木原音瀬さんのレビュー一覧

吸血鬼と愉快な仲間たち 小説

木原音瀬  下村富美 

面白くて一気読み!!

改めて作品データベースを読み返せば、何故始めに手に取って読み始めたかわからないくらいいつもの自分の好みとは合わない作品でした。ファンタジー系、擬人化とか興味なかったし、エロなしだし、絵もそこまで好みじゃないし、、、でもその全てを吹き飛ばして夢中になれる作品でした。ほんとに面白い!!何度も読み返してしまいます!

1巻では、木原先生特有の元気な時にしか読めない「痛さ」というのはありません。なので…

3

月に笑う 下 小説

木原音瀬  梨とりこ 

表紙、挿絵、話し 全て良い。

上巻とおなじく読み始めたら、とまらなくて
なんだかあっという間に読み終えてしまった。それにしても木原さんは凄い。
路彦の成長も、成長と同時に感じる山田の弱さ、家族に対する憧れと恐怖の出しかた、
それらを痛感させられる瞬間の山田、挙げればキリがないけど
一つ一つが秀逸で素晴らしかったです。+。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚
惣一さんのおかげでペニバンという物の存在を知りました(笑)

4

月に笑う 上 小説

木原音瀬  梨とりこ 

良い。

(ヤクザ)や(事件)などの系統が、あまり好きではないので
読み始めるまで時間が掛かりましたが、めちゃくちゃ良かった。
中学生~大学生までの、路彦の視点は、成長と見事に横並びしていて
切り替わっても違和感を全く感じない。自然に変っていくのですごく読みやすかった。
背伸びをしながら、大好きな信二を、追いかけてる路彦はすごく可愛い。
信二の視点でガラッと雰囲気が変り驚いたけど、
言い回し、表…

5

秘密 小説

木原音瀬  茶屋町勝呂 

終盤が好き

とくべつ好きになれそうなキャラもいなかったのですが、
読んでいると先が気になるので、さらっと読み終えた。
啓太が妄想野朗だったと確定した時は、ショックを受けましたが、
榎本さんが嫌味や文句を炸裂していたので、徐々にすっきり。
充の弟目線には感動しました。「おかあさん あか おとうさん・・」て
文章が、ちらっと視界に入ってきた瞬間、涙してしまいますね。
母親と、姉達が来た時は嬉しくてホッ…

3

Don't Worry Mama(新装版) 小説

木原音瀬  志水ゆき 

受がまさかの…!

百貫デブ・マザコン・性格最悪・おまけに短小ほーけーという四重苦状態の受・・・!
序盤は、いやー・・・。これラブとか成立するの??と恐る恐るでした。
結果・・・なんだろう。この萌えはいったいどこから来るのか・・・!!
ラブ思いっきり成立しています!w

根っからのショタ好きゲイ裕一が、ちょっとした手違いから、かなりいけすかないデブでマザコンで嫌われ者の上司・今蔵と無人島で生活することに!

4

キャッスルマンゴー 1 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

展開予想(笑)

木原音瀬×小椋ムクの超絶タッグです。
なんだか木原先生、原点回帰しながら、新しい方向性に行ってるのだろうか。
遅々として進まない関係や歳の差は木原作品によくありがちなパターンですが、これまでは年下攻めが多かった…と思うんだが。
コレはめずらしく、父性みたいなものを備えた大人の男がどうやら攻め。
いや、でもわからん。

木原先生のことだから、ここから怒涛の逆転がありそうな予感。
これか…

4

眠る兎 小説

木原音瀬  西崎祥 

これは木原先生自身の成長記なのかも

BL界の重鎮、木原音瀬先生の実質デビュー作とあって、どんだけ初々しいんだろう、と読んでみたら…たしかに初々しい。しかし心の機微を丁寧に追っていて、たいへん好感が持てます。
まあ、木原先生ですから、なんだこりゃ雑だな、というのはあまりないでしょうが、展開だけで強引にガンガンすすめていく作品もある。
例えばね、同じ高校生と冴えない高校教師を主軸にした『情熱の温度』なんて、ワタクシ的には正直、頭を抱…

2

男の花道 Don't Worry mamaシリーズ 小説

木原音瀬  志水ゆき 

い、いい!

おもしろかったー
文句なく神です! 
木原先生の作品は重いと思って
読みたいけどなんとなく避けていました…
なんてバカだったんだ自分!!
Don't Worry mamaシリーズの最新刊ですね☆
前作を読んだのは結構前でしたが…
おもしろい!
前作のキャラが登場してくる作品は
ハズレがない気がしてきた…
たんに自分の好みですが☆

友晴がやらかしたっ!て顔が…

6

深呼吸 小説

木原音瀬  あじみね朔生 

大人の初恋に胸がきゅっとなる

自分をリストラしたいけすかない年下の上司が、アルバイト先を何度も何度も訪れるなんて、フツーならいやがらせか!みたいな状況ですよね。
榛野は仕事はできてエリートだけど、感じが悪いというか、人としてどこか欠けている人物。
木原作品にはこういうタイプのイヤな奴がよくでてくるのですが、こういう不完全な人間が恋に溺れていくとき、妙に人間らしいというか、かわいげのようなものを感じます。それが、読んでいて心…

2

眠る兎 小説

木原音瀬  車折まゆ 

未熟な2人故の、ストーリー

木原さんの本を偶然発見し、読まなきゃと購入した本ですが、
携帯電話も無い時代でのストーリーであることから、結構前の
お話と知ったのですが、全く気になりませんでした。

高校生の里見は、同級生の冗談で、ゲイ雑誌の文通コーナーで相手を
募集している「伊藤」に手紙を出すことに。
同級生との冗談に過ぎず、自分自身ゲイでもないのに、
伊藤からは、是非会いたいと返信をもらい、ついに会うことになり…

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