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木原音瀬 桑原祐子
abridange
『片思い』のスピンオフで、吉本と三笠の親友・門脇の話。 大学生の門脇は、さして親しくもない講師の松下から好意を打ち明けられ戸惑う。 親友たちの恋を見てきているだけに男同士だからという偏見はないのだが、恋愛経験が乏しく、そもそも人を好きになるという事がどういう事なのかあまり実感がない。 付き合うことに関してはきっぱりと断ったものの、卒論を控えてなにかと松下と接するうち、一緒に居ても互いに気を使…
木原音瀬 藤田貴美
Alice
切ない…。 なんか20ページあたりですでに泣きそうでした。 篤には隆という双子の兄弟がいます。見た目は間違えるほど似ていますが性格は正反対。隆は明るく友達も多く篤はなにかと比べられることが多く嫌な思いをしていました。 そんなとき「篤は篤のままでいいんだよ」と自分を認めてくれたのが家庭教師だった伊沢。 篤は自然に伊沢に惹かれ恋する気持ちを胸に秘めます。 しかし何年か経ち伊沢は隆と付き合って…
前作『片思い』でメインカプの友人、そしてメインカプがくっつくのに重要だった人物・門脇がメインの話。 ゼミの飲み会で酔いつぶれてしまった門脇は誰かが自分の髪を撫でている気配に目を覚ます。 そこにいたのは数学講師の松下だった。 後に門脇は松下が自分に好意をもっているのだと気づきます。 17歳の年の差。 門脇はちゃんとした恋をしたことがなく、最初は松下の想いをきっぱり断っていました。 松…
乱菊
高校教師の初芝公平は、大学四回の夏に高校時代からの親友だった阿岸に強姦され、そのせいでHIVに感染してしまう。 そのことで恋人にも別れを告げられ、病状も進行する中、後輩教師の乾武則だけが、そんな初芝の心のよりどころとなって行くのだが・・・男に犯されたという恐怖から、なかなか乾の好意も素直に受け取ることが出来ないでいる初芝。 しかしどんなに足蹴にされても、乾は初芝と一緒に生きてゆきたいという気持…
木原音瀬 金ひかる
「WEED」「FLOWER」に続くシリーズ最終巻となる「POLLINATION」。 前作に引き続き冷血悪徳医師、谷脇伸一が主人公である。 遊びのつもりで付き合っていた松本朗に死なれ、生まれて初めて底のない喪失感を味わった谷脇が、次に心を奪われたのはなんと自閉症を患っている鈴木佑哉という少年だった。 松本の時もそうだったが、自分になびかない人間をモノにするのが谷脇の趣味のようで、今回も傍に近寄…
「WEED」に続く裸ん坊シリーズ2冊目。 前回サブで登場した谷脇伸一が本作の主役となる。 何と言うかまあ、冒頭から相変わらずの最低男ぶりであった。 それはもういっそ清々しいほどに。 セフレだった若宮に恋人ができ、相手にされなくなり退屈になった谷脇は、今度は何でも言う事を聞きそうな医大生・松本朗を飼いならそうと画策し、酔い潰した上で強姦(またか・・・)。 松本本人には「君が誘ったから」…
木原音瀬
雀影
いくら同人誌といっても、これはかなり強烈、というか、驚愕だった。 たぶん、この前編があるのだと思うが、詳細なあらすじがついているので、この本だけでも大丈夫。 渋谷と堀内の関係は、会社が休みの前日は「堀内の家にお泊まり」が習慣となるくらいになっている。 そんな頃、会社に20代の女性新入社員が入ってきて、、、 後は、小説としてはお定まりのように、別れるの別れないのと、すったもんだする話…
木原音瀬 志水ゆき
かにゃこ
ネタバレ
上巻では、藤原がムカっとしたんだけど よくよく考えてみたら、この甲斐谷ほんっと仕事できねぇーっ! イラっとするのは、甲斐谷のほうだったw ふと気づけば、上巻では、甲斐谷目線で藤原の上っ面だけを見ていたんですよ。 下巻では、甲斐谷が藤原の上司としての手腕に気づきはじめる。 そして内面も惹かれていくわけですが、このあたりが木原マジック 読んでるほうもどんどん藤原がかわいく見えてくるから…
【とりあえず、下巻まで読んでっ!!と、言いたい】 化粧品メーカーの営業促進部のエリート課長の藤原(受け) 甘いフレグランスを漂わせ、上から下まで嫌味なほど完璧な着こなし。 仕事も出来て女も切れない男。 縁故入社で、おしゃれだとかには縁遠い体育会系部下の甲斐谷(攻め) 序盤、甲斐谷がチクチク藤原にいびられ、ワンマンで企画書が通らない。 頭にきた甲斐谷は、藤原を酔いつぶし全裸の…
木原音瀬 坂井久仁江
まず最後はラブラブハッピーエンドではないのでそういうのを求めてる人は読まない方がいいと思います。 和也と三浦は小さいころの付き合いなのですが、和也がとにかく攻めのことが嫌い。 それは三浦は怒るとすぐ手がでて暴力を振るったりするから。 しかしなぜか三浦は和也が気に入っていつもまとわりつくようになった。 和也は正面から「嫌い」と言えず、ずっと友達のフリをしてきた。 和也は三浦から離れるた…