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木原音瀬 深井結己
もと
ネタバレ
↑ってのが読み終わっての正直な感想。だって!!ここで切るとかないよ! 救いもないし愛も微妙にないよ!! これはちょっと誠一にはかわいそうな作り。 色々な制限はあるのでしょうけどね、「恋について」もやるならみっちりやってくれー!!と思いましたけど、これは更にそれを上回る足りなさ! これじゃホント、誠一はやな奴だし、啓介の思いの行き場がないよー! 原作モノの難しいところですね… 木原さんお…
茶鬼
ノベルスの表紙とコミックの表紙を並べて、構図がよく似ていたので思わず「あれノベルズか?」と勘違いしてしまいました。 しかし、ノベルスは啓介が誠一を抱きこむような構図。 コミックは啓介の腕に誠一はいなくて、左隅に洋服をきたまま考えるようなポーズでいます。 トーンは同じなのに、この構図の違いがコミックの中身を現しているんだ、と感心させられました。 原作は木原氏の小説で、ergoで掲載されていた…
ミドリ
私、この主人公ダメです。 若さゆえの愚かさなのか、自分のルックスと、自分の連れている女と、そんなものにしか価値を見いだせない男・誠一。 なにが「誠一」だよ!誠意のセの字もないよ、名前が泣いてるよ! 結局は自分のことが可愛くて、好きなだけ。 正直、27歳でこれは辛い。 そんな愚かな男・誠一はかつて恋人だった従兄弟の啓介と再会し、また恋に堕ちていくわけですが… 確かに啓介のことを愛していた…
木原音瀬 桑原祐子
satoki
『片思い』に出てきた二人の親友、門脇とさえない数学講師松下の物語。 二人のキャラクターもあってかとても静かな物語という印象でした。 静かで、それでいて鮮烈な恋の物語。 逞しくて良い男のあふれているBLの世界で、このさえない上に繊細で病弱な松下のキャラクターは貴重かも(しかも攻ですよ)。 だけど決して弱いだけじゃない。弱い中にある優しさや強さや一途さ。 なんか、門脇が守ってあげなきゃいけな…
昔からずっと嫌いだと思ってきた男に浮上した結婚話。 主人公の吉本。それですぐ自分の気持ちに気づくのかと思いきや遠い遠いまわり道のすえとんでもない行動にでてしまう。このひねくれっぷりが楽しかった。 物語の中ではちょっぴり嫌なヤツに分類したくなりますが、この彼の葛藤やらあまのじゃくな行動にすごく共感してしまいまして。 続編は第三者視点の主人公カップルのお話。主人公の磯崎くん(就職した吉本…
ちび
この本で終わってしまうと誠一の執着愛がまだ伝わりませんが、ノベルズの後半もコミックス化してくれると二人の愛のかたちがはっきり分ると思います。 それに期待したい。 コミックスの 『夏の果実』 の部分だけでは物足りません。 あくまでも優しく包み込む愛で受け止めていた啓介がすっぱりと誠一を切る場面は涙なくしては読めませんでした。
木原音瀬 藤田貴美
Alice
グロい。いろんなレビュー見てグロいことは知ってましたが甘く見てました。 とにかくグロかった。 ある日すべての建物が突然崩壊し、多くの人間や動物が死んだ。地下は灼熱の太陽と白い砂漠だけになった―。 結論から言うと、なぜ地下以外の建物がなくなり多くの人が死んだかなどは最後まで解明されません。また普通の生活に戻ることもありません。 最初はしのぶと亮介の二人だけだったのですが、途中から生き残っ…
木原音瀬 禾田みちる
久江羽
悪魔と天使の存在を考え直したくなるお話です。 小説は積読中なので、その後のお話を読むためにそろそろ引っ張り出してこないといけませんね。(小説にはこの後のお話もあるんだそうで。) 泣けるお話なのですが、どこで泣いたかと言えば、心優しい悪魔のウォーレンの悲しみに同調したわけでも、独りよがりな天使のカイルが他人を思いやる気持ちを持てるようになったことを喜んだからでもなく、語り部であるスネアが身近…
木原音瀬 石原理
菊乃
木原さんの本の事を 私は別名「人でなしカタログ」と呼んでるんですがw この作品も、みごとに最悪の大人が登場してましたね。 まず、家庭教師として行った家の 小学四年生の男の子・文和に欲情して強姦する大学生・藤井。 しかも、相手が抵抗しない事をいいことにその後大学卒業寸前まで関係を続け そのうち、成長した子に恐怖を感じてさっさと家庭教師を辞めようとするあたり 身勝手もは甚だしい。 …
木原音瀬 下村富美
かにゃこ
ある程度予測をつけて読んでいたのですが やっぱり・・・なところで終わってしまって やっぱり涙が出ました。 4巻続けて死闘を繰り広げるのは、ちょっとしつこいかなぁとも 思ったのですが、アルと暁の肉体的な違いを読者に刷り込むには ここまでする必要もあったのかなぁと思いました。 幸せなんてものは、個々の考え方ひとつで大きく違いますが 時間という概念が想像を超える長さを持つ吸血鬼アル…