/1(合計:9件)
秋月こお 紋南晴
M
帰って来た忍は、何もなければいい……と、思った私の個人的な(勝手な)願いも虚しく、重大な後遺症を残したままで、だからこそ、忍は明人と離れたいと申し出るが、忍への恋心を自覚した明人は、忍のその願いを到底、聞き入れることができない。 おまけに、そんな体質になってしまった自分を忍は「穢れている」と思っていて。 せっかく両想いになったのに、明人には触れさせてくれない。 とりあえず、「アイ…
ネタバレ
ついに、ついに、あの報われない忍に春が来た! と、思いきや、あっさり敵……というよりも、明人のことが好きすぎて、ちょっといっちゃった人に攫われてしまった。 攫われた時に、忍がされたことが、また、過酷で。 作者さんもご自身で言ってらっしゃいましたが。 「受け攻めどうするんだ!」と。 私も言いたいです(苦笑) まさかまさか、忍にそんな不幸が待っているなんて、さすがに思わ…
ついに、成り行きとはいえ、アッキーが日本を支配してしまいました。 相変わらず、アッキーの「当たり前のことを当たり前にやる」という純粋かつ、もっとも魅力的な部分は健在ですが。 この辺りから、ちょっとアッキーの魅力、の訴え方がうさんくさくなってきました。 つか、魔法みたいな使い方。 一目見ただけで、めろめろって、どんな魔法ですか……と、言いたくなる。 前作は、アッキーの行動自…
むつこ
アッキーの世界征服(w)にはもう、いまいち興味が持てなくなっちゃったんですが、アッキーと忍くんの恋の行方(具体的に言うなら、えっちの行方)が気になって仕方なくて、その一念だけで読んでました。 BL的には非常に正しい(?)読み方ではないかと思いますw で、シリーズ最終巻となるこの巻ですが、政策的な話が少なくて、アッキーと忍のラブなお話が前面に押し出されたストーリーとなっていて、そのあたりは楽しく読…
政策がお花畑すぎて笑えない…という事態になってしまいました。 「これはフィクションこれはフィクションこれはフィクション」と言い聞かせながら読んだんですが、どうにもこうにも無理でした。 自衛隊解体までは「まあ、ありがちだわな…」と苦笑しながら読めたんですが、環境問題を解決するために取った手段があり得ない。 いやもうこんなことしたら日本だけの問題じゃ済まなくて、経済が大停滞した挙げ句かつてない世界大恐…
私、無知ながらもひそかな政治オタなんですよ。一時期、赤旗やら正論やら、左右取り揃えて定期講読してたほどに。 で、この話なんですが、政治的なコネタいっぱいで、「こんな政治好きな人にしか分かんないようなネタ、よくコバルト文庫で書いたなァ。当時、読者のほとんどに通じなかったっしょ」ってニヤニヤ笑いながら読んじゃいました。 ただ、ネタ自体はかなり古くて、当時の是と今の是もだいぶ違ってたりするので、注意も必…
政治に絡む話をがっつりストーリーに組み込んできてるもんで、ビミョーに不安だったんです。 青臭い稚拙な論理だったらどうしよう…と思って。そういうのも作者さん計算ずくでのネタならいいんですが。もし裏側に底の浅さ稚拙さが透けて見えたら耐えがたいな…と思ってたんですが、さすが秋月こおさん、心配無用でした。詳しい。さすがだなァと思いました。 もちろんこんなふうに上手くはいかないのが現実ですが、「誰にでも好か…
奈波はるか 紋南晴
雀影
ファッション業界の裏側がよくわかるお話。 人間関係でいろいろあったせいで、東京のアパレルメーカーを辞めた北岡。 ニューヨークで、デザイナーとして地位を固めて、長期休暇で久しぶりに日本に戻ってきた。 そこで待っていたのは、ニューヨークへ行く原因ともなった、かつての恋人、宮地。 宮地は、婦人服メーカーの副社長という立場で、北岡に個人ブランドの立ち上げを打診してきて、、、 この本、すご…
どんな人にも好かれてしまう特殊能力の持ち主・神明人……とはいえ、明人の人気は女の子にキャーキャー騒がれるという種類のものではなく、どちらかというと、小柄で童顔な明人をポケットモンキーのように愛でるものである……というたぐいのものであった。 もっとも、明人自身にどんな人にも好かれているという自覚はまったくなく、ごく普通の高校生として、学校生活を送っていた。 ただ他と少し違う所と言えば、高校…