木下けい子さんのレビュー一覧

「ボナペティ!」番外編 月村奎先生書き下ろし小冊子 グッズ

ガトーショコラのように甘い夜

小説Dear+2017フユに掲載されている「ボナペティ」の番外編小冊子になります。
2人が恋人同士になった後のお話になっています。


以下、内容になります。

2人の思いが通じ合った夜(仕事納めの日だった)から、数日後。新年2日目のこと。

葉は1人でガトーショコラキット(本編で登場)に挑戦中。
瑠可は、料理の師匠の所へ新年のあいさつに行っている。葉も勿論誘われたけれども、気後…

4

眠り王子にキスを 小説

月村奎  木下けい子 

癒されました…!

月村奎先生 「眠り王子にキスを」読了

あまりにも読みやすくて2時間くらいで読み終えて、すごくほのぼので癒された。
普通のゲイとノンケの両片思いだけど、キャラの設定がとても好き。元カノに「家事を手伝う」と言って振られたちょっと亭主関白な宮村さんも、繊細な体格して中身も臆病な篤史も、昔親に結婚を反対されたから自分の子供は好きな相手と一緒に幸せな人生を送ってほしいという宮村さんのお母さんも…キャ…

1

君しか見えない 小説

栗城偲  木下けい子 

1番怖かったのは

中編2話+手紙

「君しか見えない」哉視点

整備士の哉(受け)は2丁目のスポーツバーで中学の時の初恋の人蓮司(攻め)と再会します。蓮司は昔から怖がりでそれをネタに同級生によくからかわれていました。大人になってもそれは変わっていないようで、今も霊が怖いので家に泊めてほしいと言いだします。結局しばらく居候することになります。

哉はオカルトの類を全く信じておらず、またその被害にもあったこ…

3

君しか見えない 小説

栗城偲  木下けい子 

最強なのは

中学時代の同級生との再会ラブ。
木下けい子先生の、かわいらしい中学生のカバーイラストとあらすじからは、ちょっと予想外の「どきどきホーンテッド・ラブ」でした。
後書きでは作者様曰く「うっすらホラー」。
でも、ちゃんとハッピーエンドなので、その点はご心配なく(そして、多分誰も死んだりしていない、はず)
べったりと一緒に過ごした中学生の頃、それぞれ、相手に対する感情が恋愛感情だと気付いていながら…

2

君しか見えない 小説

栗城偲  木下けい子 

視える人×視えない人

中学の時に片想いしていた親友と再会した受け。その相手・攻めは、幽霊に取り憑かれていると動揺していて、受けの部屋に泊まらせてくれと頼み込んできます。
実は受けにはまるっきり霊を寄せ付けない体質で、攻めは逆に霊を引き寄せる体質。受けのそばにいると霊が寄ってこないので、攻めが居着いてしまい…という展開。

ホラーテイストのお話でした。個人的に実際にありそうな系統の怖い話が苦手なので、夜中に読んでい…

3

月光坂の花屋敷 秋 コミック

木下けい子 

春と秋で完結

「春」に続く完結編。



冒頭、小鳥遊の片想いの相手が自分の父親と確信したらしい結人が、思い余って?小鳥遊に告白。小鳥遊はきちんと受け止めますが勿論拒絶です。そりゃあもうスッパリと。ここで親子絡みの三角関係のセンはなくなって、少しホッとする。
続いて幸哉の囚われている過去のいきさつが明かされます。確かに重い。
でもここでも手を差し伸べてくる小鳥遊に対して、心は閉じたままでまた躰だけ投…

6

月光坂の花屋敷 春 コミック

木下けい子 

セレブのヘルハウス

雰囲気あるタイトルに、美しい花に彩られた素敵な表紙。
しかし、読んでみると……
どこかゆがんで、気持ち悪い空気が漂ってくる。
ぼんやりした主夫なのか?の幸哉さん、可愛らしい中学生の息子結人君、辛辣な皮肉屋でエリート官僚の小鳥遊の3人が登場し、3人の日常生活の描写から次第に彼らの関係性が判明してくるのですが、特に幸哉と小鳥遊の間の緊張感、というより小鳥遊の方の一方的な愛憎のようなものと幸哉の捉…

5

眠り王子にキスを 小説

月村奎  木下けい子 

ちょっと悲しかったけど、幸せになったんならよし!

いつも王子様が を読んで、すんごく気になっていて、ようやくget。
いつも王子様が は、げらげら笑えましたが、
こっちは一転 せつなーい。&私は受けさんの親兄弟に激怒。
不愉快なあまり、思わず萌にしようかと思いましたが、ぐっとこらえて
萌2.

この親兄弟の反応があってもおかしくない とわかっていても
でもやっぱり悲しい。
親である以上、最後は子供を受け止めてあげてほしかった。

4

意味がわかると怖い話「君しか見えない」番外編 グッズ

格安のおススメ物件ですが

本品は『君しか見えない』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

本編後、
2人が同居する為の部屋を探すお話です。

再会した蓮司と恋人になった哉。

一緒に住もうと言われた時には
少し気が早いのではと思いますが
現状も半同棲状態であり
広めの場所に引っ越す事になりました。

この数週間、
休みを合わせたり待ち合わせて
不動産会社に足を運び
物件を見に行っています…

5

君しか見えない 小説

栗城偲  木下けい子 

再会恋+うっすらホラー風味

中学時代にお互い恋心を抱いたものの、友達のまま離れてしまった二人の再会ラブです。プラスホラー風味。栗城偲先生の大ファンで、新刊が出ればあらすじも読まずに購入しますが、表紙からはホラーは想像も出来ませんでした。一応、作者さんは「うっすらホラー風味」と書かれていますが、チキンの私にとっては全然うっすらじゃない!! 幽霊や、それに付随する描写が非常に恐ろしくてゾッとしました。ホラー系が苦手な方は夜には読…

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