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木原音瀬 小椋ムク
chellydish
今作品は、作者にとって、初めてしっかりとした"男の子らしい男"同士の恋愛を描いており、また長編でした。読者の私達も、前作から二人がどうなるのか、気になって気になって、完結/今巻を待ちわびていていたこともあり、「やっと発売」と思われた方も少なくないでしょう。当初の発売日が延び、今月末という予定も、昨日TSUTAYAに行ったら並べてあったことも(嬉しい)驚きです。 さて、内容…
木原音瀬 深井結己
夛椛
久々に木原先生の作品1冊丸ごと読みました。というより、BL小説を読み終えること自体久々です。 木原作品を好きになり始めた当初はまだまだ私自身の中にいろんな地雷があって、読みたくても避けていた作品がありました。「さようなら、と君は手を振った」もその中の1つ。ちるちるさんで木原さんの特集ページでこの作品の文章の1部を読んで「無理っ」って思ってからずっと避けてきました。でも、多くの作品に触れていく…
木原音瀬 草間さかえ
イチ。
ネタバレ
ノベルス版『箱の中』の続編。一般書としての文庫版には収録されていない【雨の日】【なつやすみ】を含む完結編ともいえる1冊です。 もし文庫版しか読んでいない方は、ぜひこちらにも目を通されることをオススメします。 ■檻の外 長い空白の期間を経て、ようやく堂野を見つけ出した喜多川が再会を果たす所から夢を形にするまでを描いた話。 「家があって、堂野がいて、犬が飼える」 喜多川が抱き続けたささや…
先日、この『箱の中』と続編『檻の外』が収録された決定版が一般書として文庫化されました。そちらの方で、一般書としての『箱の中』について書かせてもらったので、ここでは収録されなかった短編・番外編を含め、作品自体について書きます。 BL好きで、この作品をまったく読んだことがないという方は、ノベルス版で読むことをオススメします。2冊買うことになりますが、文庫版に収録されていない短編がとても重要になる…
『箱の中』の文庫化にあたり、一番気になったのはこの番外編が入るかどうかでした。 望み薄でも、もしかしたら…と期待していたのですが、やはり願い叶わずでしたね…。 まあ、雨の日はおろか、なつやすみが入っていない文庫版にこれが収録される余地はないと納得はできますが…。 応募者特典という性質上、限られた方にしか読んでもらえないというのが残念でなりません。少しでも内容が伝わるよう、掻い摘んでお話し…
徹michi
文庫版「箱の中」より、本作を読まずして完結しない、とのことで読みました。 再開の喜び、失望。 愛しい人の近くにいられる幸せともどかしさ。 家族の温かさ、夫婦の幸せ、それらの断絶。 愛しい人に触れられる幸せ、共に歩む幸せ。 無垢な繋がりと、拒絶、再開。 そして、幸せの色褪せ。 そういった移ろいを感じる1冊です。 なんといっても、各ストーリーの喜多川の変貌に心打たれました。 …
木原音瀬
はじめに↓ ①すでに旧作を所持し、購入を迷われている方。 同じ作品だけど、まったくの別物です。と言いたくなるほど印象がかわります。読んでみなければ味わえないので、少しでも関心があるならば読んでみることをオススメします。 ②未読のため、旧作か文庫版か迷われている方。 BLの心得があるなら旧作。ない方は文庫版。が無難かと。 それでは本題。 もし「この先一生1つしかBL作品を読めなくなっ…
初めて読む先生。 小説に恋をした気分だ。 帯にも説明文にもBLと記載があるが、そんなことは関係なく色んな人に読んで欲しい。 自身は、予備知識ゼロで本作を読んだ。 小説は、ほとんど読まないが、今回ばかりは一気読みした。 これだけ集中したのも、漫画を読む以外では稀だ。 情景が浮かんで来る文章たちのおかげで、ずいぶんとお話に引き込まれた。 未だ苦しい気分だ。 かなりストレスが…
marun
これは反則でしょうって言いたくなるような作品なんですよね。 『箱の中』と『檻の外』、過去に各ノベルズで発売された作品を1冊の文庫にして 再販されたものですが、1度も読んだ事が無い人はもちろん、過去に読んだ人も 同時に1冊で読むとまた、過去に感じた思いと違う見方も出来るのではないかと思います。 内容は、痴漢冤罪を題材にしたもので、シリアスで重い題材なのですが 単に暗い作品だと言うもので…
mihi
旧本も 神。 文庫も 神。 完璧です。 泣きました。 号泣です。 大好きな木原作品が 全国民に読んでもらえる。 感無量です。 今日 本屋に行って買ってきました。 平積みしてある中 おじさんと若いお兄さんが手に取って 買っていかれました。 それを見て 本屋で実は泣きました。 素晴らしい作品は 誰が読んでもきっと心に 残ることでしょう。 一般書としても私は有りだと確信…