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木原音瀬 小椋ムク
cryst
十亀の過去が痛く重いらしかったので、読むのを敬遠していましたが思い切って読んでみました。 思いのほか淡々と描かれていたのでさほど苦も無く読めたのでほっとしました。 2回の骨を撒くシーンが効果的に使われていて、金がないからという理由を映画に関連付けた気持ちを十亀は身をもって知ることで、彼の少年時代は終わりを告げたんだなと思いました。そういう描かない部分が深く、大人の作品という印象を受けました…
木原音瀬 祭河ななを
シリーズ中一番読みごたえがあり、好きです。 突然記憶が元に戻り、6年間の記憶を失った透の苦悩が真に迫っていて、混乱と孤独と言葉にできないアンビバレンツに慟哭する姿には胸を打たれました。 これまでのお話にどこか虫のいいありがちな印象をぬぐえませんでしたが、このお話のおかげでこのシリーズは価値あるものだと思えました。 痛さは私はあまり気になりませんでした。描写がどこか淡々としていて、すべ…
木原音瀬 麻生ミツ晃
茶鬼
『COLD』シリーズのスピンではあるけれど、単発でも問題ない。 あちらの主人公であった透の友人、兄が立ちあげたアクセブランドを一緒にやることになった楠田が主人公。 そしてもう一人は、子役で注目され高校生で映画賞を取るほどの才能を持ちながらトラブルがきっかけで干されてうだつの上がらない(周囲から見て)役者となっている24歳の秋沢。 楠田兄のブランドの新シーズンの販売戦略でモデルとして採用す…
ニノミィ617
ネタバレ
熱海に行ったときのお話です! 万くん、良い子ですね~。 家のためにSMを試みるなんて(๑´∀`๑) (ちょっと、違うけども) 万くんのいやらしい乳首とか読み応えがあります! 乳首攻(๑´`๑)♡ 万くんの為にSMを実践! 十亀さんもいつもよりエロオヤジですw 「うん」て言ってキスする万くん。 自分が可愛いと思っていなくても、 万くんは可愛いですよ~(*´˘`*) …
木原音瀬 北畠あけ乃
JGbee
キャラクターの言動が可愛くてキュンキュンしました。本気になった途端、好きだと言えなくなる青年達がかわゆい。 明智×砂原 自意識過剰な優等生が気さくな先生に惹かれていく話。 惨めな傲慢攻に萌え禿げました!年上教師受はやっぱり苦手です。普通にイイ人でつまらん〜私が年上教師受に萌える日は来るんだろうか・・・ 掛川×橋本 美しい恋に破れてやさぐれた大学生が幼稚な大人とセックスしている…
とも蔵
初めてここまで惚れた相手に受け入れてもらえて、不器用ながら精一杯になる秦野が可愛すぎる! 精一杯すぎて天然が垣間見えるのがまた萌え! 元々愛情深かった谷地が、自然に秦野を可愛がるのがいいです。 こういう包容力のある攻めは大好物! お互い大好きだからエロくもなるわけですよ! コレがまた可愛い! ツボにはまる要素が多すぎて冷静になれません。
木原音瀬
嘉藤が好きで好きで、好かれる為にならなんでもする。 自分の体を変えることも、今の立場を失うことも、戸惑い無くやってしまう。 でも今の立場があるから嘉籐が自分の傍にいることも分かっているから、男として極道としての自分も保たなければならない。女として傍にいられるならそれでも構わないのに、嘉籐がそれを求めていないから頑張る。 部下として惣一の感情に困ってしまう嘉籐がまっとうすぎてもどかしいです…
麻生ミツ晃 木原音瀬
前巻「SLEEP」に続き麻生ミツ晃さんの絵で展開されるストーリーは 多分、きっと、小説未読の人にも充分にこの小説が伝わるものとして描かれていると思います。 既読の身で読んでも、充分に小説の世界がギュっと濃縮、必要な分だけ必要最低限を”絵”という手法を使って十二分に伝わってくるのです。 退院した藤島。 「愛してる」の言葉に2人は結びつくはずであったのに、ためいらい拒否する藤島。 こ…
木原音瀬 志水ゆき
ココナッツ
とにかくスイスイ読めてしまって、こりゃノベルズのもとがとれないか?と危惧した作品です。 こちらより先にスピンオフ先の『男の花道』を読んでしまっていたのですが、特に問題なしでした。 ただ、『男の花道』の方にはかなりこちらの攻めが登場しますが。 ********************** 攻めの裕一は学生時代から自覚のあるゲイ、25歳。 製薬会社に勤めており、面倒見が良く長男気質。(弟…
麗音
COLD LIGHTのコミック版が出るということで購入前に木原さんのCOLD三部作を再読しました。 読み始めて大分忘れていると思ったら、新装版が出てすぐに読んだのでもう5年もたっていたのですね。旧版からは10年以上なのに、あらためて時間の経過を感じさせない作品だと思いました。 精神的にも肉体的にも痛い話が苦手で、特に精神的に追い詰められたり苦しい痛いの連続のお話は気軽に読める方ではなく、結…