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木原音瀬 日高ショーコ
ミドリ
ネタバレおおいに含みます。 松岡にさんざん期待させておいて、やっぱりダメでしたって。 ちょっとほんとに寛末さん!!!!! それでも離れてみて初めて気づく松岡の大切さ。気になる、気になる… そして再会して、無神経に接する寛末。 やめて!やめてあげて、これ以上松岡の傷をえぐるのは…!!! 大変イライラさせてくれる寛末さん。 でも松岡くんに無碍にされて落ち込む寛末を見てると今度は寛末の…
木原音瀬 車折まゆ
伊吹亜弓
ネタバレ
95年に商業誌に出たものなので、2人の出会いは雑誌にあったゲイの文通募集という設定です。 私はそういったものを知らない世代ですが…そういうちょっと懐かしいような空気とは裏腹に、 近未来を思わせるような車折先生の挿絵の空気のバランスが凄く好きです。 浩一は、友達と一緒に冗談で出した手紙に返事が来てしまい、親友には止められましたが 待ち合わせのその人に会いに行ってしまいます。 そこで見たのは…
abridange
たまたま拾ったゲイ雑誌の文通欄にイタズラ心で出した手紙が元で出会ったふたり。 興味本位の好奇心 ―― 若さというのは時にコワいもの知らずで残酷だ。 里見はノン気で好きな女子だっていたりするのだが、手紙の相手・伊藤(仮名)に本当のことが言えずズルズルと会ううちにいつしか惹かれていく。 ついこの間までは、自分だってそう思っていた中の一人だったはずが、男同士の恋愛なんておかしいという友人に腹を立て…
木原音瀬 西崎祥
Maika
基本的に年下攻めはあまり好きでない私。 でもこのお話は押しつけがましい感じが無くて良かったな。 どうも年下攻めって言うのは、押しが強いってイメージで。 まぁBLカップルの場合は攻めが傲慢なのはテンプレみたいなものですが、年上がいくらそうでもいいんだけど、でも年下がそれは嫌なのよね(笑) しかも誘い受けも好きじゃない。 地雷が多そうなこのお話。 でもでも、すきだなぁ。 受け取る人に…
はる
主人公里見浩一は、高校2年生。優柔不断な性格で、クラスメートの女子遠藤にそそのかされてゲイ雑誌の文通募集のページに大学生だといつわって投稿してしまう。 返事が帰ってきてしまい、遠藤が会いに行って見てみようと、またまたそそのかされた浩一は、そこで待つ人が同じ高校の教諭だと気づいてしまう。 遠藤とも別れ再び待ち合わせに帰ってみると、4時間も経っているのにまだ待っている高橋。 罪悪感からつい声をか…
木原音瀬 藤田貴美
ルイ
人間って生きる為には何しでかすか解らない。 そんな人間の偽善や残酷さや儚さなど、生と死の狭間で揺れ動く感情が描かれていると思う。 一般的にはグロい。死体がうようよ出て来ます。この時点で駄目な方は読まない方がいいです。その後更に救いようのない事になるから。でもグロどんと来いな人にはこの作品は全然okだと思う(笑) 読みごたえは十分ある。先が気になってしょうがないし飽きさせない。なかなか…
木原音瀬 下村富美
satoki
昼は蝙蝠、夜は人間の姿になる、「なり損ない吸血鬼」のアルベルト・アーヴィングは気がついたら見知らぬ場所にいた。 そこは精肉業者の女子トイレ。しかも自分は素っ裸。 ここがどこだかわからないうちに警察に連行された彼は、自分がなぜか故郷から遠く離れた日本に来ていることを知るが…… 血を吸おうとして失敗し、凍ったまま牛肉と一緒に輸出されてしまったちょっと抜けてる吸血鬼とツンデレ?エンバーマーとその友…
木原音瀬
乱菊
木原作品の中では少し地味ながらも、個人的にはとてもお気に入りだったのが「B.L.T」。 その後日談が描かれたものがこの同人誌『DESSERT BOX』になる。 内容的には3エピソードに分かれている。 STORY one・・・晴れて恋人同士になれた北澤と大宮 STORY two・・・北澤の男の子らしい悩み STORY funal・・・大宮と別れた千博のその後 このカップルはひとえ…
今回は「泣ける」の他に「ほのぼの」とか「暖かい」も入れておきます(笑) 本当に作者さんの特色が出ている作品ですね。 エロいシーンなんて全くない。 そこがいいかな。 よくある、金持ちでもカッコイイでもなくごく普通。 二人とも全然普通のサラリーマンで、冴えないとか書かれてるくらい平凡。 二人ともノンケ。 なのに恋愛しちゃう。 こういう作品があると、本当にBLっていいなぁと思ってしま…
木原音瀬 草間さかえ
いつの間にか堂野の家庭に馴染んでしまっている喜多川。 でもけして幸せじゃない喜多川。 そしてここでも脳天気……鈍感? 「箱の中」で堂野が可哀想じゃない……と思っていたのが、 堂野あんた馬鹿じゃない?に感想が変わってくる。 幸せな家庭が実は見せかけで一気に崩れるなんて、案外普通の話なのかも。 自分が不幸になって喜多川に縋るってどうなのよ?と思ったけれど、この人は箱の中にいたときもそう…