木原音瀬さんのレビュー一覧

深呼吸 小説

木原音瀬  あじみね朔生 

大人同士の初々しい恋にこれほどときめくとは…

体調万全!と挑みかかり、榛野が木原キャラによく出てくる何かが欠落した人間なので、これはどこかで来るぞ来るぞと歯を食いしばってたのに(笑)何もなし。
当然ストーリーの山場もあるんですが、大した事件も起こらず。いや、何度か脇役が出てきたりで一瞬ハラハラするけども、やっぱしなんも起こらず。
…そこはこっちも「木原さんだから」と気を張ってるからのハラハラなのかもしれません(笑)

第二章で榛野視…

10

COLD SLEEP コミック

麻生ミツ晃  木原音瀬 

コミカライズ

ようやく読めました。
読むなら原作を読んでから読みたい!と放置し、
原作を読んでさらに放置してましたwww続編マダ( ゚∀゚ )?

お話的には、原作と同じくらいと考えていいのだろうか。
記憶をなくした攻が病院で目覚めてから~なお話。
実際問題、原作に忠実に作られてるなと言う感じ。
多少の脚色はあるにせよ、それを感じさせない作り方でした。

自分自身がなにものであるかわからない生…

1

パラスティック・ソウル -はじまりの章- 小説

木原音瀬  カズアキ 

関係性に萌える

「BLとは関係性に萌えるジャンル」
木原さんの作品ほどこの言葉を自分に強く
実感させてくれるものはないかもしれません。

良い関係も悪い関係も連鎖し変化して
胸に痛く痛く刺さり深く迫ってくる。
色々考えてグルグルして迷走してしまう
物語のなかの人物たち
物凄く身近に感じて
とてもとても愛してしまう
そのそこにある関係性を…。

正直あいたたたたたたってことも頻繁ですが
そ…

3

美しいこと 上 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

すばらしい!のひとことです

このサイトで、評判がよかったので読んでみたら
本当にすばらしかったです。
この本に巡りあえてよかってす!

1

パラスティック・ソウル -はじまりの章- 小説

木原音瀬  カズアキ 

皮肉な運命に翻弄される愛の模様

オムニバス形式で描かれているストーリーなのですが
作品に登場する全ての主人公たちは複雑に運命が絡み合って
いるんです、そしてキーマンが天才科学者のブロイルスで
そのブロイルスが作った薬によって運命が大きく動き出す。

近未来を舞台にした人間の傲慢さがにじみ出ていたり切なくて
涙が溢れてくるような話だったり人間の愚かさをこれでもかって
思い知らされるストーリーもあり、あっさり読めるよう…

5

男の花道 Don't Worry mamaシリーズ 小説

木原音瀬  志水ゆき 

オネエでバリタチな攻めさまに萌えるんです

もう、最高の作品ですよ!!
Don't Worry mamaシリーズ のスピンオフ的な感じですが
脇役だったオネエのマスターの攻め様がバァーンと主役の今作
さてさて相手はどんなお人かと思えば・・・オタク!です。
それも2次元の世界にどっぷりハマってる巨乳フィギュアも
アニメも大好きでまさに秋葉系でもダサダサ感ぴか一のモノホン
黒髪黒メガネのおどおどして根暗な受け様がお相手なん…

13

男の花道 Don't Worry mamaシリーズ 小説

木原音瀬  志水ゆき 

だからオネェのおかまが好きなんだ!!という作品

この本は電車や公共の場所で読んではなりませぬw
百面相をさらすことになりますww
正直、自分恥ずかしい目にあいましたwww

さておき、自分はおネェが好きなのだが、この本の主人公・友晴は細マッチョで、おネェ言葉でなければタッパもあり女子が注目するいい男・・しかし、ゲイバーのマスター(ママ?)で当人は囲みヒゲのマッチョが好みと言い切る生粋のバリタチゲイ。
まさに好みのおネェだ(いっそ女装も…

16

深呼吸 小説

木原音瀬  あじみね朔生 

期待を裏切らない完成度

 木原らしい。この一言に尽きる。作家は得てして手癖というものを持っており、どうしたってそれは現れる。傾向と言っても良いかもしれない。

 今作は精力を費やしたと云うよりリラックスして書いたのでは?と思わせる。
 そしてそういった作品にこそ著者の手癖が強く反映され結果、作風がより強調されている。
 手癖だけでアウト・プットに達するには相当な実力が必要だ。もちろん木原はその実力を持っている。

4

Don't Worry Mama(新装版) 小説

木原音瀬  志水ゆき 

いやー素敵だ!

木原さんの作品の中ではコメディー色満載なお話かと。
私は凄いツボに入ったお話で、凄い面白かったです。 
いままで見たことないような受け・・・で読み始めは裕一と一緒にイライラ
上でかにゃこさんがおっしゃってる通りにみにくい白ブタの子がぴったりだよな今蔵さんwww
ホントどうなるかと思いましたよ。 
だけど今蔵さんが段々可愛く見えてくるから本当に不思議です(最後はホントに可愛くなるけどw) …

3

檻の外 小説

木原音瀬  草間さかえ 

悲しいというよりも

喜多川の気持ちが報われた時は
嬉しくて、ホットしたけど同時にモヤモヤした。

人生の終わりまで書かれているので、結ばれた後の
二人を好きに想像できない、なので重みのある作品として
ラストのかたちは個人的に、あまり好きな方ではない。
穂花のことや、事件の後に尚を産み、育てていた元妻の
たくましさを感じたからか、本人達は感じていなくても、
幸せそうに見える半面、孤立感を感じ「男同士」と…

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