木原音瀬さんのレビュー一覧

箱の中(文庫版) 小説

木原音瀬 

改めて

今更ですが改めて。木原先生作品にハマるきっかけになった一冊。非常に念密な描写にBLの枠に囚われない文体、最後まで祈るような気持ちで読んだ。読後感はなんとも、それなのに映画を見たような印象が強い。好みのカップリングじゃないのに、話が気になりいつの間にか2人を応援したくなる。しっかりストーリーを読みたい方にお勧めしたい。

2

LOVE&CATCH 小説

木原音瀬  彩景でりこ 

面白かったです

木原先生作品のファンだったので購入しました。
ハゲのおっさんが受なのはちょっとどうかと思いましたが木原先生の作品なら面白いに違いないと思い読み進めていくと…予想通りどんどん話に引き込まれ一気に読んでしまいました。

木原先生作品は読みながら辛くなりがちですが、この作品は珍しくコメディタッチで楽しいです。読みながら何度もフフッと笑ってしまいました。登場人物たちがわちゃわちゃしてて楽しい。
し…

5

月に笑う 下 小説

木原音瀬  梨とりこ 

裏社会の話はやっぱりおもしろい!

真っ先に言っておきたいのは立場逆転の展開本当に神(泣)。ちびで弱くていじめられっ子だったのに、いつの間にこんなに頼もしい男に成長した。しかしいくら大人になっても口調は子供っぽいままで、信二さんの心の中ではまだまだ自分の手で皮を剥かれて泣いている中学生だったのだろうね…路彦が逃亡に力を貸してくれる前では。
信二さんの「君嶋が勝手に死んでくれたらいいのに」のセリフを読んだ瞬間なんか既視感があるっ…

3

眠る兎 小説

木原音瀬  車折まゆ 

この良作が雑誌のデビュー作とは ε-(。・∀・。)ノ...サスガ

私はハマるととことん嵌るタイプ。ゆえに作家買いは、一旦中止するつもりでおりました。もっと沢山の作家先生のいろんな作品に触れたい、そう思い、この一年は何とか乱読に成功しつつありました。ところがここに来てとうとう木原作品にのめり込み、元の木阿弥です。元来、好きな作家先生には傾倒するタチ。ただ今木原作品に夢中で、ちょっと止まらない勢い c(´ー`*)

本作品は木原音瀬先生のデビュー作品(1995年…

6
二次創作

GOD OF FIGURE SKATING(合同誌) 小説

和泉桂  木原音瀬  コウキ。 

2編とも、続きをお待ちしております

和泉桂さんと木原音瀬さんの、商業作品の続編や番外の同人誌の存在は、以前より知っていました。が、まさかこのお二人が、合同で「ユーリ!!! on ICE」の二次創作同人誌を出そうとは! 想像のまったく外です。しかもオンリーイベント合わせで!? 熱意のほどが知れるというものです。
早速購入し、拝読いたしました。
この同人誌のカップリングは2編両方とも、勇利×ヴィクトルです。
これは、私の想定とは逆…

4

檻の外 小説

木原音瀬  草間さかえ 

泣き過ぎて目が腫れあがりました (。´Д⊂) ウワァァァン!!

「箱の中」を読了。続きが気になって、気になって、今作を手に取りました。前作では出所後、堂野(受)が女性と付き合い、妊娠を機に結婚をすることになったところで終わりました。いよいよ堂野(受)と喜多川(攻)の再会。どんな展開が待っているやら。

目次
・檻の外(受け視点)
・雨の日(攻め視点)
・なつやすみ(高村尚クン視点)

あらすじ
堂野(受)は妻子と共に買い物に出かけた帰り、所用で…

11

箱の中 小説

木原音瀬  草間さかえ 

不器用な野獣系の攻め 良いよねー(*´Д`).*ス.*・キ.*・

最近ようやく作家買いを卒業し、数多おられる諸先生方の作品を乱読しようと思っていた矢先でしたが…どうやらハマってしまったようです、木原先生の魅力あふれる作品群に。ということで、次に読む作品はこの人気作をおいて他になく、手に取りました。

目次
・箱の中(受け視点)
・脆弱な詐欺師(探偵の大江視点)
・それからのちの(探偵の大江視点)

あらすじ
混んだ電車内で痴漢と間違われた堂野(受…

2

LOVE&CATCH 小説

木原音瀬  彩景でりこ 

相変わらず木原先生のゲテモノ受

木原先生、もういい加減ゲテモノ受を開拓するのやめてください(真剣)

100kgデブの『Dont worry mama』といい、五十路の『NOW HERE』といい、ジジイの『夜をわたる月の舟』といい、どうしてこうもポンポン奇抜な扉を開いていかれるのかっ!ついてくファンの気持ちも汲み取ってくださいよっ!エーンエーン(涙)

ハゲでパンチパーマヅラでも可愛かったですよ。でももうお腹いっぱいです…

3

MUNDANE HURT 小説

木原音瀬  井戸ぎほう 

木原小説上級者向け

こんだけクズで憐れな受でありながら、ちゃんと読ませる展開に持ってこれる木原先生はやっぱり神です。でもラストは受け入れられない人も多いと思うので、安易にオススメはできません・・・。

木原慣れしてる人には「いつも通り嫌な奴が出てくる痛い木原小説だよ」って伝えます。

木原小説読んだことのない人には、「木原先生なら、他の読んでからこれ読んでみよっか?まずは『美しいこと』とかどお?」ってさりげな…

14

COLD HEART in NEWYORK 小説

木原音瀬  麻生ミツ晃 

何故か秋沢を嫌いになれませんでした

COLDシリーズは未読のままに読みました。
高久透が気になったので後にCOLDシリーズにも手を出しましたが、こちらの「COLD HEART」から・だけを読んでも大丈夫です。
充分に木原作品の魅力を味わえるはずです。

「COLD HEART in TOKYO」は幸せ色が強くて、正直そこまで好みじゃなかったのですが、全てはこちらで楠田と読者を崖から突き落とすため、だったんですね。
雑誌掲載…

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