木原音瀬さんのレビュー一覧

愛すること グッズ

ノベルスとの廣末のギャップがほほえましい。

私は電子書籍は読みませんので、オークションで手に入れた小冊子で。本文は2段組みで68ページの読み応えのあるものです。

「美しこと」の結婚式出席の後、廣末を送った先で一夜を過ごし、会社に遅刻したところからの話。

今までの煮え切らなさが嘘のように、毎週末 松岡に会いに来てくれる廣末。あれほど悩んでいた男同士だということも乗り越えて、求めてくれる廣末のラブラブぶりが 本編でやきもき きゅんき…

8

COLD SLEEP コミック

麻生ミツ晃  木原音瀬 

原作より好き…

滅多にないことですが
たまに原作より好きになってしまうコミカライズ作品があり
これはその数少ない一冊になってしまいました。

木原さんの作品は好きと苦手の振り幅が自分の中では異様なほどに大きいのですが
このシリーズはその両方が両方とも見事にがっつり入りこんでいて
総合評価で「萌え」の中間くらい。
いや、どっちもあるんですよ
あまりに「神」な部分も!
容赦ないまでに「趣味じゃない(…

7

COLD SLEEP コミック

麻生ミツ晃  木原音瀬 

この雰囲気がCOLDシリーズ!

コミカライズは、原作を好きであれば好きなだけ、絶対回避してきました。
漫画をきっかけに原作を読もうと思う方も居るだろうし、小説でイメージしていたシーンや表情が絵で補完される場合もあるから、その辺がコミックスの良さだとは分かっているのですが。
原作に思い入れがあればあるだけ、ちょっと違うと「ちがう~!」と思っちゃって、私は別の作品だとは思い切れないので。

それが!
大好きなCOLDシリー…

5

COLD SLEEP コミック

麻生ミツ晃  木原音瀬 

再び命が吹き込まれる

原作既読、CDも聴きました。
切なくて痛くてやりきれない木原作品が、麻生さんの絵によって再び命を吹き込まれました。
自分的に麻生さんって挿絵でも割と痛い系作品のものに描かれる事が多いと思うし、元から持つ絵の雰囲気も淋しそうというか切ないものを漂わせているので、この作品にはとてもピッタリの人選だな~とコミカライズを知った時に思ったものでした。
小説の祭河さんの絵もよかったですが、今回の麻生さん…

7

NOW HERE 小説

木原音瀬  鈴木ツタ 

究極のオヤジ受け

初めの頃は福山はイライラしてるし仁賀奈は常にビクビクしてるしでどうなるんだと思ってましたが、段々と本気になっていくのが面白いように分かります。多分2回目に抱いたときにはハマってたんじゃないかなと。
あらすじを読んだ時点で福山の方が本気になるんだろうとは読めますが、さすがです。その後は全然読めてませんでした。

幸せから突き落とされた瞬間を…!
本気になった途端、最初の頃の弄んでいたツケが回…

7

恋について 小説

木原音瀬  大竹とも 

恋とは

萌萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
真面目で人がいいけどへたれな笹川(攻)と、仕事ができる好青年の朝霞(受)。
タイプの違ういい人同士ではあるものの、それこそ通勤電車や街の雑踏の中ですれ違っていてもおかしくないくらい身近な存在として描かれています。
そんな彼らの恋愛は、(笹川の事情が少し入り込んでいる以外は)ドラマチックでも憧れてしまうような素敵なものでもない、これまた至ってフツーのどちら…

2

後輩の弟 グッズ

なんだかんだで、みんなに愛されている百田。

CD「薔薇色の人生」のリブレ直販特典の小冊子。

論の先輩刑事視点。

この先輩刑事・甚呉って、モモとロンの関係を知っている設定だけど、CDには登場しないので、原作にどんな風に登場していたかが思い出せない、、、
まあ、思い出せなくても、この作品は、この作品で問題なく読めるのでかまわない。

浜渦兄弟の二人とも、百田の爛漫な性格に癒しを感じて、百田を大事にしているっていうお話。

0

秘密 小説

木原音瀬  茶屋町勝呂 

「秘密3」で涙ぼろぼろ

3部に分かれてます。
「秘密」→啓太目線
「秘密2」→充の従兄弟の榎元目線
「秘密3」→充の弟樹目線

あらすじの「大きな冷凍庫が唸る部屋で、独り夢を見たくなかったから」から始まるミステリーのようなホラーのような話かと思いきや、このような“ジャンル”という一言ではくくれない物語です。この作品を読んだあとの感想としては、作品としての萌度はほとんどありません。

杉浦充というキャラクター…

9

リベット コミック

木原音瀬  天野瑰 

小説とは別の作品

木原さんのリベットとは別作品として読んだ方がいいかも
マンガ自体は面白かった。

オリジナルキャラの椎名くんが良い味出ていました(イケメンハゲ)
作風がコミカルなので、小説版の重さ暗さはありませんでした。
爽やかな感じなのでリベットを読むのを迷っている方や予習には良いかもと思いました。
このコミックスだけでも充分楽しめます。


個人的にこの漫画家さん天野瑰先生のファンなので

2

夜をわたる月の船 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

見たくないなら夢を見続けてもかまわないと思う

 柴岡は何回も暗闇が怖いと言っている,有沢に嘘の将来設計を話すときに夜になっても太陽が沈まない場所(暗く無い場所)に行きたいと言ってしまう程なのだから本当に怖くてたまらないのだろう。河瀬に両目を塞がれたらおとなしくなったのも暗闇が怖いからだろうし,柴岡にとって心の闇は無いのではなくて存在してほしくないものなんじゃないだろうか。毎晩のように暗闇がやって来るのに,心の中にまで暗闇が出来てしまったら彼の…

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