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木原音瀬 依田沙江美
あお
しかしトーンの選択に「しっとり」がないのでなにを選択しようかしばらく考えてしまった・・・。せつないにしたけどあってるのかな? 読んでて切ないじゃないと思った方ゴメンナサイ。 気を取り直しまして・・・ お話はボンボンの亮一郎が使用人徳馬に思いを寄せてグルグルしている話です。(身も蓋もない・・・^^;) そこに徳馬の口がきけない秘密がちょっとファンタジーテイストで絡んできます。 雑誌…
むつこ
このBLらしからぬタイトル、アリなんでしょうか。 アリなんです!(なぜなら木原音瀬さんだから) このタイトル、確かに間違ってないんだけど、木原作品じゃなかったら手に取りたくなかったかもw 時代もので、ファンタジーです。万人にオススメできる、全体的にまろみを感じる優しいお話。 木原さん特有の痛いストーリー展開はないし(大火傷したりしますが、木原作品の場合、この程度じゃ痛いとは言えないのだ)、性格の…
木原音瀬 ヤマシタトモコ
える5
読むのが勿体なくて大事に取っていた(笑)1作。 あとがきにも書いてあるが、珍しくすでにできあがった恋人同士の2人を、出会いまでさかのぼって描いてある。 出来上がった2人だから最初からアマアマな雰囲気。でも木原さんだし、どこかで痛い展開が待っていると身構えていたら、これまた最後までほとんど痛い展開がなしで、ある意味肩すかしをくらった(笑)でも、ほっと心温まるイイ作品。 刑務所行きを食らった前科…
凪
まず、表紙のヤマシタ先生の絵に惹かれました。 優しいイエローグリーンの背景とロンちゃんとモモの表情がとてもいい。 最初から主人公二人は恋人同士で、物語を遡っていくような形です。 モモの過去は木原先生らしい悲惨な人生で、最初は暗い気持ちになりましたし、ストーリーにも陰惨な描写はありますが、全体的にはモモとロンちゃんの真っ直ぐな純愛モノです。 お堅くて初心なロンちゃんがとっても可愛かっ…
そんなに号泣できるような作品ではないと思うんですが、なぜかボロボロに泣きじゃくりながら読んでしまいました。 木原音瀬さんがデリヘル業界にやたら詳しいのにも驚きました。知りあいにデリヘルのオーナーやってる人がいて、たま~に事務所に遊びに行ってたんですが、登場するデリヘル嬢について、『こーゆう娘、いるいるw』とか思っちゃいましたよ。彼女たちはたいがいわがままでルーズなんだけど、あっけらかんと明るくて、…
木原音瀬
かにゃこ
ergoの表紙カバーは「箱の中」「檻の外」の主人公ふたりのイラストで包まれています。 中には表紙と連動したshort comic「はしやすめ寸劇」という2ページと 大変短いものではありますが、あふれんばかりの愛のひとコマが 草間さかえさんによってコミック化されてます。感動ですv とにかく美麗表紙を眺めているだけで、作品のファンならば いろんな想いをはせられるのではないでしょうか? …
「箱の中」の脇にでてきたゲイの囚人をモデルにした・・・ とかなんとか(ですよね?) 優秀な兄への劣等感から不良になり あとはずるずると堕ちるところまで堕ちていったモモ。 二度の服役。 出所したら誰ひとり自分のまわりにはいなくなっていた。 自暴自棄のモモに真剣に関わってくれたのが6歳年下のロンちゃん。 モモは、どーしょーもない経歴に不細工な顔w ロンちゃんは、まっとうすぎる道…
木原音瀬 禾田みちる
HTRwnk
どこまでも献身的な悪魔についに泣かされる下巻。 いや、人によっては上巻できていたのかもしれない・・・。 そして天使にも転機が・・・ 最後まで天使を許すことが出来るものか! と思っていたのに、感情の変化は起きるものです・・・。 離れて二人の切ないやりとりがまた胸を締め付けてくる。 そのドラマはあなたの目で確認してください・・・。
悪魔が哀れで切なくて、 その気持ちをことごとく裏切る天使に憎しみを覚えた。 天使が好きになれなくて、それでも悪魔の真摯さに心打たれて、悪魔の幸せを願わずには居られない上巻です。 被害者は天使なのかもしれないのに、何時までも必死な悪魔の顔が、慈しむ悪魔の表情が胸を締め付けて離さない。 どうしてわかってくれないのか・・・!! 不安を覚えつつ下巻に・・・たぶんそれで正解! 木…
木原音瀬 祭河ななを
ミュウ
ネタバレ
藤島の母親の性格が壮絶で、全ての元凶はこの人から始まったと結論づけたいです。 藤島の意思の弱さも中にはあったかもしれませんが、幼い頃からの洗脳教育で、恐れを抱いていた母親に逆らえるかというと、そう簡単に逆らえるものじゃない。 救ってくれるヒーローなんて誰もいない世界がただ悲しくて、リアリティーを感じさせました。 思いもよらない藤島の過去よりも、更に妻がいて子供もいたという事に驚かされまし…