木原音瀬さんのレビュー一覧

美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

ドラマCDを聴いてあまりに良かったので

ドラマCDを聴いてあまりに良かったので原作も読んでみたくなり購入。
ドラマCDをきいて内容を知ってるにもかかわらず号泣です・・。
松岡がけなげで・・グイグイきます・・。
こんな彼氏が欲しい!(熱望です!)
上下巻あわせて一気にお読みになることをおすすめします!

何度も読み返して手元において置きたくなる作品ですよ(^^)

1

薔薇色の人生 小説

木原音瀬  ヤマシタトモコ 

愛おしいクズ男

木原さん初心者の私です。(読んだことがあるのは「美しいこと」のみです。)
お名前はよくお見かけし、レビューも高評価。
でも、切ない系が多いということで、二の足を踏んでいました…
この作品も、ヤマシタトモコさんの絵に惹かれて何となく購入したはいいけれど、
二、三日積んでいました…。でも!ありがとう!読んでよかった!!
数日前の私を張り倒したい。(←積んでいたこと)
と、同時にほめてやりた…

7

牛泥棒 小説

木原音瀬  依田沙江美 

ミステリー調で読みやすいです。

痛いと有名な作家さんなので取りあえず緩そうな作品を手に取ってみたのですが、私にはちょっと緩すぎだったみたいでした。
裏を返せばさらさらとテンポ良く読めるしHもそんなにどギツく無いので、BLの入口に立ったばかりの初心者さんには良いかも。読みやすいです。
ちょっとグロめな箇所もあるのでそういうのが苦手な方は注意かな。妖怪・鬼の類も出て来てミステリー仕立てになってます。

【ポイント】あれっBL…

4

セカンド・セレナーデ full complete version 小説

木原音瀬  北畠あけ乃 

はじめて読んだ木原作品。

セカンド・セレナーデ収録中、「水のナイフ」は傑作。one night、いじわる等、続編が読めたのも嬉しい。受の砂原先生は木原作品には珍しい、かなり完成度の高い良い人(不細工だけどね。)。レアキャラです。攻の明智は木原作品によくでてくる感じの完成度の高い嫌な奴です。
はじめて読んだ木原作品です。当時、何回も何回も繰り返し読みかえしたのを覚えています。こんなに自分の琴線に触れる、完成度の高い作品を読…

2

美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

1、2を争う私が好きな木原作品。

BL的萌え度、読み物としての完成度の高さ、両方を兼ねそなえた傑作。プラス日高先生の挿絵がかなりいい仕事してます。しばらく木原さん、チェックしてなかったんですが、こんな傑作を生み出していたとは。見逃せませんな、恐るべし。

1

COLD SLEEP(新装版) 小説

木原音瀬  祭河ななを 

幸せと波乱の始まり

COLDシリーズの1冊目。
事故で記憶を失った透が、友人だという藤島に世話になり、そこでの藤島の態度に困惑し、疑問を抱きながらも距離を縮めていく部分。
藤島の、写真にこだわる態度。
とても親切なのに、冷たい態度。
自分の過去の一部を知り、抱く疑問。
どうして藤島が透にこだわるのか、ここでは明らかになっていないので、モヤモヤ感を抱いてその感情にイライラを伴ってしまうかもしれません。
しか…

2

月に笑う 下 小説

木原音瀬  梨とりこ 

悲劇の予感にハラハラドキドキー!!

本来であれば、ヤクザ物は避けてます。
痛かったり死にネタじゃないかと……。バットエンド嫌いです。
しかし今回は木原先生のサイン会につられ、あらすじも見ずに申し込んでしまった…。

色々あって(もう皆さんご存じだしょうから省略)バスで逃げるあたりから、急に緊張感が増しハラハラドキドキ。
初めて”美しいこと”でBLノベルズに出会った時のように、睡眠を削っても続きが気になり止まらなかった!!!…

7

夜をわたる月の船 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

運命の人。

受・攻のキャラのほり下げが深く、二人の関係性についても恋愛というより、必然性、運命みたいなものを感じさせる設定になっていて面白かったです。ただもう少し日常の細やかな描写や情景をじっくり味わえる雰囲気であったり、他のキャラのつくりこみががあったりするとよりリアルな感じがでていいのかなと思いました。萌え度は少し低めですが、リアルさとのバランスを考えるとこれ以上は難しい気もします。良作。

3

月に笑う 下 小説

木原音瀬  梨とりこ 

君が僕の最後の砦

後書きで緋襦袢を書きたかったんです、というのにちょっと
笑いました。 そういえばそんなのもあったかくらいの存在感でしたが…
今回もぐいぐい読ませるその疾走感はさすが。
今作品では、二人きりの世界といった閉塞感はなく、
賑やかな脇役勢が彩りを豊かにしている。
特に、女性陣がさりげなく良いと思う。
ペニバンで女にイかされたがる、ちょっと特殊な性癖の
惣一さんに対して、元パートナーの玲香の…

8

月に笑う 上 小説

木原音瀬  梨とりこ 

お月様が見てる、それはへぼんの常套句ですが…

ヤクザといじめられっこか… 痛みの予感に身構えていたら、
あれ? 痛くないぞ。 しかしBLにおけるヤクザって大体
インテリヤクザで派手にきったはったを繰り広げるのに、
妙に地に足のついたチンピラに毛が生えたようなヤクザで
苦笑を禁じえない。 木原音瀬の作品に共通するテーマのひとつに、
どうしようもないひとを好きになっちゃった苦悩があると思う。
皆が彼を悪く言う、でも俺にとっては彼は宝物…

7
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