木原音瀬さんのレビュー一覧

B.L.T (新装版) 小説

木原音瀬  元ハルヒラ 

痴漢男との出会いから

またまた新装版です♪
今回は、旧版に同人で描かれたその後の話『dessert box』が付けられ、また新たに書き下ろしで『dessert box plus』が入ってますので、その後を同人で見られなかった人には是非欲しい構成になっているかと思います。
かくいう、アテクシも・・・嬉しいです♪

B.L.Tって、以前からベーコンレタストマトサンドの事よね?他に意味があるのかな?って、とても興味が…

6

HOME (新装版) 小説

木原音瀬  藤田貴美 

木原さんは心のホラーのスペシャリストだと思う

やっと、絶版だった作品が新装版で出て嬉しいーー!!
そして、何と旧版になかったラストその後の二人の様子が第三者を主人公にして語られる『others』が入っているのです。
新装版の醍醐味は、こうしたその後が入っていることですよね。
多分、旧版のままのラストでもきっと二人の未来は予想できるものだったかもしれませんが、それを裏付ける、不器用なままだけど、きちんと心が通じ合っている幸せな二人を見るこ…

13

月に笑う 下 小説

木原音瀬  梨とりこ 

幸せがいっぱい

あらすじなどは皆さんレビューされているので、
私は個人的な感想を。






木原さんにしては、甘いなぁ
という印象はありました。


殴る蹴る暴言などは多々有りましたが、
本当の所お互いに想い合っている。

そこはすごく甘かった。


上巻からあわせて
路彦の成長っぷりは凄い。

いきなり魔法のように男前の頼れるイイ男になった訳ではなくて、

まだまだ甘ったれで女々しくて泣き虫だけど
確実に男…

4

愛すること グッズ

オマケストーリーにするには勿体ない

私も電子書籍で読みました。
本編の終わりが、二人の関係には決着がついたけどこれからどうなるの・・・?と読者に、不安と先が気になる気持ちを残したままの終結だったので、これでやっと幸せになれたんだ・・・と実感しつつ安堵しました。
内容が単なるおまけの日常ではなく、ひと山あるところが木原さんらしいなと思います。あと、個人的に日高さんの挿絵に萌えました。2ページあります。
あ、松岡の髭ですが最終的に…

1

愛すること グッズ

電子書籍になってた!

本編を読むのが遅すぎて、小冊子の応募に間に合わなかったんです(/_<、)オークションだとすごーくお高くなってて、諦めてたんですが、電子書籍で配信されてたんですね(゜∀゜)!

凄くよかったです。相変わらず気遣いの人、松岡。そして好きな人には本当に優しい鈍感男、寛末。やっぱり松岡はぐるぐる悩みますが、なんだかんだでラブラブです。寛末が優しいのが本当に嬉しい。本編辛かったから、自分のことのように…

2

美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

木原節キタ――――!!

前から書店でおすすめされてたのですごく気になってようやく購入しました。「BL最北端へようこそ」ってPOP(かな?)がずーっと気になってて。

期待通りいやそれ以上の面白さです。
木原さんの特徴なんでしょうが、主人公の視点というか気持ちがすごく事細かに描写されていて、心情を、汚い部分もさらけ出して書いてて、読んでるこっちが人の心をのぞいているような感覚になるんです。だからなんだか後ろめたい気持…

2

FRAGILE 小説

木原音瀬  高緒拾 

ホント凄かった

凄いよ!と予め聞いてたんですが、いやーーー予想以上に色々凄かったです。
陵辱物は抵抗無い方なのでドックフードのくだり辺りはえげつないなーとか思いつつも読進められたんですが、怖かった!!!
何が怖いってやっぱりあの手紙の2文字がすっごいすっごい怖かった!
その文字見た時に、時間が止まって心臓がぎゅって掴まれた気がしたですよ。
読んでる自分がこうなんだから青池の心境はと思うと、背筋に氷水ぶっか…

10

美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

最高

松岡視点「美しいこと」のラストで号泣です。
ずっとマイナスだった関係がプラスマイナス0に戻った瞬間、脆い感情を吐露する松岡の説得力のある一言に、胸が苦しくなりました。

寛末視点の「愛しいこと」では、熱が冷めてくれないかな、という寛末の本音にざわざわ。
とはいえ男の嫉妬からくる卑屈さで松岡を突き放した寛末の狡さや弱さは、きっと誰もが持っている部分じゃないのかな…と思います。


上下巻通して電車、…

6

美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

BLという枠をはみ出した作品

女装して女性に間違われる。
女として惚れられてほだされる。
このあたりまではファンタジーとして普通に読めるんですが、その後が切なすぎました。

女だと思ってたときは好きだったけど、男だから駄目、嘘をついて騙していたから駄目で、謝っても聞く耳持たず。
性別は関係なく、寛末だから好きになってしまった松岡だけが苦しむという、怒涛の展開が待っています。

男女ならこうはならないでしょう。
喋れないと嘘をつ…

2

檻の外 小説

木原音瀬  草間さかえ 

一緒に死んだら良かったなのに

泣いた、とにかく泣いた.こんなに胸が潰れるような感情は欲しくなかった.
これ以上の言葉、何も浮かばない、ただ「一緒に死にたかったな」が耳元で木霊するだけ

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