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木原音瀬 小椋ムク
絵夢
ネタバレ
キャッスルマンゴーが万の視点で描かれていたのと対称的にこちらは過去も未来も十亀の視点で書かれていました。 リバーズエンドは小冊子で既読でした。 また、予告編のショートコミックが収録されていて嬉しかったです♪ 書き下ろしの「god bless you」コミックのラストシーンから始まっています。 結ばれてからも相変わらずのすれ違いぶりです。 十亀の仕事は不定期で万との約束を反故にすることも度…
原作・木原さんと作画・小椋さんのコラボです。 どちらも好きな作家さんなので1巻を読んだ後は雑誌でも追っていました。 所々、未読部分はありましたがまとまると2巻は分厚いです♪ 1巻では、子どもの残酷さで十亀に嘘をついた万。 彼は不器用で寂しがりやの子どもでした。 十亀は、大人で年も離れています。 そして、複雑な過去があり少し臆病になっている部分もあります。 キャッスルマンゴーは、終始、…
木原音瀬さん(原作)と小椋ムクさん(コミック)のコラボです いつもふわふわ柔らかくて可愛いお話が多い小椋さんですが、木原さんとのコラボということでシリアスで精神的にハードな部分も出てくるかな~と期待大です。 十亀俊司、30歳。 AVの監督をやってます。 30年生きてきたら色々色々あるよね。と言う以上に壮絶な過去が彼にはあります。 城崎万。彼は高校生です。いきなり進路の話だから…
木原音瀬 日高ショーコ
青海
上巻で、江藤葉子は自分であることを寛末に告白し、松岡は冷たく拒絶されます。 二人とも深く傷つき別れますが、葉山を介して偶然再会してしまいます。 寛末を忘れられない松岡は、二度と寛末の顔を見たくないと思いますが、 何故か寛末は、駅で毎日待ち伏せをしたりして、松岡に近づこうとします。 期待してまた傷つく事が恐くて、松岡は寛末を拒絶しますが・・・ 『美しいことでは』、松岡がぐるぐる悩んでい…
木原音瀬 あじみね朔生
43歳にしてリストラされお弁当屋さんのアルバイトをしている谷地健司。 父も母も亡くし、ゲイではありませんが未婚。 読書が趣味で猫(この猫は、たぶん野良猫)と暮らす地味な人です。 30そこそこ(いくつでしたか?)の榛野佳久。 アメリカの大学院を卒業したエリートで・・・かつては、谷地の上司で、事情があったとしても谷地をリストラした人。 榛野はゲイです。わかりづらいのですが谷地に恋愛感情を持っ…
木原音瀬 天野瑰
こちらは、小説のリベットの続き、その後のお話です。 コミックは、BLだと思います(笑) 小説の最後で「俺のことを恋人にしてください」と乾武則に泣きつかれた?初芝公平。 でも、初芝はゲイではない。 なのに辛いから寂しいから乾に頼る自分を相変わらず初芝は許すことができません。 でも、もう、心配で心配で心配で好きで好きで好きで初芝を放っておけない乾。 ぐるぐる回りっぱなしです。 そんな…
木原音瀬 藤田貴美
この作品、BLとは、少し違う感じかな?と思います。 木原さんがあとがきで書かれていますが、一度、没になったプロットだそうです。 たしかに社会的に問題になりましたし、避けては通れないことなのかも知れませんがBLというジャンルではタブーなのかな?とも思います。 主人公の初芝公平は、高校で社会科の教師をしていて新任の乾武則の指導教員です。 望んだ仕事に就き、年下の恋人もいます。 けれど、初…
木原音瀬
箱の中・脆弱な詐欺師・檻の外の3編が収録されています。 BLレーベルからノベルズが2巻出ています。 講談社文庫から出版されたことを評価したいと思います。 ノベルズを読んだので再読の感が強いです。 ノベルズのレビューと重なる部分もあると思いますがご了承ください。 痴漢と間違われ逮捕されてしまった堂野崇文は、無罪を訴え続けて最高裁まで争い、そのことが仇となり、実刑判決を受け刑務所に入…
木原音瀬 草間さかえ
「箱の中」の続きです。 冤罪で服役した堂野崇文は、出所したあと結婚して家庭を持ちました。 妻の麻理子、4歳になる娘・穂花とささやかながら幸せな日々を過ごしています。 一方、時を別にして出所した喜多川圭は、会いたい・・・その一心で堂野を探していました。 手がかりは、大江(探偵)が喜多川に渡した公園の地図だけ。 堂野が、家族と買い物に出てその帰り道、娘と遊んでいた公園でふたりは6年振りに再会…
痴漢と間違われ逮捕されてしまった堂野崇文は、無罪を訴え続けて最高裁まで争い、そのことが仇となり、実刑判決を受け刑務所に入れられてしまいます。 被害に遭った女性が間違えて堂野を訴えるのはなんとなくわかる。でも、それを見ていた証人がいたりして・・・。 その証人は、ただの通りすがりなのに、そして、冤罪ということは、そんなことをしていないのに「私も見ました」的な証言。 その後の取り調べや「罪を認めて…