木原音瀬さんのレビュー一覧

こどもの瞳 小説

木原音瀬  街子マドカ 

ちょっとどーしても解せないところがあって。

まぁ、みなさんが色々下で「神」とか「萌え」とか言っているので、安心して私がツッコミとか入れられるというか。(爆)

うーん・・・これ言ってしまうと結構ブーイングする人もいると思うんですが、私、木原音瀬のってどうもキャラの感情表現とかがあんまりうまくないなぁ~と思ってるんですよ。
結構ストーリーで引っ張っているので、それでごまかせてたりするんですが、でも時々すごく強引になってる部分もある気がし…

2

The drop of summer 小説

木原音瀬 

どこまで好きなんだ福山くん!

積読中だったのですが、みなさんのレビューに触発されて引っ張り出しました。
「恋について」「12hours」「NOW HERE」の番外編が入っています。

【未来のNOW HERE】
福山くんと仁賀奈さんが、車でお出かけして道に迷って・・・
土砂振りの中、車の中で夢中になっちゃって・・・
レトロなラブホの鏡のお部屋で、仁賀奈さん自分の年齢を非常に気にしだしちゃって・・・
すいません、自…

5

牛泥棒 小説

木原音瀬  依田沙江美 

何やら楚々とした趣!

全体的にゆったりとした気持ちで読めました。最初から二人が相思相愛であることが示されているせいもあるかもしれません。また、適度な妖怪要素に親しみ深さを感じるため、楽に読めたのだと思います。

表題作はそんな二人が一緒に在れるようにまでの一件です。この話の落としどころが何とも好きでした。少しおとぎ話のような気配も感じさせていて。
どうでもいいですが褌は着けていた方が良い派です…が、徳馬の健気さに…

4

片思い 小説

木原音瀬  桑原祐子 

未だ定義なき時代の…

表題作の主人公・吉本は、今でこそ『ツンデレ』と即断される性質だと思われますが、この単行本が出版されたのは2001年。雑誌掲載は何と1999年(実に10年前!)、あとがきによれば原型はさらにその2、3年前だったとあります。年代ものですね!
簡単にツンデレと書きましたが、吉本の『ツン』部分の強さはプライドの高さから由来しています。その高さ山のごとし、ナルシスト吉本。ゆえに自分から告白なんて有り得ない…

1

LOVE & CATCH FINAL 小説

木原音瀬 

ハゲ・パンチに変態が加わった

攻め:渋谷24歳 × 受け:堀内49歳 この愛は一体どこにあるのか?
やはり若者の方が年上を可愛く思える気持ちというのがポイントなんでしょう。
ここまでくるとハゲがかわいい!?

堀内の会社に入社してきた若くて可愛い女子社員、彼女の出現で堀内は渋谷をあきらめようとします。
渋谷も堀内には年相応の女性が合うのではないかと色々と画策するのですが・・・

ここにきて堀内は落ち武者でもなく、…

6

LOVE&CATCH 1+2+3 小説

木原音瀬 

もうひとつの「NOW HERE」

禁断のハゲ・パンチ・カツラ の三つが登場するのはきっとこの作品だけなのでは?
しかも年下攻め、あの「NOW HERE」より5歳も離れて25歳差です。
ワクワクしちゃいました。

堀内はハゲです(しかしデブ・チビではありません)
30代から髪がみるみる薄くなり、気にしていたところパンチのカツラと運命的な出会い(?)をしてかぶるようになります。
周りはカツラと気付いていますが、誰も口に出し…

3

WELL 小説

木原音瀬  藤田貴美 

そこにあるのは絶望だけなのか

読者として我侭を言えば、できればSF的な説明が欲しかったです。
けれどそれが無いことで、この小説は「不条理小説」として成り立っています。
ごくごく私的な印象で言えば、(※ある意味ネタバレです)

「砂の女」「漂流教室」「ひかりごけ」(あるいは蝿の王)これらを足して割って、BL要素(内訳は暴力的性描写9割:萌え1割かな)を少しだけふりかけたような感じでした。
正直萌えはほとんど無いです。し…

6

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

恋愛ってエネルギーがいるね

恋愛の浮き沈みを松岡と共に味わえました。
「女装」という悪癖に最初はひいたのですが、いや~松岡、むちゃくちゃいいです。
今までに読んだ木原作品の登場人物の中で一番好きだー。


上巻の前半は、不器用な優しさを持つ寛末に、少しずつ惹かれていく松岡の気持ちが丁寧に描かれています。
江藤葉子目線で見る彼は、本当に優しいです。

女装は完璧でした。
行動も女性的です。
男だなんて欠片の…

5

The drop of summer 小説

木原音瀬 

●The drop of summer 笹川の逆襲と進化した仁賀奈

木原さんの「商業誌情報」を真似て書いてみました↑

仁賀奈の進化のほどを是非とも確かめたくて手に入れましたが。。。
買って良かった!

「台風一過」は「恋について(ノベルス)」のラストのちょっと前のお話かな?
(朝霞が担当していたゲイカップルがまだ挙式前みたいだったので)
これは流れ的に「お風呂エッチか?」「初めてなのに??」と
かなり期待したのに。。。朝チュンでちょっとがっかりw…

5

The drop of summer 小説

木原音瀬 

変態★万歳

ウフフフフフ、超変態でした、福山ww
NOW HERE読んでないしなーと思ってためらいつつも、
恋については読んだからいいか!と購入したこの作品。
ですがやはり、気になるのはNOW HEREなわけで…
もう買っちゃいましたよーNOW HERE!!
そんで、もうここでのレビュも変態福山とオジサン仁賀奈のことしかないわな!!

バードウォッチングと称してカーセックスしたり、ガラス張りのラ…

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