木原音瀬さんのレビュー一覧

キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

先入観なしで読みたかった1冊

情報を一切皆無で挑みたかった作品なのでやっと念願かなったりです。
ノベルの『リパーズエンド』を読んでからレビューしようか迷いましたが
とりあえずこの1冊を読んだ感覚で書かさせていただきます。
『キャッスルマンゴー』自体が感性と感覚で捉えるお話という意識があったので
読む時もなんか神聖な気持ちで読んだ感じがします。
まず、凄く厚い1冊にまとめて下さった出版社様に感謝です。
1巻では十亀が…

5

LOVE HOTEL キャッスルマンゴー 2 特典ペーパー グッズ

あま~い。

キャッスルマンゴー2巻に付いてた初回限定の特典ペーパーです。
木原さんのSS「LOVE HOTEL」が掲載されています。

本編後、2人が付き合って1年ほど経った頃の本編より糖度の高いお話です。
もう、なんていうか万がかわいいですv
非常にかわいい。
ちゃんと甘えられるようになってるんだなっていうか、十亀には委ねられる部分があるんだなっていうか。
そして、ネタになってるプレイ自体も結…

0

キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

木原さん原作のわりにはやさしい印象でした。

前作では芽生え始めた万と、何かを感じた十亀で終わっていたのですが。
十亀……そう、なっちゃいますか。
万が歩み寄りというか好意を寄せていくのに比例するように十亀の方は引いていって。
それは、もちろん十亀なりに万のことを思って、「真っ当な人生」を送らせてあげたいと思うからでもあるんだけども。
何がその人にとって幸せかなんて、その人にしかわからなくて。
端から見れば、真っ当ではなくても幸せな…

5

檻の外 小説

木原音瀬  草間さかえ 

複雑・・・

今さらながら・・・完結版として読みました。

泣けました。
「箱の中」を読んでも泣けましたが、
崇文の、たった一言に・・・比じゃないほど泣けてきました。

普通であれば変人を通り越して犯罪に近い執着から始まり、
人として変化していく喜多川。
その喜多川を許容し、自然と変えさせたのは堂野。
この1冊にはその『人』としての変化が書かれていて、
読んでいてとても面白かったです。

8

箱の中(文庫版) 小説

木原音瀬 

一般文芸作としては微妙、木原音瀬エントリーモデル。

木原音瀬というと、むちゃむちゃ木原好きか、めっさ嫌いか、どっちかだったりするんですが、ワタクシは完璧ニュートラル、ウルトラ好きでも嫌いでもない。

一般的な文芸作品で、ある種の欠陥人間が純粋さのみを動力にして
誰かを動かすアガペー全開の愛、ってタイプの文芸作品は
決して新しいものではありません。
例えば、遠藤周作の「おバカさん」などがこの類だし、
カンヌ映画祭でパルム・ドールをとった映…

18

WELL 小説

木原音瀬  藤田貴美 

ある意味「神」で、ある意味「趣味じゃない」

「神」評価の人の気持ちも判るし「趣味じゃない」評価の人の気持ちも判る、そんな話です。
自分の評価は中間を取って「萌評価」という面白みの無い評価ですが…
間違いなく好き嫌いが分かれる、というか拒否反応が出る人の方が多いと思います(特に後半の「HOPE」)
グロ耐性の無い人は間違いなく避けた方が良いと思います。
自分も耐性は無いですが、それ以上に心惹かれる物があったので読みました。
現実離れ…

4

リバーズエンド 小説

木原音瀬  小椋ムク 

仕事の出来る男はカッコ良いですね!

リバーズエンド
手に入らなかった小冊子の再録と言うことで嬉々としながら読みました。色々なところでネタバレ感想を読んで覚悟していましたが、それでも壮絶。
私が3兄弟の長子なので、十亀より寧ろ小春に感情移入してました。頑張っちゃうんですよね。私も昔母が入院した時、食事も洗濯も後片付けも全部一人でやりました。誰に言われた訳でもないのに、何故か自分がやっちゃうんですよね。程度の差はあれ、長子の特性…

7

キャッスルマンゴー 2 コミック

木原音瀬  小椋ムク 

焦らしプレイに身悶えました

1作目でこの二人はいったいどうなるんだろうとドキドキの新刊待ち。
発売日が何度も変更になり、焦らされまくる、更に作品を読み始めてまた焦らされる。
AV監督と高校生の恋だもの、焦らされるのは当然と言えば当然だし、
嘘から始まった大人でも子供でも無い高校生が、必死で生きてる姿も、
必死で恋に揺れ動く心も、大人だから相手の為にはいない方がいいのでは?
なんて、自分に言い聞かせるみたいな思いで離…

5

甘い生活 小説

木原音瀬  石原理 

鬼畜リバップル

衝撃度MAX!!
コノハラ先生 大好きです!
この話を最後まで読むことが勝負の分かれ道です。
ぜひ!読んでください!
心臓がバクバク爆発しますから。
最初から鬼畜。
最後まで鬼畜。
小学4年生がレイプされています!!
うわあ~。犯罪ですよ。
でも 甘いのです。
ものすごくイタイ話だけど。 
人間の根底にある欲深さがこの本を飽きさせません。
男のずるさを最後まで堪能したいとい…

6

パラスティック・ソウル -はじまりの章- 小説

木原音瀬  カズアキ 

モフモフ

この本は何度も読んでいるのですが 何度読んでも
人間の幸せとはなんだろうと考えさせられます。
コノハラ先生のとんでもない発想が 毎回度肝を抜かされます。
モフモフですよ~。しっぽがたまらなくエロチック。
人間の世界と 
人間とイヌを掛けあわせたワクチンによってできたビルア種の世界があります。
もしかしたら未来はこんな事が起こる可能性だってありえますから。
読み始めたら止まりません。

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