木原音瀬さんのレビュー一覧

HOLLY MIX 小説

安芸まくら  尾上与一  木原音瀬  さとみちる  

番外編盛りだくさん

本編を読んでいたのは「リバーズエンド」と「明日も愛してる」のみでした。

リバーズエンドの番外編は、十亀が監督として評価され、
万もホテル経営のビジネスとして頑張っている話でした。
本編で登場した撮影チームの面々も登場して懐かしかったです。
すでに十亀組が出来ているんですね(笑)

十亀の自叙伝的シナリオを読んだ万が、
十亀の過去の辛さや寂しさを包み込むかのように頭を抱く姿がぐっと…

2

リバーズエンド 小説

木原音瀬  小椋ムク 

十亀の過去と現在

コミック「キャッスルマンゴー」は完読しています。
本作品は攻め十亀の
・過去(高校時代)の話
・現在(キャッスルマンゴーの後)の話
で構成されていました。

過去の話は重かったです。
キャッスルマンゴーでもちらっと十亀の過去に触れられていましたが、こんなに壮絶な過去を背負っていたとは・・・
事故で家族を失い、気丈に振る舞っているようで、やはりどっか壊れてしまっている十亀が可哀想で泣…

2

「LOVE&CATCH」初回特典書き下ろしSSペーパー グッズ

ここでも活躍

本編の主人公である渋谷の弟、次男の智也の視点で書かれたショートストーリーです。

作中では挿し絵でも内容でもイケメンぶりを発揮した智也は、同人誌即売会で買ってきた新刊(18禁の小説・エロエロしい挿し絵)を読んでいるところ、末弟の譲に相談を受けるという展開です。

養子縁組して同居している二人のラブっぷりが垣間見れます。智也のメールへのレスが夜遅くというのが気になります(笑)「今世紀最大の大…

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LOVE&CATCH 小説

木原音瀬  彩景でりこ 

面白かったです

表題作と後日談ショートの2作品が収録されています。表題作「LOVE&CATCH」は渋谷(攻め)視点、ショート「その後のLOVE&CATCH」は芳郎(受け)の視点です。

購入したものの、オヤジもリーマンも好きですがハゲに萌えがなかったので、その気になるまでおいておこう…と思っていた作品です。しかし、ちらっと開いたところ、あっという間に夢中になって読み終えてしまいました。

1

NOVELS PLUS mini5 小説

木原音瀬 

商業作品の番外編3作品

「MUNDANE HURT」、「LOVE&CATCH」、コミカライズされている「吸血鬼と愉快な仲間たち」のいわゆる旬な商業作品の番外編3作品です。いずれも「その後」の話になっています。

「episode1」
ビーボーイノベルズ「MUNDANE HURT」のその後。友人・北尾の視点で進みます。
長野に頼まれて北尾は西崎を交番に迎えに行きます。西崎にお金を叩きつけて報告をする北尾です…

2

MUNDANE HURT 小説

木原音瀬  井戸ぎほう 

レビューは全く読まずに本作を読みました!

西崎のクズさがすごい!!ここまで徹底的にクズをクズとして書けるのがすごい!!
そんな救いようがないクズの西崎でしたが、まさか本当に救われないクズのまま終わるとは…。

レビューは全く読まずに本作を読んだのでかなり衝撃的なラストでした。いや、最後の方ページが少なくなるにつれ「もしや…」という気はしていましたが……。

この何とも言えない消化不良な気持ちをどうしたらいいのか(^^;)

3

夜をわたる月の船 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

普通のオヤジ受けではありません。

何回も読んでいるので初心でレビュー出来なくなっているのですが・・・。
一番初めに読んだ時は終盤号泣した記憶があります。目が腫れるほどに(恥)
先が気になって②ちゃんと読んでいるようで読んでいないような・・・そんな感じだったのか、読み返してなるほどなあと思うこともありました。
今回再読して、やっぱり涙が出ました。

雨の中、柴岡が1人で出て行ったのを後から河瀬が追いかけて引き戻すあたり。

14

吸血鬼と愉快な仲間たち 5 小説

木原音瀬  下村富美 

待ちに待ってますが最高作品

続きが待ち遠しい一冊です。ラストの終わり方がとっても気になるのになかなか続巻が出版される気配がない 木原先生これはBLファンへの焦らしプレイですか?もー待てば待つほど期待が大きくなり過ぎます。絶対にパッピーエンドな二人の姿が見たいので待ちますが、もうそろそろ出版してくれないでしょうか?一気に数冊ドドンとも有りです。コミカライズされたと聞きますが本編を待ち望んでいるのでこちらの作品にも早く光をあてて…

2

箱の中(文庫版) 小説

木原音瀬 

心痛いのに止められない

「泣ける、切ない」読み物を探しているうちにたどり着いたのですが、予想以上に心が打ちのめされました。
涙を流してスッキリしたかったのですが、そんな生半可な気持ちで読んではいけなかったようです。

堂野は本当に何処にでもいる人間らしく、散々迷ったり、後悔したり、出る結果に緊張したりしながら選択を繰り返していますが、そこを全て通ったからこその結末だと思うと、無駄な事って何も無いと思えました。

2

熱砂と月のマジュヌーン 小説

木原音瀬  笠井あゆみ 

言うほど痛くはない

前評判を見て購入。痛いエロ、という先入観で読みましたが、個人的には1冊読むと王道かな、という印象。陵辱からのハピエンという意味で。
おそらく、短編が好評で続編とまとめて1冊になったのかな、と想像しました。若干ですが、最後のところまで、最初の段階から構想されていたのかな?と疑問にはなるくらいのつながり方だった。

最初はとにかく陵辱の限りを尽くされましが、エロ特化ストーリーという気で読んでいる…

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